基礎データ
全国図鑑 | No.0119 |
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カントー図鑑 | No.119 |
ジョウト図鑑 | No.079 |
ホウエン図鑑 | No.051 |
シンオウ図鑑 | No.079 |
セントラルカロス図鑑 | No.051 |
アローラ図鑑 | No.187 |
ガラル図鑑 | No.147 |
ローマ字表記 | Azumao |
ぶんるい | きんぎょポケモン |
タイプ | みず |
たかさ | 1.3m |
おもさ | 39.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | すいすい/みずのベール/ひらいしん(隠れ特性) |
タマゴグループ | すいちゅう2 |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | アズマオウ | アズマニシキ(金魚の品種)+王 |
英語・スペイン語・イタリア語 | Seaking | sea(海)+king(王) |
ドイツ語 | Golking | Goldfisch(金魚)+king(王) |
フランス語 | Poissoroy | poisson(魚)+roy(フランス語の古い綴り、王) |
韓国語 | 왕콘치 | 왕(王)+콘치(トサキント) |
中国語(簡体字) | 金鱼王 | 金鱼(金魚)+王 |
中国語(繁体字) | 金魚王 | 金魚+王 |
進化
トサキント → アズマオウ(レベル33)
概要
初代から存在する魚ポケモンの一種で、トサキントがLv.33になると進化する。
トサキント共々金魚がモチーフで、こちらは東錦。オスとメスの違いはツノの大きさ。オランダ獅子頭×三色出目金(キャリコ出目金)から作出された品種である。
しかし金魚モチーフでありながら英語名は「Seaking(海の王)」である。金魚は海水になんて浸ったら浸透圧の違いのせいで死んでしまうのだが…(というかコイツも説明文を見る限りは淡水魚っぽい)。
ちなみに図鑑では大抵巣の事について書かれており、タマゴが流されないように川底の岩にツノで穴を開けて巣を作り、巣の周りをオスとメスが交代してパトロールするらしい。
また何回かオスのプロポーズについても書かれ、産卵期(秋)が近付くと川がアズマオウの色で染まり、一番美しく舞ったオスがメスにモテるとされている。そしてオスの方がキレイな色をしている(でもグラフィックは同じ色)が、その仕組みは脂が乗ってくるからだとか。シャケかキミは……
- ※ちなみにトサキントの産卵期は春だが、リアル金魚の場合は春と秋の2シーズン。そして第8世代でサケ科モチーフのヤツが出てきた。
なお作中においてはその見た目から非常に人気のあるポケモンで、ツノが好きか、ヒレが好きかで派閥が分かれるそうな。
ゲームでの性能
- 元々たきのぼりはアズマオウ系統専用の技だった。そのせいで、第2世代以降から第6世代まで(第7世代でひでんマシンが廃止)一度覚えさせると簡単に消せないレベル技だった。後に後輩も出来ました(→そらをとぶ)。
- ピカチュウ版ではハナダの洞窟B1Fですごいつりざおを使って釣りを行うとLv.60の個体が登場する。第1世代の仕様上強力な「こうそくいどう」+「つのドリル」のコンボでミュウツーすらも串刺しにしてくるのでエンカウントしたら注意が必要である。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
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第1世代 | 80 | 92 | 65 | ※ | 80 | 68 | 385 |
第2世代から | 80 | 95 | 65 | 65 | 80 | 68 | 450 |
※第2世代以前の「とくこう」・「とくぼう」は「とくしゅ」に纏められていた。
- 能力は攻撃がそれなりにある以外は全体的に不安な数値。みずタイプはとにかく数が多く、能力不足では埋もれがちになってしまう。みずタイプの中では珍しくメガホーンやつのドリルを習得できるので、上手く差別化したい。メガホーンはダイケンキ、つのドリルはラプラスも覚えるけど気にしてはいけない。
- そんなアズマオウの隠れ特性はひらいしん。でんき技を無効+特攻1段階上昇という、みずタイプとはかなり相性の良い特性。これによって弱点が事実上くさタイプのみになり、他のみずタイプとの大きな差別要素となった。
- 環境に多いウォッシュロトムと相性が良いのが強みであり、対面時はつのドリルを打つチャンスとなる。メガデンリュウは…勘弁してくださいオナシャス。しかしひらいしん込みでもアズマオウの特攻は並なのでしっかりフォローしてやろう。
使用トレーナー
ゲーム版
- カスミ:ジムリーダー(カントー)
- ミクリ:ジムリーダー(ホウエン)
- アラス:アズマオウマスター
- ルリナ:ジムリーダー(ガラル)
アニメ版
- アダン
- マリン(新無印31話)
漫画版
- ミクリ(ポケスペ)
番外作品
ポケモン不思議のダンジョン
時・闇の探検隊・空の探検隊
一見地味に見える通常特性の「みずのベール」で面白い個性が光る。その要素は、ポケダンシリーズの「かしこさ」を用いたもの。ダンジョン内を有利に進めていくかしこさのシステムには複数の習得パターンがあり、アズマオウはというと、「コレクター(宝箱が出やすくなる)」「めくばり(落ちているお金の習得量が増える」といった、主に「移動中に有利になるかしこさ」の多い「Aグループ」に所属している。そのAグループにて習得するかしこさの中には、「すいすいあるく(壁以外の特殊な地形の上を移動可能になる)」も含まれている。
アズマオウは本来みずタイプであり、デフォルトで水路を歩くことが可能なので恩恵が少々薄いように感じられる……が、
ほのおタイプ(とグラードン)以外が歩けば確定でやけど状態になってしまうマグマの上を、みずのベールの特性でやけどを無効化しながら移動が出来るのである。
探検隊当時、みずのベールを通常特性で持つのは他にホエルコ系統もいたのだが、そちらはかしこさが「Eグループ」なため、すいすいあるくを習得できなかった(前作の赤・青の救助隊ならば、かしこさは全グループ共通なので可能)。すなわち、「すいすいあるく」+「みずのベール」によるマグマの移動が両立できるのは、アズマオウ(トサキント系統)だけなのである。
上記のグラードンでも、マグマの移動によるやけどを防げても、ほのおタイプの技などによる追加効果のやけどは防げない。アズマオウはこのことも含めて、ほのおタイプのポケモンが大勢いるマグマ系ダンジョンでは有利に働いてくれやすい。……問題点をあげるとすれば「素の能力の低さ」だが、この魅力を存分に引き出したいのであれば、是非とも沢山の強化アイテムを用いて、じっくりと育てることをお勧めする。
マグナゲートと∞迷宮
「かしこさ」のシステム自体が廃止されてしまい、特殊な地形の上を移動できなくなってしまった(もっとも、みずのベールを持つポケモン自身が不在なのだが)。
ポケモンマスターズ
- 主人公&アズマオウ
イベント等の報酬でランダムで入手できるタマゴからトサキントが孵化する事があり、主人公のバディにできる。レベルを上げればアズマオウに進化可能。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- 無印168話
- アズマオウ・フィッシング大会でカスミが釣り上げた。通常の平均体重は39キロだが、この個体は55キロと大型サイズ。その後サトシのアズマオウ共々まったく触れられないので詳細不明。おそらくサトシの個体共々リリースされたと思われる。
- アダンのアズマオウ
- AG110話のジム戦で登場。ジム戦の1回戦はダブルバトルとなっており、トドグラーと共にサトシのピカチュウ・ユキワラシ・ヘイガニと対決。「つのドリル」で電撃を受け止めた上で弾き返すという芸当ができ、更に「はかいこうせん」でユキワラシを倒す。しかし、ピカチュウの攻撃が早かったこともあり、トドグラーの援護が間に合わず「アイアンテール」を受けて敗北した。
その他
無印 | 86話・91話(イメージ)・151話(イメージ)・168話・215話 |
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XY | 1話・27話(電子掲示板)・80話(スクリーン) |
SM | 71話・90話・102話(イメージ)・126話 |
新無印 | 31話・63話・136話 |
SP | 遥かなる青い空 |
劇場版 | 時を超えた遭遇・蒼海の王子・破壊の繭とディアンシー |
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
4章でもミクリの手持ちで登場しているが、「チャールズ」とニックネームがつけられており、長いまつ毛が特徴。
関連イラスト
関連タグ
0118.トサキント→0119.アズマオウ→0120.ヒトデマン