「ばっしゃらあ!!」
基礎データ
全国図鑑 | No.0902 |
---|---|
ヒスイ図鑑 | No.167 |
キタカミ図鑑 | No.195 |
ローマ字表記 | Idaitou |
ぶんるい | おおうおポケモン |
タイプ | みず/ゴースト |
たかさ | 3.0m |
おもさ | 110.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
とくせい | すいすい/てきおうりょく/かたやぶり(隠れ特性) |
タマゴグループ | すいちゅう2 |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | イダイトウ | 偉大+イトウ |
英語・スペイン語・イタリア語 | Basculegion | Basculin(バスラオ)+Legion(レギオン、キリスト教の悪霊) |
ドイツ語 | Salmagnis | salmo(ラテン語でサケ)+magnis(ラテン語で偉大な) |
フランス語 | Paragruel | Parahucho(学名、イトウ属)+paranormal(超常的な)+cruel(残酷な)+Pantagruel(パンタグリュエル、中世聖史劇に登場する悪魔、巨人) |
韓国語 | 대쓰여너 | 대(大)+bass(英語でバス)+연어(サケ) |
中国語(簡体字) | 幽尾玄鱼 | 幽玄+幽霊+尾+魚 |
中国語(繁体字) | 幽尾玄魚 | 幽玄+幽霊+尾+魚 |
ヒンディー語 | महाडीन | महा(mahā、素晴らしい)+डीन(ḍīn、飛行) |
ロシア語 | Баскулиджен | 英語名の音写 |
タイ語 | อิไดโต | 日本語名の音写 |
進化
バスラオ(しろすじのすがた)→イダイトウ(累計294の反動ダメージを受けた状態でレベルアップ)
概要
『ポケモンLEGENDSアルセウス』に新登場したポケモン。
ヒスイ地方やキタカミの里に生息するバスラオの進化形で、ギャラドスやヨワシの「むれたすがた」をも彷彿とさせる強面かつ大型な姿へと成長した。
ただし従来の個体(あかすじ・あおすじ)ではなく、ヒスイ地方特有のしろすじのすがたのバスラオから進化する。
川を遡上する中で倒れていった多数のバスラオの無念が取り憑いたことによって進化し、タイプも単みずからみず・ゴーストの複合へと変化。取り憑いた炎のように揺らめく魂が、顔や下半身といった体の各所を覆っている。
バトルでは仲間たちの魂と共に闘い、魂は意思があるかのように相手を攻撃する。
気性もバスラオ時より荒くなっており、ひとたび敵意を向けられると激昂して、相手が倒れるまで執拗に襲い続ける。
これは爆発的に高まった身体能力に加え、取り憑いた魂から供給された推進力でどれだけ泳いでも疲れることがない為で、水から飛び出すジャンプ力も凄まじい。
その強靭さは、ヒスイ地方に流れる河川では敵無しと言われるほど。
第5世代ポケモンの新形態としてはメガタブンネ、キョダイダストダス、ガラルのすがた等に続く形となり、無進化から進化系になるのはイダイトウが初。
しろすじのバスラオは元々作中ではリージョンフォームと定義されていたが、イダイトウへの進化は形式的にはビークインやエンニュートに近い仕様であり、厳密には他の「ヒスイのすがた」の追加進化ポケモンとも少々異なる特例となっている。
発売以前に公開されていた姿が「あかすじのすがた」だと思われていたが、実際にはバスラオの性別によって進化した際の姿が異なり、あかすじと予想されていた個体はオスのすがた。雌雄の体色には、原種バスラオの筋の色を彷彿とさせる差異が生じている。
オスは「あかすじのすがた」に近い赤色の筋や斑点が現れ、頬と下顎に魂が髭のように付いている。目には鋭い一筋の眉毛がつく。仲間の魂の怒りによって身体が赤く染め上がっている。
メスは「あおすじのすがた」と「しろすじのすがた」の中間のような水色の筋や斑点が現れ、口元は魂に覆われて青い口紅をつけたように見える。アイヌ民族の女性が口の周りに彫る刺青、「シヌイェ」をイメージしているのかもしれない。
オスに比べて目つきは穏やかで、目元にある眉毛は毛先が二又になっている。仲間の魂の悲しみが深いほど白みが増し、恐ろしい幻覚を操る能力を持っている。
しろすじのバスラオは温厚な気質である代わりに、ヒスイ地方の豊富で険しい河川を遡上する過酷な試練を帯びている。逆にそうした必要の無い環境に生息するあかすじやあおすじのバスラオは気性が荒く、イダイトウへの進化を獲得していない。
これは生存競争の過酷な本土以外では、進化能力が必要なくなり失われたマッスグマにも通じるものがある。逆説的に、現代の方がバスラオにとっては死線を潜らずとも繁栄できる環境という事かもしれない。
或いは近年の学説に乗っ取れば、他のバスラオとは別種のポケモンなのかもしれないが。
色違いは筋や斑点の色がオスは紫色、メスは黄色となる。
ゲームにおける特徴
ライドポケモンとして
『LEGENDSアルセウス』のPVでは、第7世代以来となるポケモンライド要員として、主人公を背中に乗せ泳ぎ、暗礁や滝を飛び越える場面が公開された。
ひでんわざの「なみのり」に対応するライドポケモンで、第7世代のサメハダーなどに近いポジション。
ただしアクション方面は大幅に進化しており、水上でのダッシュ移動に加えてジャンプ・二段ジャンプによる障害物の飛び越えなどが可能。また、本作で唯一ライド中もボール等を投げることが出来る。
またジャンプ中にボールを構えることで時間の流れがスローになり、水上にいるポケモンにじっくり狙うことができる。
ただしスピードを出してるとその分の偏差を考慮しないといけないため結構シビアである。
本作の主人公は水に入るとすぐに溺れてしまうので、水上での移動やアクションはもっぱらイダイトウさまに頼ることになる。ちなみにオスの個体であり、キャプテンのススキが世話を任されている。
進化条件
進化するには自身の技による反動ダメージを累計294以上受ける事が条件であり、必然的にバトルに出して、習得する「ウェーブタックル」か「すてみタックル」を使いまくる必要がある。
分かりにくいと名高いが、アヤシシ・ハリーマン同様図鑑タスクがヒントになっている。彼らと同様「技の回数が条件」だと勘違いしたプレイヤーもいるだろうが、実際にはダメージの累積である。
当初は300と思われていたこの中途半端な数字は「にくし(憎し)」からだと思われる。
一定ポイント分傷つく必要があるという点では、同じゴーストのデスバーンを彷彿させるが、そのデスバーン同様、途中でひんしになると条件がリセットされてしまうのが厄介な所。
特に本作は野生ポケモンの反撃が激しく、従来のシリーズよりやられ易い為、無理して高HPの相手を狙わず、確実に勝てるポケモンと戦い経験を積んでいくとよい。
なお、キズぐすりやキャンプでの回復を行ってもカウントは問題なく維持される他、実は瀕死になった戦闘中にそのまま復活できればセーフとなる。安心して回復は挟んでいこう。
第9世代の『ゼロの秘宝』の前編・碧の仮面では、キタカミの里にて本種やしろすじのバスラオの存命が確認され、ゲーム本編内で捕獲が可能になった。
上記のように進化条件が反動ダメージの累計値というものになっているため、パルデアでも普通に進化させることが可能。
ただし、反動技習得のタイミングはLv.36以降とかなり遅い。「とっしん」「すてみタックル(要DLC)」であればわざマシンを使うことでLv1からでも習得が可能なので、早期に進化させたいのであればこれを活用しよう。
イダイトウ自体は主にテラレイドバトルで手に入るが、バージョンによって出現する性別が異なり、スカーレットでは♂、バイオレットでは♀が出現する。
報酬もひでんスパイスやとくせいカプセルと豪華である。更には進化前であるしろすじのバスラオも登場し、入手難易度はかなり下がったと言える。
また、レイドバトルは検索時に表示されるシルエットが共通のため、♂と♀が見分けにくくなっている。
具体的な判断方法は下あごに2つのでっぱりがあるものが♂、ないものが♀。レイドバトルに野良で参加する際は覚えておくとよいだろう。
性能
種族値 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
バスラオ | 70 | 92 | 65 | 80 | 55 | 98 | 460 |
イダイトウ(♂) | 120 | 112 | 65 | 80 | 75 | 78 | 530 |
イダイトウ(♀) | 120 | 92 | 65 | 100 | 75 | 78 | 530 |
持久力が自慢の生態ゆえか、進化前のバスラオからHPが大幅に上昇し攻撃面にも磨きが掛かった。一方でやはりと言うべきか、すばやさはバスラオよりも下がってしまっている。一応スカーフを持てばかなりの高速帯に入る為、種族値のバランスは良好。
オスとメスで攻撃と特攻の種族値の増え方が異なっており、オスは攻撃のみが20上がり、メスは特攻のみが20上がっている。このため、基本的にオスは物理型、メスは特殊型として運用していくのが基本となる。ただ、この関係上厳選を行うのがやや面倒になってしまっているのが難点。
第9世代
ポケモンHOMEの解禁に合わせて遂にパルデア地方にも連れてこれるように。LEGENDSアルセウスを持って無くても前述の通り、碧の仮面で手に入る様に。
物理技は「アクアジェット」や「ウェーブタックル」など、みずタイプの物理技が充実している反面ゴーストタイプの物理技はかなり貧相で「ゴーストダイブ」と「おはかまいり」というクセの強い技しか覚えない。
ただ、「おはかまいり」は数的不利を取れば取るほど威力が爆発的に上がるため、後述の戦法や使用率に繋がっている。
サブウェポンとしては「かみくだく」「サイコファング」「こおりのキバ」「もろはのずつき」など比較的豊富。
特殊技はタイプ一致は「なみのり」「ハイドロポンプ」「シャドーボール」と充実しているものの、サブウェポンは「れいとうビームorふぶき」くらいしか無いため技範囲は狭め。
特性はすいすい、てきおうりょく、かたやぶりとなかなか有用なものばかり。
すいすいは雨パとの相性が良く、フローゼル以上の火力を見込める。
てきおうりょくは、自身の火力をさらに高めることが出来る為、その絶妙な素早さを補うことさえできれば、かなり強い。
耐性も無効2つ、半減6つと中々の優秀さであり、一貫性の高いノーマルや水を受けられるのが大きな強みとなっている。
レギュレーションDが始まると、♂はシングル・ダブル双方で50位以内をキープしていた。対して♀はシングルで80位前後、ダブルで圏外付近とかなり少なめ。
♂はとにかくパワーとスピードを活かしたみずテラスタルでいじっぱりorようきのASアタッカー型がメイン。
特性はシングルではてきおうりょく、ダブルではすいすいが最も多く、かたやぶりは非常に少ない。
テンプレ構成は「おはかまいり」「ウェーブタックル」「アクアジェット」+αにきあいのタスキを持たせたもの。攻撃技が3枠でほぼ完結しているため、空いた1枠に「みがわり」「ねごと」などの変化技を採用できるも強み。
シーズン8終盤にはミミッキュの「トリックルーム」で暴れるゆうかん「てきおうりょく」トリパエース型が上位陣の間で主流化。素早さは最遅でトリパに特化するというよりは、例えばS4振りアーマーガア抜き無振り70族抜かれのゆうかんSVS4振りという調整がある。
シーズン9には「こうそくいどう」型が散見されるように。以後は4枠目の最多勢力となっている。
碧の仮面では新たに「クイックターン」を覚えたため、「こだわりスカーフ」を持たせたスイーパー&サイクル要員としての役割もこなせるようになった。
シーズン10最終20位台の構築に「ひかりのこな」「みがわり」型が入っており話題となった。この「ひかりのこな」型はとある上位勢が宣伝して広まったという。
立ち回りとしては初手に起点役を置いたり、いきなりテラスタルを切って場を荒らし、二体目でイダイトウのSを補助しつつ、最後に締めとして繰り出すという対面構築的な流れが考えられる。
実際にシーズン8の時に行われていた大規模な仲間大会でその特徴を生かした戦法で高順位を記録している。
その後も使用率を伸ばし続け、ガチグマ、ヒスイヌメルゴンを抜いてヒスイポケモンとしてはトップに躍り出た。解禁前から現在まで最も評価を上げたポケモンと言える。
シーズン13にはいじっぱりAB「オボンのみ」フェアリーテラスタル型イダイトウ♂が開拓された。トドロクツキやいちげきウーラオスなどの不利な物理型あくタイプとの有利・不利関係を耐久振りとテラスタルで克服した画期的な型である。
シーズン14には大抵の物理型と撃ち合える上にS振り型こだわり系アイテム持ちにも対面勝ちできるいじっぱりAB「イバンのみ」型が散見されるように。またこの頃には、ステラ型もポツポツ見られる。
シリーズ7では「すいすい」と相性抜群のカイオーガを新たな相方に迎え入れたが、それでもなお雨に頼らない「てきおうりょく」型が主流であり、ある意味ではカイオーガの凋落を如実に示したと言える。
シリーズ8では伝説のポケモン、パラドックスポケモンが使用不可となる。つまり、ゴーストの速攻型であるハバタクカミとみずの速攻型であるテツノツツミが不在で(イダイトウ♂自体スピードを削った型も主流の1つだが)、そうしたことから環境の一角に復帰した。
一方で「おはかまいり」対策のあく枠やあくテラスタルが普及したことから、一部の特殊な例として「テラバースト(かくとう)」型が使われるようになった。
総じて、イダイトウ♂は自分の動きを押し付けるという点では最も使いやすいポケモンの1体と言える。マスターボール級到達が目的なら使って損はないだろう。
♀に関しては♂のような抜き性能をもたないため、前述の通り使用率で♂と大きく差を空けられているが、がむしゃら+アクアジェットの所謂「がむせっか」型が一定の評価を受けている。
テンプレ構成は「なみのり」「シャドーボール」「がむしゃら」「アクアジェット」。
ウェーブタックルの反動でタスキを潰してしまったり、おはかまいりの仕様上バトル序盤は火力を出せなかったりする♂と比較すると、先発適性が高いといえるだろう。
一方、役割論理においては一貫性が高い水・ゴースト技を高火力かつ無反動で放てる点や、環境上位ポケモンのれんげきウーラオスやディンルーに強く出られる点が評価され、一時はヤケモンの中でも最強クラスの実力を認められた「一軍ヤケモン」にまで上り詰めた。(後半で解禁された元祖ヤケモンにも強い)。
碧の仮面以降の環境においては役割対象の減少などを理由に二軍へと降格したものの、基礎性能の高さは変わらず評価されている。
♂に対する優位点は、ウェーブタックルの反動で耐久を削られず、味方の犠牲=サイクルの崩壊がないと火力を出せないおはかまいりが戦術と噛み合わないという、がむせっか型と同様のもの。
実際に、シングルバトルシーズン10の同じチームに入っているポケモンランキングにはイダイトウ♀と同様に役割論者とそれ以外からの評価に差があるバンギラスがランクインしていたり、2割近い個体が命中不安のふぶきを採用しているなど、論者からの人気はデータとしても表れている模様。
技構成はハイドロポンプ、シャドーボール、ふぶき、テラバースト、もちものは等倍で高火力を押し付けるためのこだわりメガネが基本。
ウーラオスの対策を重視する目的で、基礎ポイントの配分は防御寄りに、テラスタイプはいちげきのかたにも対応できるフェアリーにされることが多め。
使用トレーナー
ゲーム版
- ノボリ:キャプテン(ヒスイ)
- ハセベ:鬼面衆
余談
モチーフは主に北海道に生息する魚類・イトウと思われる。イトウもまた、アイヌ民族の民間伝承に登場する北海道史になくてはならない魚である。
加えて後述の生態からイトウの仲間である鮭の要素も窺え、サケの仲間がシリーズに取り入れられるのはこれが初…なのだが、冷静に考えるとスズキの仲間であるブラックバスから鮭の仲間に進化するという先達に負けず劣らずの超変態を遂げた事になる。
一応、しろすじのバスラオは下顎が引っ込むなどしてサケ科の仲間に近い顔立ちになっており、多少デザイン的な配慮はされているようだ。
倒れていった多数の無念が取り憑いたという設定も、鮭の産卵のための遡上あるいはイトウの共食いする生態が元ネタだと思われる。
また、イトウなどのサケの仲間のオスは繁殖時期になると真っ赤になる(婚姻色)。イダイトウのオスのみが「あかすじのすがた」の如く真っ赤になるのは、この生態を反映したものだろう。
イトウは漢字で魚偏に鬼と書くためこれがゴーストタイプを付与された理由のひとつと考えられる。
鮭の仲間がモチーフであるという以上、進化前の天敵は実際の鮭の天敵をモチーフとしたリングマ(熊)やヒスイウォーグル(オジロワシ)あたりではないかと思われるが、イダイトウのゴーストタイプは彼らの攻撃を無効化したり弱点を突けるようになっているのが興味深いところ。
バス+益荒男が名前の由来である進化前に対し、こちらは偉大+イトウが名前の由来と思われる。また、魚のイダやDie(死←命がけで産卵するサケ科へのメタファー)、大刀(だいとう)をかけている可能性もある。
かつてはイトウの生息が記録され、現在でもサケが多く遡上する根室地方中部の沿岸には「尾岱沼 (おだいとう)」なる地名もあったりする。
関連イラスト
関連タグ
0901.ガチグマ(アカツキ)→0902.イダイトウ(オス/メス)→0903.オオニューラ
ヒスイウインディ:群青の海岸の島キングで、同じくシンオウさまから力を授かり、ヒスイの英雄と共に戦った10匹のポケモンの末裔。
同複合タイプ
LEGENDSアルセウス追加進化組
関連ポケモン等
- ラプラス・ギャラドス・サメハダー・ホエルコ・カイオーガ・ピカチュウ・イーブイ・ビーダル・ロトム(じてんしゃ)・コライドン・ミライドン:水上ライド仲間
- ハンテールとサクラビス・イエッサン:進化するとステータスが変わる繋がり。特に前者2体はステータス傾向が似ている。
- アズマオウ:これまでの図鑑説明でサケを思わせるものがあった。
- ヨワシ:同種が相互作用することによって強くなる魚ポケモン。
- ギャラドス:水の流れに逆らって進化する水タイプの魚ポケモン繋がり。こちらは鯉の滝登りが元ネタ。
- イダイナキバ:名前に「イダイ」が付くポケモン。
- シザリガー:特性「てきおうりょく」とみずタイプを持ち合わせる仲間。ただし複合タイプはシザリガーはあくタイプ、イダイトウはゴーストタイプとなっている。