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サクラビス

さくらびす

サクラビスとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
目次 [非表示]

基礎データ編集

全国図鑑No.0368
英語名Sakurabyss
ぶんるいなんかいポケモン
タイプみず
たかさ1.8m
おもさ22.6kg
せいべつ50%♂・50%♀
とくせいすいすい
隠れ特性うるおいボディ
タマゴグループすいちゅう1

地方図鑑編集

ホウエン図鑑(RSE / ORAS)No.178/No.187
コーストカロス図鑑No.143
アローラ図鑑(USUM)
  • ウラウラ図鑑
No.142
  • No.063

各言語版での名称編集

言語名称
日本語サクラビス
英語・スペイン語・イタリア語・ポーランド語Gorebyss
ドイツ語Saganabyss
フランス語Rosabyss
韓国語분홍장이
中国語樱花鱼

進化編集

パールル ┬→ ハンテール(「しんかいのキバ」を持たせて通信交換)

     └→ サクラビス(「しんかいのウロコ」を持たせて通信交換)

パールル ハンテール サクラビス


概要編集

ポケットモンスター 第3世代ルビー・サファイア』から登場するポケモンで、「しんかいのウロコ」をパールルに持たせて通信すると進化する。獰猛そうな外見のハンテールと比べると可愛らしい(?)見た目をしている。

パールル時代の名残として、貝殻もちゃんと残っている。ちなみにこの貝殻、胸ビレにもブラジャーにも見えるが、後者だった場合は破ったり挟んだりなんかして大丈夫なのだろうか?


「なんかいポケモン」という分類通り南海に生息しており、水温が暖かい場所に生息する個体ほどピンク色のボディは深みを増す。

また、華奢な見た目に反して水圧に耐えられる頑丈なボディになっている他、「長い口を突き刺して獲物の体液をずるずる啜る」という不気味な設定がある。吸われた獲物の肉体はその他の海底ポケモンの餌になるという…恐らくグソクムシャ辺りがおこぼれに預かっているのだろう。だがしかし、カブトプスは覚えるのにギガドレイン」等の吸収系の技はほとんど覚えない。ORASにてようやく「ドレインキッス」を習得した。

なお、海藻を食うという図鑑説明もあるので、恐らくは雑食性のポケモンだと思われる。


タイプはみず単タイプから変化しないが、何故か自力で「ねんりき」や「サイコキネシス」を覚えることができる。エスパータイプ以外でこれらを自力習得できるのは他にモルフォンミノマダムむしタイプばかりであり、謎めいている。

『ポケモンレンジャーバトナージ』では本家では使用しない紫色の炎を吐く(後世でいうマジカルフレイムなのだろうが、現在になっても炎技は習得していない)。


深海生物ということは確かなのだが、モチーフがよくわかっていないポケモンである。

以下のモチーフが説として存在するが、決め手となる説はない。

参考までにサクラビスは胸に貝の意匠があるが、いわゆる貝ブラを着けた姿は人魚のステレオタイプの一つである。

名前の由来はサクラ色+Abyss(英:深淵)だろうか。

また、英語名の「Gorebyss」はGore(英:流血)+abyss(相手の体液を啜るからか?)、ドイツ語の「Saganabyss」はsagana(タガログ語で豊か)+abyss、フランス語名の「Rosabyss」はRosa(バラ色)+abyssに由来すると思われる。


色違い編集

春の奇跡

色違いは黄色になる。


ゲームでの特徴編集

カイナシティのクスノキにすてられぶねで拾えるたんちきとの交換という形で「しんかいのウロコ」が「しんかいのキバ」との選択かつ1品ものという大変貴重なアイテムだった上に誰もNPCが使ってこないので、バトルタワーなどで初めて存在を確認した人も多かったとか。


RSEから連れてこよう。


本作での「しんかいのウロコ」は野生のチョンチーランターンジーランスが5%の確率で持っている。


「しんかいのウロコ」は20ばんすいどうで拾える。


『ホワイト』『ホワイト2』限定4ばんどうろの水面の影に釣りをすると出現する。


『Y』限定12ばんどうろすごいつりざおを使うと釣れる。


本作での「しんかいのウロコ」は野生のチョンチー・ランターン・ジーランスが5%で持っている他、マボロシのばしょ(弓形の島・マボロシ山)で拾う事ができる。


ポケモンコンテストライブ!では】

マスターランク・うつくしさコンテストにてNPCが使用するポケモンの1体として登場。

このサクラビスがかなり厄介で、先頭でアピールする際にうずしおを使用してそのターンのボルテージ上昇を固定にしてくるのである。

このボルテージ上昇はコンテストにて多くのポイントを稼ぐことが出来るシステムなため、それを妨害されるのはかなりきつい。それに加えて次のアピールを一番先頭に行えるようにするこうそくいどうも使用できるため、ほぼ確実にボルテージ固定を行われてしまう。

上手く噛み合えば利用することが出来るが、マスターランクのうつくしさコンテストではルチアミクリといった強敵も参加するため、彼らに最大ポイントを取られないように気を付ける必要がある。

尚、サクラビス自体のコンディションは低めなので余程の事がない限り優勝されることは少ない。



『USUM』メレメレ島にある「メレメレ海」とウラウラ島15ばんどうろにてパールルの仲間呼びでのみ出現する。


未登場。


本作では「しんかいのウロコ」が地下大洞窟の「つららのくうどう」で拾う事ができる。


未登場。



性能編集

比較HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
パールル356485745532345
★サクラビス55841051147552485
ハンテール55104105947552485

「とくこう」と「ぼうぎょ」が高めのステータス。ハンテールの「こうげき」を削って「とくこう」に回した形になっている。特に「とくこう」は第7世代まで一般みずタイプ中3位という隠れた実力者だったりする。意外にもこの手の対になっている関係にしては珍しく、「ぼうぎょ」と「とくぼう」は入れ替わっていない。


特殊技も「なみのり」や「ねっとう」、「ハイドロポンプ」などの基本的な技をはじめ、「だくりゅう」(タマゴ技)、「れいとうビーム」、「サイコキネシス」、「シャドーボール」、「こごえるかぜ」(教え技)、「シグナルビーム」(教え技)といった威力が高い技や有用な技を覚えやすく、種族値も噛み合っている。


取り立てて弱くはないのだが、進化に少々手間がかかる上、「すばやさ」も「HP」も低いとあって今一つパッとしなかった。とはいえこの手のポケモンとしては珍しく「バトンタッチ」を覚え、「てっぺき」「ドわすれ」「こうそくいどう」「アクアリング」などを引き継ぐことができ、サポート役としてそれなりに戦えていた。意外にも種族値と噛み合った「めいそう」は使えない。

また一応「すいすい」なので雨パに採用できなくもなかった。


第5世代ではからをやぶるを習得したことにより、評価が大きく上がった。「からをやぶる」+「しろいハーブ」+「バトンタッチ」によって、強力な能力変化を引き継ぐことができる。もちろん上に挙げた他の積み技と組み合わせてもよく、そのまま攻撃させても強いとあって大出世を果たした。


第6世代では、「とぐろをまく」を習得。「バトンタッチ」で引き継ぐ技の選択肢が増え、自身も「ハイドロポンプ」の命中不安を解消できるようになった。

このように要所要所で個性が光っており、単みずタイプという激戦区の中でも埋もれないポテンシャルを秘めている。


なお、外見の都合上当然かもしれないが「からをやぶる」はパールルの時限定のレベル技なので、育てる際は要注意。


使用トレーナー編集

ゲーム版

 ✳BW2のポケモンワールドトーナメント

 ✳BDSPで男主人公かつ最初にポッチャマを選んで殿堂入り回数が10回以上。


アニメ版

  • ナミヨ(AG95話)

 

漫画版


アニメ版編集

アニポケ第1-7シリーズ編集

  • AG95話『ハンテールとサクラビス! 進化の謎!』

ロの島の水にはしんかいのウロコの成分が溶け込んでいるため、島に生息するパールルはサクラビスに進化する。…のだが、ハの島の水にはしんかいのキバの成分が溶け込んでいるためハンテールに進化する。それが原因でロの島民とハの島民は仲が悪かった。

ハンテールにしか進化しないハの島に住む少女ナミヨはサトシ達やロの島の少年キクマの協力によりイの島のポケモンセンターで自分のパールルを憧れのサクラビスに進化させ、これがきっかけで島民同士が和解する。


  • DP89話

ポケモンサマーズクールの3日目に湖の水ポケモン達を観察するプログラムでヒカリが観察していた。


  • 新無印63話

ハンテールに襲われていた…のではなく、実はハンテールと恋人同士であった。ゴウジュゴンは失恋した。


  • 新無印88話

野生の個体が1カットの間にサトシと仲良しになっている。


その他

XY22話・50話
SM145話(イメージ)
新無印63話
めざポケ2話
劇場版裂空の訪問者波導の勇者蒼海の王子

漫画版編集

ポケットモンスターSPECIAL編集

初登場となる4章ではグラードンとカイオーガによる影響で打ち上げられていたポケモンの一体としてのみの登場していたが……


13章ではアクア団SSSのシズク新たな手持ちが登場。水たまりに水滴を落とし、その波紋の広がりから生じるうねりを利用して通常の"ハイドロポンプ"に匹敵する威力に高めると同時に射出する「恐怖の一滴(ひとしずく)」という攻撃を行う。この技は攻撃地点とタイミングの特定が困難で、さらに水辺であれば距離も問わない。また、『シズク』のコードネームはこの戦法から付けられたものと判明。


14章ではザオボー配下のエーテル財団員の手持ちが登場。


ポケモンローカルActs編集

静岡県沼津市ハンテールジーランスと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。

沼津は日本一の深海である駿河湾に面しており沼津港深海水族館がある。


関連イラスト編集

サクラビスすいすい

恋模様サクラビス



関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン

ポケットモンスター(架空の生物) ポケモン一覧


図鑑番号順

0367.ハンテール0368.サクラビス→0369.ジーランス


関連ポケモン等・グループタグ

グループ魚ポケモン
コラボ静岡ポケふた組
オクタン魚ポケモンのテッポウオから進化するタコポケモン
ウツポサクラビスの開発中の名称

その他

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