基礎データ![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
全国図鑑 | No.0368 |
---|---|
ホウエン図鑑 | No.178 |
コーストカロス図鑑 | No.143 |
アローラ図鑑 | No.142 |
英語名 | Sakurabyss |
ぶんるい | なんかいポケモン |
タイプ | みず |
たかさ | 1.8m |
おもさ | 22.6kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
とくせい | すいすい/うるおいボディ(隠れ特性) |
タマゴグループ | すいちゅう1 |
各言語版での名称![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
言語 | 名称 |
---|---|
日本語 | サクラビス |
英語・スペイン語・イタリア語・ポーランド語 | Gorebyss |
ドイツ語 | Saganabyss |
フランス語 | Rosabyss |
韓国語 | 분홍장이 |
中国語 | 樱花鱼 |
進化![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
パールル ┬→ ハンテール(「しんかいのキバ」を持たせて通信交換)
└→ サクラビス(「しんかいのウロコ」を持たせて通信交換)
概要![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
初登場は『ルビー・サファイア』(第3世代)。
「しんかいのウロコ」をパールルに持たせて通信すると進化する。獰猛そうな外見のハンテールと比べると可愛らしい(?)見た目。
パールル時代の名残として、貝殻もちゃんと残っている。ちなみにこの貝殻、胸ビレにもブラジャーにも見えるが、後者だった場合は破ったり挟んだりなんかして大丈夫なのだろうか?
「なんかいポケモン」という分類通り南海に生息しており、水温が暖かい場所に生息する個体ほどピンク色のボディは深みを増す。
また、華奢な見た目に反して水圧に耐えられる頑丈なボディになっている他、「長い口を突き刺して獲物の体液をずるずる啜る」という不気味な設定がある。吸われた獲物の肉体はその他の海底ポケモンの餌になるという…恐らくグソクムシャ辺りがおこぼれに預かっているのだろう。だがしかし、カブトプスは覚えるのに「ギガドレイン」等の吸収系の技はほとんど覚えない。
ORASにてようやく「ドレインキッス」を習得した。
なお、海藻を食うという図鑑説明もあるので、恐らくは雑食性のポケモンだと思われる。
登場した当初は「しんかいのウロコ」が「しんかいのキバ」との選択かつ1品ものという大変貴重なアイテムだった上に誰もNPCが使ってこないので、バトルタワーなどで初めて存在を確認した人も多かったとか。
タイプはみず単タイプから変化しないが、何故か自力で「ねんりき」や「サイコキネシス」を覚えることができる。エスパータイプ以外でこれらを自力習得できるのは他にモルフォンやミノマダム等むしタイプばかりであり、謎めいている。
『ポケモンレンジャーバトナージ』では本家では使用しない紫色の炎を吐く(後世でいうマジカルフレイムなのだろうが、現在になっても炎技は習得していない)。
深海生物ということは確かなのだが、モチーフがよくわかっていないポケモンである。
以下のモチーフが説として存在するが、決め手となる説はない。
- 桜色の体色を持ち、春が旬とされる深海生物サクラエビ
- サクラビスも春に色味を増すなどなぜか「春」に関連付けられている。
- 吻が長く発達したテングギンザメ
- 人魚と間違われた深海魚リュウグウノツカイ
- 参考までにサクラビスは胸に貝の意匠があるが、いわゆる貝ブラを着けた姿は人魚のステレオタイプの一つである。
名前の由来はサクラ色+Abyss(英:深淵)だろうか。
また、英語名の「Gorebyss」はGore(英:流血)+abyss(相手の体液を啜るからか?)、ドイツ語の「Saganabyss」はsagana(タガログ語で豊か)+abyss、フランス語名の「Rosabyss」はRosa(バラ色)+abyssに由来すると思われる。
ゲームにおける特徴![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
比較 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
パールル | 35 | 64 | 85 | 74 | 55 | 32 | 345 |
★サクラビス | 55 | 84 | 105 | 114 | 75 | 52 | 485 |
ハンテール | 55 | 104 | 105 | 94 | 75 | 52 | 485 |
- 「とくこう」と「ぼうぎょ」が高めのステータス。ハンテールの「こうげき」を削って「とくこう」に回した形になっている。特に「とくこう」は第7世代まで一般みずタイプ中3位という隠れた実力者だったりする。意外にもこの手の対になっている関係にしては珍しく、「ぼうぎょ」と「とくぼう」は入れ替わっていない。
- 特殊技も「なみのり」や「ねっとう」、「ハイドロポンプ」などの基本的な技をはじめ、「だくりゅう」(タマゴ技)、「れいとうビーム」、「サイコキネシス」、「シャドーボール」、「こごえるかぜ」(教え技)、「シグナルビーム」(教え技)といった威力が高い技や有用な技を覚えやすく、種族値も噛み合っている。
- 取り立てて弱くはないのだが、進化に少々手間がかかる上、「すばやさ」も「HP」も低いとあって今一つパッとしなかった。とはいえこの手のポケモンとしては珍しく「バトンタッチ」を覚え、「てっぺき」「ドわすれ」「こうそくいどう」「アクアリング」などを引き継ぐことができ、サポート役としてそれなりに戦えていた。意外にも種族値と噛み合った「めいそう」は使えない。
- また一応「すいすい」なので雨パに採用できなくもなかった。
- 第5世代では「からをやぶる」を習得したことにより、評価が大きく上がった。「からをやぶる」+「しろいハーブ」+「バトンタッチ」によって、強力な能力変化を引き継ぐことができる。もちろん上に挙げた他の積み技と組み合わせてもよく、そのまま攻撃させても強いとあって大出世を果たした。
- 第6世代では、「とぐろをまく」を習得。「バトンタッチ」で引き継ぐ技の選択肢が増え、自身も「ハイドロポンプ」の命中不安を解消できるようになった。
- このように要所要所で個性が光っており、単みずタイプという激戦区の中でも埋もれないポテンシャルを秘めている。
- なお、外見の都合上当然かもしれないが「からをやぶる」はパールルの時限定のレベル技なので、育てる際は要注意。
- 元々が通信進化ポケモンなので野生での入手機会に乏しいが、『ホワイト』や『ホワイト2』では4ばんどうろで魚影に釣りをすると出現し、『Y』では12ばんどうろですごいつりざおを使うと低確率で出現する。
- 夢特性は『USUM』にて日中のメレメレかい及び5ばんすいどうで発生するパールルとの乱入バトルで入手できた。
- ORAS・ポケモンコンテストライブ!
- マスターランク・うつくしさコンテストにてNPCが使用するポケモンの1体として登場。
- このサクラビスがかなり厄介で、先頭でアピールする際にうずしおを使用してそのターンのボルテージ上昇を固定にしてくるのである。
- このボルテージ上昇はコンテストにて多くのポイントを稼ぐことが出来るシステムなため、それを妨害されるのはかなりきつい。それに加えて次のアピールを一番先頭に行えるようにするこうそくいどうも使用できるため、ほぼ確実にボルテージ固定を行われてしまう。
- 上手く噛み合えば利用することが出来るが、マスターランクのうつくしさコンテストではルチア、ミクリといった強敵も参加するため、彼らに最大ポイントを取られないように気を付ける必要がある。
- 尚、サクラビス自体のコンディションは低めなので余程の事がない限り優勝されることは少ない。
使用トレーナー![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
ゲーム版
アニメ版
- ナミヨ(AG95話)
漫画版
アニメ版![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- AG95話『ハンテールとサクラビス! 進化の謎!』
- ロの島の水にはしんかいのウロコの成分が溶け込んでいるため、島に生息するパールルはサクラビスに進化する。…のだが、ハの島の水にはしんかいのキバの成分が溶け込んでいるためハンテールに進化する。それが原因でロの島民とハの島民は仲が悪かった。
- ハンテールにしか進化しないハの島に住む少女ナミヨはサトシ達やロの島の少年キクマの協力によりイの島のポケモンセンターで自分のパールルを憧れのサクラビスに進化させ、これがきっかけで島民同士が和解する。
- DP89話
- ポケモンサマーズクールの3日目に湖の水ポケモン達を観察するプログラムでヒカリが観察していた。
- 新無印88話
- 野生の個体が1カットの間にサトシと仲良しになっている。
その他
漫画版![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
『ポケットモンスターSPECIAL』![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- 初登場となる4章ではグラードンとカイオーガによる影響で打ち上げられていたポケモンの一体としてのみの登場していたが……
- 13章ではアクア団SSSのシズク新たな手持ちが登場。水たまりに水滴を落とし、その波紋の広がりから生じるうねりを利用して通常の"ハイドロポンプ"に匹敵する威力に高めると同時に射出する「恐怖の一滴(ひとしずく)」という攻撃を行う。この技は攻撃地点とタイミングの特定が困難で、さらに水辺であれば距離も問わない。また、『シズク』のコードネームはこの戦法から付けられたものと判明。
- 14章ではザオボー配下のエーテル財団員の手持ちが登場。
関連イラスト![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
関連タグ![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
0367.ハンテール→0368.サクラビス→0369.ジーランス