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概要

漢字表記は『竜宮の使い』で、英名は「オール・フィッシュ」(Oarfish)、“舵のような魚”の意を持つ。

体長は2~3m、大きなもので6mに達する、えらく巨大な太刀魚のような外見と、鮮やかな赤色を呈した鰭の持ち主。但し、死ぬと脱色してくすんだ感じになる。全世界の深海域に生息しているが、稀に衰弱した個体が浮上したり、浜辺に打ち上げられたりする。稚魚~幼魚期は浅瀬にいる事もあり、漁港などで生きたまま捕獲される事もある。

よく似た近縁種にサケガシラがある。サケガシラとリュウグウノツカイはとても良く似ているが、サケガシラには背びれの6~10番目の棘が鬣状になっていないことで見分けることができる。

余り知られていないが、リュウグウノツカイには、レガレクス・グレスネとレガレクス・ルッセリーの2種類がいる。後者がリュウグウノツカイと呼ばれており、前者の和名はない。

またリュウグウノツカイ科には、アグロスティクティス・パーケリーという種もいるが、この種も和名がない。

浅瀬に現れると地震の前兆だなどと言われるが、一切関連性はない。

日本国内ではサンシャイン国際水族館や西海パールシーリゾートなどで標本を見ることができるために非常に有名な魚だが、詳しい生態は実の処、よく分かっていない。
何処で育ち、どの位の期間で成長するといった一切の生活スタイルが未解明のままなのである。体のわりに小さな口でオキアミを食べるらしい。
定置網に掛かった個体が水族館で一時的に展示される事もあるが、大抵は数時間~一日で死んでしまう。

また、防御行動として自切(例としてトカゲのシッポが切れるアレ)ができるらしく、尾に近い部位を切り離せるらしい。

所謂シーサーペントの元になった魚とも、日本では人魚のモデルになった魚の一つだと言われている。また、ヨーロッパ各地では本種を「ニシンの王」(King of Herrings)と呼び、殺す事はニシンの不漁を招くとして戒められている。
日本でも地震や嵐の前触れと信じられている地域もあるが、因果関係はなさそうである。

ちなみに美味しくはないそうだ(食べた人間曰く「ゼラチン質で殆ど無味に近く、異常に脂っこい」らしい)。一方で、取れたての新しい状態ですぐに調理すれば白身魚のような食感で甘味があるとのこと。

創作での扱い

そのまんまの見た目、名前で登場している。
<OPにて、乙姫に握り潰されたり、グーパンチでぶん殴られたりしている。>

釣りをモチーフにしたニンテンドー3DS用ゲーム。オールクリア後に一定条件を満たすと出現するさまよいの魚の1つとして登場する。
ネプチューン軍三強の一角であるリュウグウ王国第二王子で、リュウグウノツカイの人魚リュウボシが登場している。
28話に登場したギャングラー怪人リューグ・タマテバッコのモチーフである。
翼が生えた深海魚のようなウブメ(魔化魍)のモチーフの一つといわれる。
リュウグウノツカイ型戦艦のピースデストロイヤーとダークヘリオス(サイバリオン)が登場している。
ステージ3『タルタロス海淵』の中ボスでナーガという名。
頭がリュウグウノツカイの究極体デジモン、レガレクスモンが登場している。

関連イラスト

写経
リュウグウノツカイ



関連タグ

 深海魚
永江衣玖 ハンテール ミロカロス

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