概要
「サイバリオン」はタイトーが1988年に販売した業務用アクションゲーム。プランナーは「バブルボブル」、「レインボーアイランド」のプランナーでもある三辻富貴朗氏。
操作系はトラックボールと炎を放射するファイヤボタンを用いる。黄金色の龍型兵器「サイバリオン」を操り、迷路状のステージを抜ける。炎はボタン押しっぱなしで放ち続けられるが、徐々に射程が短くなるのでボタンを押さずに回復させる必要がある。
ダメージ&残機制で、自機はダメージを受けるたびに尻尾の方から段々と赤くなっていき、8回ダメージを受けると1ミス。
スタートすると『基礎編』と『実戦編』を選択する画面になる。基礎編は文字通りチュートリアルで、通常のゲーム同様に固定されたステージを順番に進めていくが、実戦編はステージ、ボス、BGM、ストーリーの全てがランダムになる。また、ストーリーはテキスト形式のみで展開されていくが、エンディングは100種類近く存在する(そちらもテキスト形式)。
1990年にX68000に移植。こちらはジョイスティック、トラックボールコントローラーやマウスにも対応している。1992年のスーパーファミコン版、2005年のプレイステーション2用「タイトーメモリーズ上巻」収録版はトラックボールコントローラーが存在しないのもあり十字キー・アナログスティックでの操作となるが、元のゲームが迷路内を移動する手前、トラックボールの利点の一つである素早く移動できる特徴が活かされていないため然して問題ない。
余談
「ダライアスバースト」に登場するボス「ダークヘリオス」は、ある程度ダメージを与えると装甲がパージされ、中からサイバリオンそっくりの中身が出現する。
関連動画
プレイ動画
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