概要
沖醤蝦。世界中の海に生息している動物プランクトンの一種。
外見はサクラエビのような小エビに似ているが別のグループに属し、胸部分の脚の付け根にエラが出ているのが特徴。
プランクトンらしく生態系ピラミッドの下層に位置していて、クジラや魚などの海生生物の重要な食物となっている。つまり、彼らがいなくなると海の生態系終了のお知らせという事になるわけだ。
ちなみにオキアミもまたその下層にいる微小なプランクトンを食べて生活しており、正に食物連鎖の体現者。
南極ではナンキョクオキアミという大型種が南極の生態系を支えている。
釣り
エサとして釣り針に引っ掛けたり、カゴ釣りに使用されたり、海に撒いて魚を呼び寄せたりと多用途。
食べる
人間が食べても問題なく、佃煮や乾燥小エビ、魚醤の素材などの形でごく普通に流通。
たんぱく質などを多分に含んでいる。
白菜キムチを作る際にオキアミの塩辛が旨味付けとして使われる事も多い。
古いサイバーパンク作品では大豆と並んで合成食品の原材料になっていることが多い。
ドラえもんでは『パーティ用しりとり変身カプセル』を使ってのび太達がオキアミに変身してみせた。