データ
初出 | 第9世代 |
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威力 | 50 |
命中率 | 100 |
PP | 10 |
タイプ | ゴースト |
分類 | 物理 |
直接攻撃 | × |
攻撃範囲 | 単体 |
効果 | 戦闘中に倒されたポケモンの数×50威力が上がる。最大5050。 |
英語名 | Last Respects |
概要
第9世代から存在する技。
やられたポケモン達の恨みを込めて相手を攻撃する。墓参りというよりはお礼参り?
ハカドッグの専用技……と見せかけて、ものまねハーブを使った遺伝でイダイトウ系統も習得できる。激流を遡る際に志半ばに死んで脱落していったバスラオ(しろすじのすがた)たちの魂を背負って進化している為だろう。
特筆すべきは味方のポケモンが1匹倒されるたびに威力が50上がること。
最後の1体となれば3vs3のバトルでも威力は150、6vs6であろうものなら威力300ととんでもないことになる。
故に、バトル後半で本領を発揮する。
攻撃101のハカドッグでさえ2匹倒された上で「いのちのたま」を持たせればランドロスのA特化じしんの威力をはるかに超え、カビゴンのじばくと大体同じくらいの火力が出る。
当然それ以上の攻撃力を持ち、おまけに特性も「てきおうりょく」であるイダイトウ(オス)で撃てばどうなるかは推して知るべし。
これにテラスタルが加われば、等倍かそれ以上のポケモンは大抵が一発であの世行きだ。
ノーマルタイプで無効化されるのはお約束。
また、このわざは「ひんし状態のポケモンの数」ではなく「その戦闘中に味方のポケモンがひんし状態になった回数」に応じて火力が上がるため、さいきのいのりで味方を蘇生すれば更に威力を底上げすることが可能。
最大威力は味方が計100回以上倒された時の5050。
流石にそこまでして使うようなことは無い(というかそうなる頃にはとっくに勝負がついているだろう)が、なぜこんなアホみたいな上限が設定されているのかは謎。しかもあまりにも威力が高くなりすぎるため途中でオーバーフローを起こしてカスダメに成り下がる事もある。
やはり上限5050はやり過ぎなのではないか……。
ハカドッグ自身の耐久力や、通りの良いゴースト技ということもあって対策が難しく、海外でのコミュニティではフルバトルでの使用を自粛する動きや、弱体化または禁止ポケモン化の措置を求める声も上がっている程。
関連タグ
ふんどのこぶし…自身がダメージを受けた回数分威力が50ずつ上昇。上限は350
そうだいしょう…「ひんしになった回数」分自身の技の威力に補正がかかる特性。上限は5匹/50%。
ルアゴイフ…MTGのクリーチャー。パワーとタフネスが墓地にあるクリーチャーカード分だけ強化される
かたきうち:第5世代で登場。ノーマル技だがある意味前身。こっちは直前のターンに倒されている事が条件で使いづらい。