クリーチャーとして
Lhurgoyf / ルアゴイフ (2)(緑)(緑)
クリーチャー — ルアゴイフ(Lhurgoyf)
ルアゴイフのパワーはすべての墓地にあるクリーチャー・カードの数に等しく、そのタフネスはその数に1を加えた点数に等しい。
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墓地にクリーチャーが貯まれば貯まるほど巨大化するクリーチャー。
その特性から、緑のウィニーに幅広く居場所のあったクリーチャーである。
フレイバー・テキスト
能力自体もそこそこ強いが、このカードはフレイバー・テキストが特に有名である。
"Ach! Hans, run! It's the lhurgoyf!"
—Saffi Eriksdotter, last words
「ああ! ハンス、逃げて! ルアゴイフよ!」
― サッフィー・エリクスドッターの最期の言葉
少女が弟を逃がすために叫んだ後、ルアゴイフに殺されてしまう悲劇的な場面。
有名すぎて、ジョークセットで《"Ach! Hans, Run!"》としてカード化されている。
また、サッフィー自身もカード化されており、ストーリー通り生贄に捧げると墓地のクリーチャーを復活させる能力を得た。
もっとも、この能力のせいでゲームでは死んだり生き返ったりを無限に繰り返すクリーチャーとなっているが。
なお、サッフィーは女性名だが、初期の日本語版ではそれが反映されておらず、男性の口調で翻訳されていた。
クリーチャー・タイプとして
上記元祖ルアゴイフを筆頭に、派生クリーチャーがいくつか作られた。
いずれも、墓地のカードを参照してパワー・タフネスが変動する能力を持っている。
歌を食うもの/Cantivore
認識を食うもの/Cognivore
死を食うもの/Mortivore
猛烈に食うもの/Magnivore
土を食うもの/Terravore
砕岩を食うもの/Detritivore
タルモゴイフ/Tarmogoyf
多くのカードは大量破壊デッキのフィニッシャーとして活躍したが、中でも序盤から終盤まで活躍できるタルモゴイフは環境を席巻した。