「わたしと 自慢の パートナーが すべて 流しさって あげるから!」
概要
『ポケットモンスター ソード・シールド』に登場する、ガラル地方のジムリーダーの一人。
キャッチコピーは「レイジング ウェイブ」。
背番号は「049」で、泳ぐ(およぐ)と掛けていると思われる。
ダイブボールを愛用しており、手持ちのポケモンは全てダイブボールに収められている。ボールの投げ方は左足を頭上まで上げた後、野球のピッチングのように大きく腕を振り抜く豪快なもの。
ファンの見解では村田兆治氏が独自に編み出したとされるマサカリ投法ではないかとの声も。
試合の際には常に腕組みしつつ仁王立ちで佇んでいる。俗に言うガイナ立ちでもある。
リーグカードによると、ジムリーダーとしてだけでなくモデルとしても大人気だが、雰囲気がまるで変わるため別人だと勘違いしてしまう人も多いらしい。
レアリーグカードの写真(上のイラスト)はこのモデルとしての彼女のものであり、シュートシティの電光掲示板では実際にルリナが起用された広告が流れている。
家族構成は、父親が漁師で母親が市場の働き手である。両親の影響で、幼い頃からみずタイプのポケモンと遊んでいたという(漁師の父親を持つみずタイプのトレーナーとしては過去にスイレンがいる)。
彼女の切り札はカジリガメ。凶暴で手放すトレーナーも多いと言われているポケモンを手持ちに入れていることから、スイレン同様ポケモンを大切にする性格なのかもしれない。
凶暴なポケモンの手綱を握れるトレーナーとしての技量は高いと思われる。
口調は穏やかで女性的だが、秘めたる闘争心の持ち主で、負けん気の強い性格であるとのこと。
主人公と戦う時には上記の台詞に加え、「スタジアムを海に変えましょう」、「世界の果てまで流し去ります!」等の過激な言い回しをよく使うが、これは主人公という強敵を前にして熱くなっているのであって、普段は穏やかに人に接している=闘争心を秘めている、ということか。
そして、主人公に負けた際には、頭を掻きむしりながら悔しそうな表情を見せる。かわいい。
その後は元の冷静さを取り戻し、主人公の勝利を称えてくれる(ジムチャレンジの際には、エンジンスタジアムでのジムチャレンジをクリアすると、カブとヤローと共に3人で主人公を送り出しに来てくれる。なお、カブ曰く3人は”仲良し3人組”らしい)。
チャンピオンカップファイナルトーナメントでは、一回戦で再び主人公と当たる(主人公にとってはこの前にビートの乱入があったため実質二戦目になるが)。
ちなみに、レアリーグカードにはこの試合の後のことが書かれており、マスコミ等には笑顔で応対していたものの、最後に「スタジアムは荒れていた…」という一文が添えられており、まさかの1回戦敗退に相当悔しがったらしいことが窺える。
容姿
黒と青が混ざったロングヘアーと褐色肌が特徴的な鋭い目つきの女性。橙色の丸い髪留めをつけており、後頭部には水色のお団子頭を作っている。
彼女の名前の由来は、青色色素に利用させる藻の「スピルリナ」だと思われる。
服装は陸上選手のようなセパレートタイプのスポーティーなユニフォーム(通称みずユニフォーム)で、バウスタジアムのジムトレーナーも同じデザインのものを着ている。
ちなみに、このユニフォームは水着を兼ねており、着たまま泳ぐことができる(「鎧の孤島」でのセリフより)。
ジムチャレンジ
彼女のジムチャレンジは、巨大な水道管から流れ出る大量の水をバルブ機械で出し止めながら進むパズルとなっている。
意外と難易度が高く、道なりに機械を操作しているだけでは行き詰ってしまうため、「彼女とのジム戦を攻略するよりも最初のパズルを解く方がずっと難しかった」というプレイヤーも多い。
手持ちポケモン
「私たちからの 贈り物 全身で 受け止めてよ!」
いずれの構築でもカジリガメを切り札に据えている。
注意すべきはどのパターンにおいても全てのカジリガメが隠れ特性の「すいすい」個体であること。ジムチャレンジでは自前のダイストリームで、ファイナルトーナメントではペリッパーの「あめふらし」であめに変えて来るため、先手を取られやすい。
ジムバトル
チャンピオンカップ ファイナルトーナメント
ダイマックスレイドイベント
- カジリガメ(切り札)♀Lv62(キョダイマックス)
トーナメント再戦
ガラルスタートーナメント
タッグバトルの対戦相手またはパートナーとして登場
- グソクムシャ♂Lv72
- ドヒドイデ♂Lv73
- カジリガメ(切り札)♀Lv74(キョダイマックス)
トーナメント再戦(ガラルスタートーナメント初回挑戦後)
- グソクムシャ♂Lv72
- ペリッパー♂Lv72
- ヌオー♂Lv73
- ドヒドイデ♂Lv73
- カジリガメ(切り札)♀Lv.74(キョダイマックス)
アニメ版
薄明の翼
CV:雨宮天
4話「夕波」に登場。
ジムリーダーとモデルを兼業する中で悩めるルリナに焦点を当てたストーリーとなっている。
モデル活動の一端が描かれている他、友人であるソニアとのやり取りや貴重な私服姿も拝める。
他媒体
ポケットモンスターSPECIAL
第15章(ソード・シールド編)に登場。
ジムチャレンジ2番目・バウタウンのジムリーダー。副業で生まれ育ったバウタウンをPRするモデルをしている。
ジムリーダー召集時には、ソニアと合流してから行くため先に入院していたナックルシティに向かった。
ポケモンカードゲームやろうぜ~っ!(ソード・シールド編)
ルリナをモデルとした、流リナ(ながる リナ)が登場する。
ポケモンマスターズ
CV:雨宮天
バディはカジリガメ。みずタイプのテクニカルタイプ。性別は♂となっている。
レアリティがEXになるとカジリガメに合わせた青緑+オレンジを基調としたカラーリングの衣装が追加される。
実装時にはソロバトルイベント「水と拳のガラルスター!」が開催された。
CVは『薄明の翼』と同様。雨宮氏は既に同作のマオのCVも務めており、バディーズの兼ね役はキバナに続き二人目となる。
余談
ジムバトル時のカジリガメとトーナメント時のカジリガメは、キョダイマックス云々以前に性別が違うため別個体である。
同じジムリーダーであるヤローをライバル視しているが、ヤローは自分自身がライバルと公言している為、ただ彼女が一方的にライバル扱いしているだけである(これを踏まえてか、『薄明の翼』では彼と試合を行って敗れるという一幕がある)。
ソニアとはトレーナー時代から親交がある親友同士で、時々バウタウンで取れた海産物をお裾分けしているらしい。
彼女が主人公に負けた後は、ソニアが慰めに行ったらしい(薄明の翼に於いても、愚痴を聞いてもらう場面がある)。
ソニアと知り合ったのがジムチャレンジの時だと明言されている為、ソニア・ダンデと同世代のトレーナーである事が推測される。
関連イラスト
関連タグ
ルリナ(トレーナー):表記ゆれ
カミツレ:モデルもしているジムリーダー繋がり。ただし彼女はでんきタイプの使用者。
他のみずタイプの使い手
カスミ(トレーナー) ミクリ(トレーナー) アダン(トレーナー) マキシ(ポケモン) コーン(トレーナー) シズイ ズミ スイレン(トレーナー) ハイダイ