概要
ポケモン×特撮とは、ポケモンと特撮を組み合わで特にウルトラマンや仮面ライダーを組み合わせたネタが多い。
具体的な内容としては下記が挙げられる。
- ポケモンを特撮キャラのように描いたもの
- 特撮キャラをポケモンバトルさせたもの
- 特撮を題材にしたポケモンシリーズの実況プレイ(大概仮面ライダーを題材にしている)
初代ポケモンと特撮
そもそも、ポケモンの生みの親である田尻智氏は幼少期に『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』を見て育った世代であり、『セブン』に登場したカプセル怪獣がポケモンバトルの発想元のひとつであると公式でも言われている。
また、田尻氏が関与しているのかは不明だが、『赤・緑』から登場しているポケモントレーナー(NPC)かいじゅうマニアはあからさまに特撮オタをモチーフとしたキャラクターであり、物語の中ボス的存在であるロケット団のサカキが使うポケモンも怪獣を意識したかのような面子が多かった。
そしてヘアッ!!という狙い過ぎな鳴き声で有名なヒトデマンであるが、アニメに出てこのような鳴き声になる以前から「夜になると体の中心にあるコアが点滅する」というウルトラマンを意識したかのような設定があった。
その後のポケモンと特撮
上述の、ヒトデマンを「ヘアッ!!」と鳴かせた件を含め、アニメのスタッフには特撮好きが混じっているようで、初代『ポケットモンスター』以降も特撮を元にしたネタがしばしば作中に登場、金銀編のグライガーマン、『ベストウイッシュ』の怪傑ア☆ギルダー、イッシュ防衛隊などがこれに該当する。
特に、ウルトラシリーズからの影響は、カプセル怪獣が発想元にもなったこともあってか、一部のポケモンの中にはウルトラ怪獣を意識した姿をした個体も存在するなど、特撮の中でもその影響が強く出ている。
一方でゲームでは、あまりこういう類のネタはあまり確認されていなかった。
しかし、第5世代以降は公式が良い意味でも悪い意味でもパロディネタに寛容になったフシがあり、以下のような例が特撮ネタではないかと言われている。
ヤグルマの森にいるポケモンレンジャーのキョウコが大いなる力やマーベラスという単語を口にする
- 『X・Y』
うつしみのどうくつの出口付近に某円谷作品の主題歌を歌うやまおとこが登場
- 『サン・ムーン』
「ウルトラ」ビーストという新要素が登場。しかもそのうちの一体はウルトラシリーズにおける某みんなのトラウマ怪獣に容姿がよく似ている。
某仮面ライダーに設定、外見共に似た新ポケモンエクスレッグが登場。
また、全力でネタに走ることが許容されている公式ファンサイトポケモンだいすきクラブでは、ヒトデマンのPVがどこからどう見てもウルトラパロだったり、かいじゅうマニアの特集記事に登場したいい年のかいじゅうマニアと若いかいじゅうマニアの名前が「ハヤタ」と「リク」だったりしている。
更にコラミラ初登場時にはバイクの要素を持つドラゴンという共通点から、仮面ライダー龍騎のドラグレッダー/ドラグランザーに似ているというネタにされておりこれに便乗する形で仮面ライダー公式Twitterが「この週末は龍に乗る人が増えそうですね。皆さんよいドライブを。」とコメント。
更に更にドラゴン型の電子星獣ドルに乗る宇宙刑事ギャバンやバイク型マシンのエンヤライドンに乗る暴太郎戦隊ドンブラザーズにも絡めてネタにされており、メタルヒーロー公式Twitterやスーパー戦隊オフィシャルTwitterまで乗っかることとなった。
単独記事
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モチーフ組み合わせ
ポケモン×特撮
※色違い。
道具・必殺技
※特撮全般。
※ハイパーバトルビデオではミラクルワールド
名前繋がり
※特撮全般。
随時追加希望
共通共演者
ポケモン、特撮共に日本を代表するサブカルチャー作品であるため、多くの共演者が存在する。
声優
- 『仮面ライダーOOO』で主人公火野映司/ 仮面ライダーオーズを演じていた渡部秀は現在、なんと「バトルおにいさん」としてポケモンガチ勢になっている。オーズなにやってるんですか。ちなみにオーズに登場する数あるコンボの中でポケモンに採用が確認されていないモチーフはコンドル、チーター、オオカミウオ。
- 『仮面ライダー電王』でOPを担当していたAAAも数年後にポケモン番組のEDを担当していた時期があった。ちなみにメンバー全員ポケモン好きである。
- 『劇場版仮面ライダーゴースト100の眼魂とゴースト運命の瞬間』で仮面ライダーダークネクロムレッド/ジェレド、仮面ライダーダークネクロムブルー/ジェビルを演じる2700は『ポケモンスマッシュ!』にゲスト出演したことがある。
- 『劇場版仮面ライダーキバ魔界城の王』でサヤカ(メデューサレジェンドルガの人間態)を演じたギャル曽根は後にポケモンの家あつまる?にゲスト出演している。
ファンの間での扱い
特撮ファンでもあるプレイヤーの中には『特撮』をテーマとしたパーティを組んだり、特撮キャラにあやかったニックネームをつけるプレイヤーも存在しており、例としては特撮キャラとモチーフが同じポケモンのニックネームやパーティ、特撮ヒーローが使用する技にあやかったニックネームないしはパーティ、色がよく似たポケモンに付けられる特撮キャラにあやかったニックネーム、特撮の悪役やメカにあやかったニックネームと挙げればキリがない。
ただ、特撮に限ったことではないが、ランダムマッチやインターネット対戦ではニックネームが出てこないので、特撮パーティメンバーを組んだとしても相手にネタが伝わることが非常に少ないので注意。
ポケモンの対戦ではこういったネタとして対戦に臨む人も少なくないが、あくまで楽しむためにパーティを組んでる人に対して誹謗中傷行為は絶対に止めてください。ただこういったコラボネタを嫌う人も勿論いるので、使いすぎは注意しましょう。
一例
ニックネームの場合:ヒトデマン(ウルトラマン)クロバット(キバ、ナイト)等
戦闘の場合:カイロス(クウガ)とエルレイド(セブン)とサメハダー(ガオブルー)を選択(もちろん全部♂)
↓
「ゆけっ!カイロス!エルレイド!サメハダー!」と表示してしまう(相手側は「○○はクウガとセブンとガオブルーを繰り出した!」ではなく「○○はカイロスとエルレイドとサメハダーを繰り出した!」と表示される)
余談
実はジャッカー電撃隊第1話には任天堂製のトランプが登場していた(当時の任天堂はトランプや花札メーカーだったため)。
また動物戦隊ジュウオウジャー第12話にて風切大和がミジュマルの服の改造らしき服を着ていた。
関連イラスト
関連タグ
ポケットモンスター ポケットモンスター(アニポケ第1シリーズ) ウルトラシリーズ 仮面ライダーシリーズ スーパー戦隊シリーズ ゴジラシリーズ