妖怪カマイタチ
ようかいかまいたち
「恐れろ!刃に切られる恐怖をしっかりと味わえ!」
「忍びなのに、派手過ぎるーーーっ!」
とある公園の工事現場に放置されていた「チェーンソー」に牙鬼幻月の邪気が宿る封印の手裏剣が刺さった事で変化した、古来の「鎌鼬」の伝承を受け継ぐ妖怪。
チェーンソーが変化した鎌を備えてており、そこから三日月型の真空波を放ち、どんな物でも切り裂くことが可能。また、鎌だけでなくクナイも隠し持っており投与して攻撃することもあるため油断ならない。
「チェーハッハッ!」と言う特徴的な笑い声をあげる。
忍びの1「俺たちはニンジャだ!」
上記の経緯で誕生し、その場にいた天晴等から「恐れ」を集めようと目論み、彼等を襲撃。
八雲達を恐怖させるが、生まれてから恐れ知らずで戦いの経験のある天晴に押されてしまう。その姿を見て八雲たちも奮起し、謎の人物が持ってきた忍者一番刀と忍シュリケンで5人がニンニンジャーに変身する事を許してしまう。
何者か分からずヒトカラゲ達と首をかしげるものも敵と判断しニンニンジャーと交戦。
しかし、ニンニンジャーの変幻自在の忍術でヒトカラゲは全滅されられ、自身もカラクリヘンゲンの連続攻撃を喰らい、アカニンジャーの忍烈斬と忍者一閃を受けて倒される。
しかしその直後に、十六夜九衛門の「肥大蕃息の術」で巨大化。ニンニンジャーとオトモ忍を圧倒するも、合体したシュリケンジンには歯が立たず、最期は「シュリケンジン天晴斬り」を喰らって倒され、封印の手裏剣も回収された。
忍びの4「でたゾウ!パオンマル!」
ニンニンジャーの特訓のためのホログラムダミーとして登場。
モチーフはそのまま鎌鼬だが、他にもチェーンソーも含まれる。更にチェーンソー繋がりでジェイソン・ボーヒーズも裏モチーフに含まれている可能性がある。
声を演じた稲田氏はスーパー戦隊シリーズといった東映作品には何度か出演経験のある声優である。
稲田氏は6年前の『侍戦隊シンケンジャー』でも、ハッポウズという妖怪がモチーフの怪人の声を当てている。
巨大戦時に、シノビマルに壁ドンするシーンがあり話題になった。これは稲田氏のアドリブではなく、台本に書いてあったらしい。後にスペシャルDVDでスターニンジャーに自身が壁ドン返しされた。
スーツは後に妖怪オトロシに改造された。