概要
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』でドンモモタロウが搭乗する、4基のハイパワーエンジンをリアカウルに搭載して世界を超高速で駆け巡るスーパーバイクで全部のアバターシールドで敵の攻撃を弾き返す。
不思議なジャンプ台で脳人レイヤーに突入できる。
『機界戦隊ゼンカイジャー』の第42カイ!で先行登場。
巨大化し、ドンブラスター及びゼンカイザーブラックから合体指令を受け取る事でゼンカイジャーの戦力であるジュランティラノと「ドン全界合体」をする事によりドンゼンカイオーになる。
『ゼンカイジャー』ではゼンカイザーが合体指令を発令した。
性能
【全高】 | 2.0m(合体時・21.0m) |
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【全幅】 | 1.6m(合体時・16.5m) |
【全長】 | 4.9m(合体時・51.5m) |
【重量】 | 750kg(合体時・1300t) |
【スピード】 | 400km/h |
【出力】 | 3000馬力(合体時・500万馬力) |
不遇なエンヤライドン
ドンブラザーズにもドンオニタイジン、虎龍攻神と各々の巨大ロボが揃っていくに連れ、ドンゼンカイオー共々一切出なくなってしまった。
一応ドンゼンカイオーと比べるとOPで毎週出ているためギリ存在は忘れられなさそうだが、それぞれ気を抜いていると見逃してしまう程の一瞬の登場である。
ただし、ドン最終話で久々に登場している。
立体物
2022年1月8日発売(この時ゼンカイジャー放映中だった為、先行発売となった)。ドンブラザーズギアが付属(早期特典として、ゼンカイジャーギア〈2022ver.〉も付属〈後の「ギアトリンガー-MEMORIAL EDITION-」でも同一の物が付属〉。)。別売りのドンモモタロウのチェンジヒーローズに乗せる事が可能。2022年2月5日にはゼンカイジュラン(ジュランティラノ)とセットになったDXドンゼンカイオーが発売(こちらもゼンカイジャー放映中に先行発売)。2022年4月12日にはDXと同じくゼンカイジュランとセットになったミニプラ 全界合体シリーズPB ドンゼンカイオーがプレミアムバンダイ限定で予約開始され、同年9月に発送となった。
余談
- ドンモモタロウ出現時の神輿の上にエンヤライドンが乗っているのは監督の田崎竜太の案であり、神輿とバイクの出番の両立が目的。
- 名前は童謡『桃太郎』の歌詞の「えんやらや」+「ライドオン」からと思われる。
- ドンブラザーズ開始から、かなりの頻度で登場して見せ場がある為、序盤の時点で「“特撮ヒーロー=バイク”の代表である仮面ライダーシリーズよりもバイクに乗っている」とファンから言われる事が多い(因みに同期のリバイスでは二輪バイクは登場しておらず、自転車の方が出番が多かったりする)。ドンオニタイジンの登場以降はドンゼンカイオー共々エンヤライドンの出番も減少傾向にある。
- ドンブラザーズ側の世界観よりもギアトリンガーにカラーリングや意匠が似ている事や立ち位置が特殊なロボになる事から、元々は夏映画恒例のゲストロボとして出すつもりだったがスーパーヒーロー戦記によって流れた没ロボを流用したという説が一部ファンの間で存在した。現在は『戦隊ロボに革命をおこせ! 開発者に聞いたDXドンオニタイジンの誕生秘話』の内容などから間接的に否定されている(ファンの間でもこれ以前から映画ゲストロボの流用として考えると作中の扱いや玩具の仕様などが嚙み合わないとして否定的なファンもいた)。
関連タグ
暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドンモモタロウ ドンゼンカイオー 機界戦隊ゼンカイジャー
チダ・ニック:10年前の作品での同じ戦隊レッドのバイク繋がり。
スピードル:『炎神戦隊ゴーオンジャー』にでの戦隊レッドの赤い鳥の乗り物繋がり。こちらは明確な自我を持つ機械生命体である。
金田のバイク:形状や配色が似ている赤いバイク。ご丁寧にドンモモタロウが有名なスライドブレーキシーンをオマージュしている。