虎龍攻神
とらどらごんじん
ドンロボゴクウ「まだまだ~!合体です!」
大合体!
ドンロボボルト「いい気になるな…!」
「逃げるな!待て、この…!
ほいっ!」
「ウゥッ!」
「捕まえ…たっ!」
「ウウッ…!」
「暴れないの!」
完成…!虎龍攻神!
「ウアアッ…!」
「ハウス」
「ウウッ…」
ドン23話にて初登場。
桃谷ジロウ/ドンドラゴクウと、彼の身体からの分裂を果たし実体化したもう一人のジロウ/ドントラボルト。
彼らがアバターチェンジしたドンロボゴクウとドンロボボルトが合体した姿が虎龍攻神(トラドラゴンジン)である。
両肩にはのぼりのようなパーツがあり、それぞれ左右の手に対応する武器名がでかでかと書かれている。
ドンオニタイジン同様、合体した時点では人間大のサイズであるが、アバターチェンジ用アイテムを操作せずに巨大化する事が可能。
巨大化後は、所々にブロックビルが建った荒野と中華風の街並みを掛け合わせたかのような脳人レイヤーにて戦闘を行う(が普通の脳人レイヤーで戦う事もある)。
尚、行動の主導権はドンロボゴクウ=普段のジロウ側が握っている。
屏風絵を思わせる風景の中、ドンロボゴクウがドンロボボルトを追走した後、追い付いたドンロボゴクウがパワーローダーの様に変形し、その内部に人型に変形したドンロボボルトを拘束する事で合体が完了する。
演出上の都合か毎回ドンロボボルトがばたばた抵抗しながら合体するシュールな絵面が生まれ、たった2体で合体でありながら毎週コミカルな合体を見る事が出来る(尚省略される事もあるが「ハウス!」されるまでがテンプレ)。CVの石川雷蔵氏の演じ分けは必見。
虎抜けの術(トラぬけのじゅつ)
ドン24話にて使用。
敵に悟らせずにこっそりとドンロボボルトを解放し、死角から攻撃させる。忍者鬼ングに隙を作らせた。
どの様にして解放したかは不明。使用後はわざわざ演出付きで再合体していた。
炎虎龍々ジロウ‘sハリケーン(えんこりゅうりゅうジロウズハリケーン)
必殺のトラドラ奥義。
ドンロボゴクウとドンロロボボルトの形状をとった気を飛ばして攻撃した後に、熱烈貫戟を如意棒の様に伸ばして敵を貫く。
その後、ドンブラザーズのメンバーと共に新たな形態を手に入れる。
- デザインコンセプトは「スーツの制約からの解放」。シルエットは人型だが、中身は隙間だらけな機体としてデザインされた。当初はフルCGで描かれる予定であったようだが、「背景にCGを用いた巨大戦で、ドンオニタイジンのスーツと共闘させるのが難しい」とする理由から、結局はスーツとして製作される事となった。
- 初登場回であるドン23話では、上述の機能による疑似メットオフを披露。カッコ良い事を言ってるのにもかかわらず、シュール過ぎる絵面が出来てしまった。
- 桃谷ジロウの真実を踏まえてみると、桃谷ジロウ(ドンロボゴクウ)もう一人のジロウ(ドンロボボルト)が一つになった虎龍攻神の姿は、二人が揃ってヒーローになったジロウの姿でもあった。
- そもそも虎龍攻神の構成も「虎を縛り付ける檻である龍」と思われていたが、見方を変えてみると、「中身が空っぽの龍の中核にあるのが虎」というジロウの本質を示唆するものになっている。
- 前述の合体シークエンスはさしずめ、「後から作られた空っぽの存在たる龍(ジロウ)が唯一実在しているもう一人の自分(闇ジロウ)を渇望する姿」でもあったのである
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