登場シーン
オニシスターロボタロウ/サルブラザーロボタロウ「「はぁ!?」」
ドンロボゴクウ「えっ?そんな事が出来るんですか!?
面白そうです!!」
ドンロボボルト「断る!気持ち悪い…」
ドンロボタロウ「ガタガタ言うな!
“呉越同舟合体”だ!」
パァーリィータァーイム!
<大合体!>
大·合·体! 熱烈歓迎!
ドンロボタロウ「呉越同舟…」
ドンロボタロウ・ドンロボゴクウ「「超絶大合体!」」
大·合·体! 熱烈歓迎!
大·合·体! 熱烈歓迎!
オニシスターロボタロウ「今度は腕になりたい…」
ドンロボボルト「俺はゴメンだ…!」
ドンロボゴクウ「おっと!逃がしませんよ!」
サルブラザーロボタロウ「ひとつに纏まった!?」
ドンロボタロウ「纏めて腕となれ!」
オニシスターロボタロウ「下駄ぁ!?」
イヌブラザーロボタロウ「いや、草履か?」
ドンロボゴクウ「センターは···僕っ!」
ドンロボタロウ「五月蠅い。俺だ!」
キジブラザーロボタロウ「うん、肩だよね~」
<完成···!>
トラドラァ!
オニタイジン~!!
一同「完成…!トラドラオニタイジン!」
概要
ドンオニタイジンと虎龍攻神が「呉越同舟・超絶大合体」して完成する巨大ロボット。
アバターホースと呼ばれるホログラム状の馬を乗り熟し、馬上の戦国武将さながらの機動力を活かした戦法で敵を翻弄する。
合体時はドンモモタロウとドンドラゴクウ(幻影)が龍虎之戟とドンブラスターを重ね、データを送受信することでシークエンスがスタートする(ドン32話の描写から見るに、ロボタロウ変身前にこれを行うと変身シークエンスを挟まず、ロボタロウになって合体がスタートすると思われる)。
虎龍攻神に合わせて漢字にすると「虎龍鬼退神」になるだろうか。
音声の「大·合·体!」と「オニタイジン~!」は濱野大輝氏、「熱烈歓迎!」と「トラドラァ!」は朴璐美氏の物、<>内は2人が同時に読み上げた物となっている。
外見・構成
ドンロボタロウ胸部のV字パーツが外れ、代わりにドンロボゴクウの胴体を装着。
サルブラザーロボタロウとドンロボゴクウの下半身が左腕、ドンロボボルトが右腕になり、側面にキジンソードを連結させたドンロボゴクウの両腕がオニシスター、イヌブラザーロボタロウの下に接続されている(所謂「下駄」)。
キジブラザーロボタロウは接続方法こそ多少変われど、位置自体は上にズレた程度で大きくは変わっていない。
目元には発光するザングラソードよろしく、鮮やかなバイザーが新たに装着される。
その後、オミコシフェニックスとの合体で新たな姿を手に入れる。
性能
身長 | 60.0m(翼上まで65.0m) |
---|---|
全幅 | 57.0m |
胸厚 | 37.0m |
体重 | 5300t |
スピード | 370km/h |
出力 | 3000万馬力 |
※上記のスペックは巨大化時の物
武器
構造上「手」が無くなっており、武器が腕の一部になっている。
キジンソード
キジブラザーロボタロウの尻尾。接続して槍型のキジンスピアにでき、弓にもなる(後述)。
熱烈貫戟(ねつれつかんげき)
ドンロボゴクウの下半身、サルブラザーの脚の間に接続されている金色の剣。
こちらも虎龍攻神とは逆に左腕に装備されている。
神盾撃器(イージストライガー)
ドンロボボルトの脚に接続されている赤い爪。
虎龍攻神とは逆に右腕に装備している。
技
キジンスピア豪傑突き
キジンソードを上下に合わせた槍で敵を攻撃する。
キジンスピア剣豪斬り
アバターホースに乗った状態で敵をすれ違い様に斬り付ける。
ドラゴンキングダムアロー
キジンソードを弓状にして光の矢で敵を攻撃する。
必殺技
天下桃一・ドンブラファンタジア
7体のロボタロウに分離し、怒濤の連続攻撃を繰り出す大技。
内容としては、以下の通り。
- オニシスターロボタロウとサルブラザーロボタロウが(何故か)連続でヒップアタックを放つ
- イヌブラザーロボタロウとドンロボボルトが組み合って回転しながら突撃し、キジブラザーロボタロウが突進
- 炎を吐きながら飛翔するドンロボゴクウにドンロボタロウが乗り、すれ違い様にザングラソードで一閃する
ドン29話からはアバターホースに乗ったまま、キジンスピアで某ソーシャルゲームの様な7体の顔を模した桃型エネルギーを相手にぶつける技として使用。
精神一桃・ドンブラシャングリア
ドン32話にて使用した技。エネルギーを溜めたドラゴンキングダムアローから光の矢を放つ。この技でブラックオニタイジンムラサメを撃破した。
立体物
DX版
劇中通り、余剰パーツ無しでドンオニタイジンとトラドラゴンジンが合体して出来上がる。
全高約383mmの超巨大なサイズだがそれだけ重量とパーツ干渉も増大している上、肘関節がないため腕の可動範囲は殆ど無くなってしまい、下手に動かそうとすると自立も出来なくなってしまう。
足関節の可動範囲は相変わらず広い為、工夫すれば多少は見栄えの良いポーズを取らせる事は可能だが、ソレを加味しても実質的な可動範囲は従来のDXロボ玩具と大差無い程度に狭くなっている。
余談
- ドンオニタイジンと虎龍攻神は着ぐるみによるアクションだったが、トラドラオニタイジンはパーツが多過ぎて着ぐるみだと派手なアクションが難しい為、フルCGになっている。
- 寧ろフルCGになった分だけドンオニタイジンや虎龍攻神よりもドンゼンカイオーに近い派手なアクションになっている。
- 玩具版では合体に特殊なアバタロウギアは必要無く、適当なアバタロウギアをドンブラスターに装填して龍虎之戟とドンブラスターを長く重ねるだけで音声が発動する為、龍虎之戟とドンブラスター連動検証の時点で早々に存在がバレてしまっていた。
- 何気に、令和スーパー戦隊では初めての純粋な2体合体の戦隊ロボだったりする。
- 公式からは、トラドラゴンジンを持ってドンブラザーズの巨大戦力は無いと明言がある為、もしその話が本当であれば、2体合体止まりは宇宙戦隊キュウレンジャーのリュウテイキュウレンオー以来となる。
- ただし、「使っていないジョイントがある」と含みを持たせる事も言っているが…。
- 珍しく、左腕に剣を装備している戦隊ロボである。
- 「馬に乗る」アイデアは劇場版である『暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー』でやる予定だったが、ロボ戦は無くねぶたが採用された為、此方で使用された。また、馬は玩具に含まれていない為、降りても戦う。
- ドンブラザーズでは戦況の優劣に関係無くいきなり新しい能力が登場するのがお約束となっており、トラドラオニタイジンも例外では無い。
- 普通スーパー合体は劣勢に追い込まれた状態を巻き返すパターンが多いが、このトラドラオニタイジンは優勢である事しか無かったのにいきなり合体しての戦闘である為、寧ろヒトツ鬼ングが可哀想に思えて来る。
- その後も無敗のまま強化ロボであるゴールドンオニタイジンとトラドラオニタイジン極が登場した。
- 意味を知らないのか、はたまた気にしていないのか、ジロウは突っ込んでいなかったが、呉越同舟とは「仲の悪い者同士や敵同士が同じ場所に居合せる事」、若しくは「そう言う人同士が止むを得ず共闘する事」である。
- たとえ意味を知っていたとしても敵でも無いのに中盤になっても仲が良くない戦隊も珍しい。
- 合体時はオニシスターが「腕になりたい」と吐露している。
外部リンク
関連タグ
ダイボイジャー、ゲキリントージャ:同じく合体時のコールが前者が超絶、後者が呉越同舟が名目の戦隊ロボ。
グッドクルカイザーVSX:フルCG・必殺技が分離して突撃・下駄の横に武器等が共通する呉越同舟的な2体合体の戦隊ロボ。
グレートゴーバスター:顔が酷似。
ギガントキシリュウオー←トラドラオニタイジン/ゴールドンオニタイジン→レジェンドキングオージャー/エクストリームキングオージャー