前後のストーリー
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ひみつのヒミツ | 今回 | ジュートのかりゅうど |
概要
スーパー戦隊第46作目『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン28話。2022年9月18日放送。
謎に包まれた元老院の存在についてちょっと触れられる他、脳人の世界であるイデオンが本格的に登場、更にムラサメは獣人を撃破できることが発覚した。
あらすじ
桃井タロウの元に、脳人の元老院からソノイの葬儀の案内状が届く。一人で行くと決意したタロウは異空間へ誘われ、天女達に囲まれ風呂やマッサージ、食事などのもてなしを受ける。そんな中、獣人に襲われるアノーニを助けるためドンムラサメが出現。桃谷ジロウが応戦しようとするが、もうひとりのジロウとムラサメはお互いに似たものを感じ…
主なドンブラ中毒
- 前話の次回予告はマザー・ムラサメ親子が担当。
- タロウが昼食のジャンボカツサンドにかぶりついた途端、歯が折れそうな金属音がして、見ると中には謎のプレートが挟まっていた。それは脳人の元老院からのビデオレターであり、ソノイの葬儀へ招待するという内容だった。ソースまみれになった上に、気づかずカツサンドごと一口タロウが噛んでしまった端末は、動作不良を起こして再生内容が聞き取りづらくなった。
- 罠に決まっているとはるか・真一・つよしが止めるのも聞かず、「俺が倒した相手だ、一人で行く。ソノイの冥福を祈りたいし、元老院とやらに言いたい事がある」と参列を決めたタロウは、即座に脳人の世界に転送され、葬儀の前に風呂で体を清めるもてなしを受けるが、もてなす黒服の面々がいつもの神輿担ぎと天女の色違い(OPでは『黒天女』と表記)。
- バスガイド獣人に襲われていたアノーニを救ったドンムラサメ。バスガイド獣人が逃げ去った直後。今度はドンドラゴクウが斬りかかる。途中で闇ジロウに切り替わってドントラボルトにチェンジするが、「まるでお前は死にたがっているようだ。そんな相手とは戦えない」と、ムラサメの本質を見通したような極めてヒーローらしい発言の後、戦闘を中止。
- 闇ジロウが変身を解いた隙を突き、逃げたはずのバスガイド獣人が急襲するが、ムラサメのニンジャークソードに貫かれて消滅。
- 風呂に続けてマッサージを受けるタロウ。しかし風呂は熱さが、マッサージは強さが足りなくて不満だったらしく、「ええい、どけ!俺が手本を見せてやる!」とマッサージ係を逆に組み敷いて、顔芸と共に強烈な手本をお見舞いしつつ「ハッハッハッハッ!」と高笑い。笑い顔が狂気そのもの。
- 闇ジロウは、自分が元来の人格であり、友人との交流によって後から生まれたのが普段のジロウだと告白する。人格が戻った際、裏で意識を保持していた証拠としてムラサメに「危ない方の僕と話してましたね」と語りかける普段のジロウ。
- ジロウも闇ジロウも今回真面目にムラサメの話を聞いてアドバイスをした結果マザーがムラサメの話を聞くようになった。
- 突然飛んできたニンジャークソードに取り憑かれて暴走したせいで、せっかく意中の相手(?)とはっきり対面したのに結局またしても何も知らない犬塚翼さん(25)。
- みほが逃げ去った後、「よせ!犬塚翼!お前にそんな姿は似合わない!」と、真っ当なヒロインムーブかましながらニンジャークソードを取り上げたソノニだったが、今度は自分が取り憑かれ、凄い顔をしながら暴れ出す。
- ソノイとおでんを食べる約束が相当な未練だったようで、ソノイの亡骸を前に屋台で一緒におでんを食べる妄想までし出すタロウ。
- 「俺がここに来たのはもう一つ理由がある」と切り出して、何か核心に触れる質問をするかと思いきや、「こんな物をサンドイッチに挟むとはどういう了見だ?」と食べかけのカツサンドをわざわざ持参し、先刻の異物混入に対するクレームをつけるタロウ。さらに長老達に「責任を取って食べろ」と要求。渡された元老院の二人も律儀に仮面を半分外し、その食いかけのサンドを食べた。
- 暴れるソノニから、ソノザがニンジャークソードを振り払うが、爆竜鬼と戦闘中のサルブラザーが何を考えたか「ちょうどいい、これでも使ってみるか」と手を伸ばす。オニシスターに止められても「なあに、わびさびの心があれば」と謎の自信を以って拾った結果、やっぱり狂暴化。
「ここで一句…
ワビサビを
斬って捨て去る
修羅の剣……ウガーッ!(暴走)」
- 初恋ヒーローの単行本でニンジャークソードの力を封印するソノザ。その後何故か笑う。
その一方で
今回はとりわけシリアス方面に不穏なフラグが立ち続けている。
- マザーがムラサメの話を聞くようになったのはいいがそれとは別にニンジャークソードにはムラサメ以外の者が持つと凶暴化するという作用が発覚。これはムラサメやマザーの意志によるものなのか全く無関係なのか…
- ソノイの葬式ははるか達が危惧した通りの罠。葬式中にソノイの変身態の鎧が出現して動き出しタロウに奇襲、タロウの力を奪い取り空っぽの鎧の中が赤い水のようなもので満たされ、それがソノイの遺体に掛けられるとソノイが復活。
- 他は例外なく暴走したのだが、タロウだけはニンジャークソードを持っても暴走せず、逆にソノイの鎧に奪われた力が元に戻った。その後戦えキャンセルでポイ捨て。
- これに関しては元々荒々しい=暴走した面がある上にドンモモタロウの力を奪われて空っぽだった器にニンジャークソードのエネルギーが注ぎ込まれたことで復活できたとも考えられる(関係性に対しては不明)。
- 他は例外なく暴走したのだが、タロウだけはニンジャークソードを持っても暴走せず、逆にソノイの鎧に奪われた力が元に戻った。その後戦えキャンセルでポイ捨て。
関連タグ
怪奇!クモ仮面の男:翌年の戦隊第11話のサブタイトル。葬儀される者の遺影がデカすぎる等、別の世界における葬式が描写されている。