「アバターチェンジ!」
よぉ~っ!
ドン!ドン!ドン!ドンブラコ! 暴太郎~!
ウッキウキ!ウキウッキー!
サルブラザー!よっ、ムッキムキ!
オニシスター「えぇ~!?今度はゴリラ!?」
「ん?サルだよ。ニ~ホ~ンザ~ル!君は~……ウサギかな?」
オニシスター「どう見たらそう見えるのよ~!」
「浮世におさらば…サルブラザー!!」
概要
スーツカラーは青。
猿原真一が変身する桃太郎の猿をイメージした戦士で、腕はオオカミブルーの様に毛で覆われている。
5人中唯一肩アーマーが無く、羽織の意匠も胸部のみで他のメンバーより短いと、全体的に野生児染みたワイルドな雰囲気が強い。基本的に二本足で立った猿の様に手を曲げ、足を中腰にした体勢をする事が多い。
序列は基本2番目だが、初参戦したのはドン3話と劇中では初期メンバーの内最後である。
上述の台詞にある様にモチーフはニホンザル。
ただし、体格はゴリラに近いマッシブな仕様(恐らく、変身者の聡明さ・博学さと、ゴリラの通称である「森の賢者」の両方に合わせている可能性がある他、同じ動物モチーフの2人が揃って機動力に長けている為、その差別化も考えられる)で、アンダースーツにも筋肉の様な意匠があるが、尻だけはニホンザルの様に真っ赤なのが特徴的。この赤尻には何らかの意味があるらしい。
本来のモチーフがニホンザルなだけあって、鈍重そうな見た目とは裏腹に動きは俊敏で、劇中ではトリッキーでアクロバティックなアクションを披露している。
名乗り口上は「浮世におさらば、サルブラザー!」で2番目の名乗りとなっている。これは浮世と猿の鳴き声「ウッキッキ」を掛けたシャレであり、さらばで締めているのも猿とさらば(去る)を掛けたシャレ且つ彼の厭世家としての側面を表した物になっていると思われる。分かっていると思うが、別に30分前の彼が嫌いという訳では無い。
猿原以前にもある人物が変身していた様である。
ドン43話では別次元の猿原真一が変身。基本は現代の姿と同一だがブーツのみ他の戦士同様細いものに変わっている。
固有技
- ドンブラスターを用いた必殺技(正式名称不明)
パーリィーターイム!
いよぉぉ!どんぶらこぉ!
- ドン46話にて使用。必殺技のシークエンスはドンモモタロウがドンブラスターで使用した「狂瀾怒桃(きょうらんどとう)・ブラストパーティー」と殆ど同じ。
- 暴れ猿パンチ
パワーアップ
- サルブラザーロボタロウ
- ドン10話から登場。サルブラザーロボタロウギアをドンブラスターに装填してアバターチェンジする強化形態。
余談
- 記念すべき劇中初変身の理由が「子供達が取れない所にあるボールをこっそり取ってあげる」と、そこまで類を見ない物であった為、一部には「初変身がソレ!?」ツッコむ人も。
- スーツアクターを担当する竹内氏は長年戦隊レギュラーを担当していたが、竹内氏が戦隊メンバーのスーツアクターを演じるのは、このサルブラザーが最後となっている。変身前を演じる別府氏とは約15㎝もの身長差があるが、同僚2名のおかげで違和感は抑えられている。
関連タグ
スーパー戦隊シリーズ歴代ブルー
ギンガブルー / ギンガリラ、ブルーバスター / ゴリサキ・バナナ:こちらはゴリラだが、同じく青い猿モチーフ繋がり。ブルーバスターはスーツアクターも同じ。
最上蒼太 ボウケンブルー:『轟轟戦隊ボウケンジャー』における戦隊ブルーで、桃太郎に因んだ第36話で猿役だった。こちらも変身後のスーツアクターが同じ。