概要
わび・さび(佗・寂)は、日本の美意識の1つ。一般的に、質素で静かなものを指す。本来佗(わび)と寂(さび)は別の概念であるが、現代ではひとまとめにされて語られることが多い(wikipediaより)。
佗(わび、佗び)…「貧粗・不足のなかに心の充足をみいだそうとする意識」を言い、動詞「わぶ」の名詞形。「逆境に逆らおうとする感情」のような意味か。
寂(さび、寂び、然び)…「閑寂さのなかに、奥深いものや豊かなものがおのずと感じられる美しさを言い、動詞「さぶ」の名詞形。「情緒」のような意味か。
文化の面では茶道においては「侘」の要素が重んじられ、俳句の世界では時代の流れとともに「寂」を美意識とする風潮が浸透していった。
関連タグ
お詫び 錆び わさび わらび ワラビー…こういう意味ではない
対義語:風流