鬼頭はるか「もう、わけわかんねえ…」
概要
スーパー戦隊シリーズ第46作『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』に関する用語の1つ。
前作『機界戦隊ゼンカイジャー』のギャグテイスト全開な作風を指す用語「ゼンカイ脳」の派生語であり、ドンブラザーズの作風を呼ぶ名称として使用される。視聴者の間でもSNSなどで使用されている。
由来
初出は、『機界戦隊ゼンカイジャー』第43カイ!のゼンカイ備忘録。ゼンカイジャーがコタツワルドやバラシタラとの対決に苦戦する中、ゼンカイザーが使用した新たなセンタイギアにより呼び出された、ドンモモタロウが戦闘に乱入する。
しかし戦いが終わった後も、この未知なる46番目のスーパー戦隊の1人は名乗ることは無かった。
これに対して公式サイトは、
あの人、たぶん新番組のヒーローじゃないでしょうか?新ヒーローが前番組に先行登場。 |
そういうの、東映さんお好きですから。古くは『マジンガーZ』の最終回とか、50年前からやってます。2ヶ月先行は、さすがに世界初かもしれませんが。 |
なのに、名前も呼ばないゼンカイ脳。名乗りもしないドンブラ脳。またまたおかしな「脳」が近づいてきたようです。 |
などと発言している。
一例
先行登場だけでインパクトが強いドンモモタロウ
2022年3月の本放送開始前にも拘わらず、予告PVやゼンカイジャーゲスト出演回でドンモモタロウが言っていた「今俺を見たな?これでお前とも縁ができた!」というセリフだけでもネットミームが作られる。
はっちゃけすぎな製作発表会見
この時点で
等と偽タイトルを発表しまくり(そのうちドンブリとドンフレは嘘予告まで作られている)、その後も司会が度々ドンブラザーズと読むところを上記の3つの内からランダムでわざと読み間違えるという、視聴者以前に公式が(良い意味で)ふざけまくっている。
コラボ先でも容赦しない
YouTubeにて公開された目指せ!ドン王では仮面ライダー電王とコラボしたのだが、リンク先を見れば分かるように内容がはっちゃけ過ぎた。
現実でも祭りだ祭りだ!
3月25日に行われたプロ野球の開幕戦セレモニーで福岡ソフトバンクホークスの藤本博史監督がドンモモタロウよろしく赤い神輿に乗って登場して登場したことが報じられると、公式がドンモモタロウよろしく「ヤァヤァヤァ!#ソフトバンク 藤本監督!! 縁ができたな」とツイートする。
しかもバズりすぎてネットニュースに取り上げられる。→『ドンブラザーズ』、ホークス藤本監督にメッセージ「縁ができたな」 開幕戦に神輿で登場 | ORICON NEWS
主な役回り
- 桃井タロウ:主人公。人の気持ちが分からない故に突っ走り過ぎた行動の数々をとり反感を買ったり総ツッコミを入れられたりする。
- 猿原真一:タロウとは別方向に常人、浮世離れした行動で周りを混乱させたが今となっては頼れる指揮官、ツッコミ役に回ることが多い。
- 鬼頭はるか:語り部…と見せかけて脅威の胆力と自惚れやすさでボケに回ることが多い。ボケが飽和するとツッコミに回る。
- 犬塚翼:物騒な経歴だが根は善良。巻き込まれ担当になりがち。あと現状本当に何も知らない
- 雉野つよし:ツッコミ、巻き込まれ、優しさ担当のはずが怒らせると最も怖い。
- 桃谷ジロウ:処刑発言や理不尽過ぎる闇討ち等々理不尽ネタ担当。正義の味方はどこに行ったのだろうか?
- ソノイ:ライバルキャラなのだが本気で敵対したり協力してくれたり一緒に遊んだりと最早前作の苦労人。
- ソノニ:愛が知りたい故に愛に生きる翼に興味を持ちヒロインのような動きをすることが多い。なお翼はそのことを恐らく知らない。
- ソノザ:純粋キャラ故のオーバーリアクション担当。一方ではるかと漫画を作っていることも多い。
- 五色田介人:指揮官ポジションなのだが謎が多過ぎたり美味しい所を持っていったりそっくりさんネタを乱発したりとやりたい放題。
- ソノシ:ギャグに参加すら出来ないレベルの悪逆無道にして厚顔無恥。一挙手一投足毎に凶悪事件を起こす始末。
youtubeでのドンブラ脳
目指せ!ドン王
詳しくは個別記事参照。
コレがドンブラザーズの名乗りだ!暴太郎のホントの姿!?
本編に先駆け正体バレの状態で喫茶どんぶらに集まるドンブラザーズ。もはや拠点や秘密基地と化している。寡黙な本編とは違いかなり饒舌なドンブラの黒介人。そしてちゃっかりと司令官ポジ化している。
また、本編では明かされなかったドンブラスターの各パーツの名称が解説されている。
youtubeで初めて見られる同時変身、個人の名乗り口上。それもタロウのみクセが強すぎる 。
メタ的には本編の映像の流用なため仕方無いのだが、不自然なくらいいきなり斬りかかってくるドンモモタロウ。そして喫茶どんぶらに戻っても誰も言及しない(詳細は該当記事/きれいなドンブラザーズへ)。
など、徐々に視聴者の脳ミソを侵食してきている。
CMでのドンブラ脳
DXエンヤライドン
もう販売されていないのに、おもいっきり冒頭でDXギアトリンガーが出てくる。
ゼンカイザーブラックが使ってるし、引き続き販売しろよ·······。
書籍でのドンブラ脳
暴太郎戦隊ドンブラザーズとあそぼう!
- キャラクター紹介が···
···翼はともかく、つよしの 「ふだんはおだやか」って···
- キャラクター紹介・脳人編
よくぼうをしはいしようとする上位世界の住人だ!
···なんか違くない?
- ズームアップ写真📷️このレッドはだれだ?
オニシスターが、レジェンドスーパー戦隊のレッドたちの写真をとったけど、きんちょうしてしまい、一部分しかうつっていない······。どの写真がだれか、あ~き からみつけよう!
·······まさかの2代目?
- ちがうのはどれだ?まちがいポーズさがしの選択肢
・①普通
・②むずかしい
・③おにむず
···子供向け雑誌でおにむずって···。
- どこだ?みつけろ!アバタロウギア
さりげなく本編に登場していないゼンカイザーブラックのギアが紛れている。しかも2枚。
狂気か中毒か?ドンブラ中毒/本編でのドンブラ中毒
このように番組開始前後から既に視聴者への侵食著しい「ドンブラ脳」であるが、一方で番組制作に携わったスタッフからは、こんな興味深い証言もちらほら出つつある。
「ゼンカイが「ゼンカイ脳」なら、ドンブラは「ドンブラ中毒」」
中澤祥次郎(監督)
「ゼンカイは計算された可笑しさ。ドンブラは計算された狂気」
佐々木幸司(ラインプロデューサー)
・・・作り手をしてこのように言わしめる辺り、もしかすると「はっちゃけだとかおふざけだとか そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ」のかも知れない。
本編でのドンブラ脳はドンブラ中毒へ。