マザー「ブラックオニタイジンです、ムラサメ」
ドンムラサメ「はい、マザー」
キジブラザー「ええっ、色違いの僕が…」
イヌブラザー「でかくなりやがった」
概要
ドン32話にて初登場。
ドンムラサメが変身したブラックロボタロウが、追加パーツと合体した姿。
ドンオニタイジンと酷似した外見を持ち、スペックも同一。
劇中では「ブラックオニタイジン」と呼ばれている。
恐らくドンムラサメがドンモモタロウに酷似した外見を考えると、ドンオニタイジンを模した対ドン王家或いは獣人用の兵器である可能性が高い。
合体シークエンス
暗い紫の空間に黒紫と金のカラーリングになったオニシスターロボタロウ、サルブラザーロボタロウ、キジブラザーロボタロウ、イヌブラザーロボタロウを中心にブラックロボタロウが飛行し、彼から放たれた紫電を受けて各ロボタロウがブラックロボタロウに合体(アングルはドンオニタイジンと同様だが、こちらはスーツで合体している差異がある)。
最後に頭部と胸部にドンムラサメのバイザーの衣装がついたプロテクターとメットが装着され、お供達のバイザーが赤く発光して合体が完了する。
マザーの精神も憑依しているのか、戦闘の際は共に攻撃したりダメージを受けているかの様な描写がある。
恐らくブラックロボタロウ達はフェイクなので喋らず黙々と合体する他、前作の似たポジションのゼンカイオーブラックジュラガオーンとは違い電子音声も特には鳴らず、機械的で不気味な印象を受ける。
因みに待機音と思わしき合体時のBGMは玩具版ニンジャークソードをドンブラスターと連動させた際の「裏・アバタロ斬」の必殺待機音のインスト。
長らく玩具版限定の物だったが、本編に逆輸入され意外な形で披露される事となった。
尚、データ上はドンオニタイジンを色違いにしているだけなのでコストは掛から無さそうだが、今回は相手(トラドラオニタイジン)に合わせてスーツは用意されず全編フルCGで登場している。
ブラックオニタイジンムラサメ(未来)
並行世界の未来から現れた、もう1人のドンムラサメが同様にブラックロボタロウ達を召喚・合体変身した姿。
ムラサメのバイザーと胸部プロテクターが金色になっており、金の割合が増している。
原典のブラックオニタイジンと激戦を繰り広げたが、向こうはマザーに当たる存在が居なかったせいかマザーに問い掛けられた際に隙が生じて敗れてしまった。
性能
身長 | 55.0m |
---|---|
全幅 | 38.0m |
胸厚 | 21.5m |
体重 | 3000t |
スピード | 300km/h |
出力 | 1700万馬力 |
※上記のスペックは巨大化時の物
装備・技
- ソーシャークソード
二振りの紫色の剣。ドンオニタイジンで言う「キジンソード」に相当する。
のこぎりの様な凹凸があり、切先は扇状になっている。
浮遊させ、遠隔操作を行う事も可能で、距離を取りつつも敵を攻撃する事が可能。
基本的には二振りだが、攻撃時に数を増やす事が可能。
- 目からビーム(正式名称不明)
ドンオニタイジンで言う「目力ビーム」に相当する攻撃。
各メンバーのバイザーから光弾を発射する。この時、マザーも攻撃している様な描写がある。
トラドラオニタイジンにはキジンスピアで弾かれてしまった。
- 結界(正式名称不明)
ドン38話にて使用。
ソーシャークソードを5振りに増やし、敵を囲って爆破させる攻撃。
- ニンジャーク秘技・鮫時雨(さめしぐれ)
ドン41話にて使用。
胸の部分から紫色のビームを放つ。トラドラオニタイジンを吹っ飛ばす程の威力を誇る。
余談
戦績は1勝3敗(その1勝も未来並びに並行世界からやって来た自分自身である)だが、初回ではトラドラオニタイジンと互角、更には2回目では闇ジロウ曰く、「パワーアップしている(トラドラオニタイジンよりも強い)」と言及されている事から敵の巨大戦力の中で最も最強と思われる。
関連タグ
ゼンカイオーブラックジュラガオーン:似た様な立ち位置の巨大戦力。
ブラックフリーザ:同時期にて誕生した黒い形態。