ダンベルロイド
だんべるろいど
エンターが偶然目にした、スポーツジムで男性が使用中のダンベルに「鍛える」のメタウイルスをインストールする事で製造されたメタロイド。ダンベル型の頭部が特徴的で、黒いボディも機械ながらボディービルダーの様な身体つきをしている。
超重量のビクトリーダンベルをばら撒き、自動的に手に吸着された者の心身をハードに鍛える熱血トレーニングメニューに強制参加させる能力を持ち、劇中ではこれで人々に強制的にハードなトレーニングを強いて鍛え苦しめた。
尚、このビクトリーダンベルは更に巨大なビクトリーバーベルに変形し、相手を押し潰す事も可能である。ちなみにダンベルは爆弾にもなる。
前回の疑似亜空間で人間を苦しめる快楽に味を占めたメサイア。現実世界への帰還よりそちらの欲求を優先する主の姿に頭を痛めたエンターは、偶々スポーツジムが目に入り、そこでトレーニングに励む人々を見て、呆れと共に羨ましさを覚える。
「スポーツジムですか。こんな物でストレスを発散出来る人間は単純ですね…」
そう呟くなり、エンターは気晴らしとばかりにメタウイルスをジム内のダンベルにインストールし、ダンベルロイドが誕生。
「後3分頑張れ!お前達の敵は誰だ!?会社か?上司か?世界か?違う、自分自身だ!!」
そう言って市民をビクトリーダンベルで操り、無理矢理トレーニングさせていた所にブルー以外のゴーバスターズが駆けつけた為に交戦。
レッドとイエローをビクトリーバーベルで圧倒し、「鍛え方が足りないぞ、ゴーバスターズ!」とビクトリーダンベルで無理矢理トレーニングさせるが、胸部のタイマーが点灯するとそのまま撤退してしまう。
その後、とある工場で居所を突き止めたブルー以外のゴーバスターズと再戦。駆けつけたスタッグバスターをビクトリーダンベルで足止めすると、残る3人をダンベル爆弾で怯ませ、ビクトリーバーベルで押し潰そうとする。
そこへ(マサトがゴリサキに告げた冗談が大袈裟に伝わり、その事を知った)リュウジが駆け付け、最後の変身を覚悟で突撃する。
自身を遥かに上回るブルーのパワーに驚愕しながら圧倒され、最期はエネトロンをチャージして放ったイチガンバスター・スペシャルバスターモードの射撃を受け、「そのファイト…ビクトリィィィ!」と叫びながら爆散した。
ダンベルロイドが倒された後、そのデータをタイプβの敵メガゾードにダウンロードしたダンベルゾードが亜空間から出現。バスターヘラクレスと交戦するが、マサトの冗談を知って激怒するブルーがGT-02ゴリラで乱入した。
GT-02ゴリラの突撃でバスターヘラクレスと共に吹き飛ばされ、ジャイアントビクトリーバーベルを投げ飛ばすも受け止められてしまう。
ジャイアントビクトリーバーベルを利用した攻撃で上空に打ち飛ばされ、最期はバナナミサイルの連射を受けて爆散した。
モチーフにはダンベルの他にも『ビリーズブートキャンプ』でお馴染みのビリー・ブランクスが含まれていると思われる。実際、人々にダンベルを持たせてトレーニングさせる光景はまさしくビリーズブートキャンプのそれであった。
識別ナンバーのA-01の由来は「鉄アレイ」からで「鉄ア(A)レ(0)イ(1)」となる。
声を演じた小杉氏は2年前の『天装戦隊ゴセイジャー』でも10サイのロボゴーグの役で準レギュラーとして出演していた。所属組織もロボット怪人のそれで、名前もメタロイドに対してマトロイドと共通点が多い。ちなみに上述のビリーの吹き替えも小杉氏が担当している。
スキャンのバザルソLJ:『天装戦隊ゴセイジャー』の怪人で、こちらも他人を鍛えるのが趣味のロボット怪人繋がり。
ダンベルバンキ:『炎神戦隊ゴーオンジャー』に登場するダンベル繋がりの戦隊怪人。
ジムグルマー:『爆上戦隊ブンブンジャー』に登場するスポーツジムから素体アイテム生み出し強制的に無茶苦茶なトレーニングを行い人々を苦しめた後輩怪人。ただし、こちらの素体はランニングマシン。
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VSダンベルロイド(特命戦隊ゴーバスターズ)
今回は特命戦隊ゴーバスターズからダンベルロイドとの会話です。 製作者が上司の我がままにストレスためて、憂さ晴らしに作ったというギャグのような奴。 本人も相手を無理矢理、強制トレーニングさせるだけで悪辣な奴ではないというのが またダンベルロイドがでる話ではコーバスターズたちがいたずらと勘違いで 巻き起こすドタバタ劇もまた笑えます。2,638文字pixiv小説作品