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「腕が上がらないのに、ボクちゃんお手上げベル~!」


データ編集

分類害気目蛮機獣
作製者害気大臣キタネイダス
作製モデルダンベル
身長220cm(産業革命時:55m)
体重321kg(産業革命時:802.5t)
CV岸祐二

概要編集

GP-46「家出ボンパー」に登場するキタネイダスが「ダンベル」をモデルとして製作した害気目蛮機獣

両腕が超重量級のダンベルという姿を持ち、口癖「~ベル」


戦闘では上記の超巨大ダンベルを振り回して襲い掛かって来る。その威力は一振りで高層建造物を叩き壊し、あらゆる攻撃を打ち返せる程強力だが、重量が凄まじいためにダンベルバンキ自身では持ち上げられない弱点を持つ。それ故、両腕の基部にリモコンで動作するパワーユニットが設置され、外部からのリモコン操作によって両腕を振り回すという仕様となり、蛮機兵ウガッツの中から特別に訓練、選抜された一際手先の器用なウガッツR&Lがそれぞれの腕を担当する形での運用となった。


破壊活動が主体で、モデルのダンベルも大気汚染とは関係無い」と思われるだろうが、この蛮機獣は激しい運動を繰り返すことで身体を鍛える過程の中、「高濃度の有害二酸化炭素を吐きまくって周囲を汚染する」という害気目の本分もしっかり全うしているのでご安心を。


活躍編集

街中で運動をしながら二酸化炭素を撒き散らしている最中、ゴーオンウイングスが駆けつけたために交戦。

途中で両腕を動かす役目のウガッツR&Lが急に姿を眩ましたために撤退を余儀なくされ、見つかるまでの間に代わりとなる蛮機兵ウガッツを探したり、キタネイダスケガレシアが動かそうとしたりするも失敗に終わる。


その後、キタネイダスとケガレシアに自分達の要求を飲ませる事で戦線に復帰したウガッツR&Lのリモコン操作によって真の力を発揮。

その力でゴーオンジャーとゴーオンウイングスの7人をあと一歩まで追い詰めるが、早輝の説得で一同の元に駆けつけたボンパーにウガッツR&Lを倒されてしまい、両腕を動かす者がいなくなって不利な状況になった所へスーパーハイウェイバスターとブースターフライトの同時攻撃を喰らい敗北。


直後にビックリウムエナジーによって産業革命を起こして巨大化するも、両腕が上がらない状況は変わらず、胸部から放つ超ダンベルミサイルで自暴自棄に応戦するが、ゴローダーGTに圧倒されると羽交い絞めにされ、最期はセイクウオーのセイクウインパルスを受け上記の台詞と共に爆散した。


余談編集

モチーフである「ダンベル」は鉄棒の両端に重りを付け、身体を鍛えるための道具である。


声を演じる岸氏は『激走戦隊カーレンジャー』でレッドレーサーこと陣内恭介役として主演していた。

2年前の『轟轟戦隊ボウケンジャー』でも邪悪竜ダガーギンという終盤に登場する怪人の声を演じ、更に遡って7年前の『百獣戦隊ガオレンジャー』でもカメラオルグという欠陥を抱えた怪人の声を演じているが、こちらは最終的に解消されている(※器物がモチーフである点も共通)。


関連タグ編集

炎神戦隊ゴーオンジャー 蛮機族ガイアーク 蛮機獣 害気目

ダンベル


ドリルバンキ害地目最後の蛮機獣。

ビンバンキ害水目最後の蛮機獣。

ケッテイバンキスペシャル目最後の蛮機獣。


他作品の関連怪人編集

ダンベルロイド4年後に登場する、同じくダンベルモチーフの後輩。

グリモワールマイナソー11年後に登場する、同じく運用に第三者を必要とする戦隊怪人(?)。ただしこちらは誕生が自然発生かつ自力で動くこともままならない物言わぬスケッチブックで、ある意味ダンベルバンキよりも悲惨。

バクダン邪面12年後に登場する、同じく破壊活動を目的とした割には欠陥としか言いようがない能力を持って誕生した戦隊怪人。

ジムグルマー15年後に登場する人々の体を強制的に鍛えさせ苦しめた戦隊怪人の後輩。なお、岸氏は劇場版に登場するゲストヴィランの声を演じている。

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