「腕が上がらないのに、ボクちゃんお手上げベル~!」
CV:岸祐二
データ
分類:害気目蛮機獣
作製者:害気大臣キタネイダス
作製モデル:ダンベル
身長:220cm(産業革命時:55m)
体重:321kg(産業革命時:802.5t)
概要
キタネイダスが「ダンベル」をモデルとして製作した害気目蛮機獣。
両腕が超重量級のダンベルと言う姿を持ち、口癖は「~ベル」。
戦闘では上記の超巨大ダンベルを振り回して襲い掛かって来る。その威力は一振りで高層建造物を叩き壊し、あらゆる攻撃を打ち返す事が出来る程強力だが、重量が凄まじい為にダンベルバンキ自身持ち上げる事が出来ない弱点を持つ。それ故、両腕の基部にリモコンで動作するパワーユニットが設置され、外部からのリモコン操作によって両腕を振り回すと言う仕様となり、蛮機兵ウガッツの中から特別に訓練、選抜された一際手先の器用なウガッツR&Lがそれぞれの腕を担当する形での運用となった。
破壊活動が主体で、モデルのダンベルも大気汚染とは関係無いと思われるだろうが、この蛮機獣は激しい運動を繰り返す事で身体を鍛える過程の中、高濃度の有害二酸化炭素を吐きまくって周囲を汚染すると言う害気目の本分もしっかり全うしているのでご安心を。
活躍
街中で運動をしながら二酸化炭素を撒き散らしている最中、ゴーオンウイングスが駆け付けた為に交戦。
途中で両腕を動かす役目のウガッツR&Lが急に姿を眩ました為に撤退を余儀なくされ、見つかるまでの間に代わりとなる蛮機兵ウガッツを探したり、キタネイダスとケガレシアが動かそうとしたりするも失敗に終わる。
その後、キタネイダスとケガレシアに自分達の要求を飲ませる事で戦線に復帰したウガッツR&Lのリモコン操作によって真の力を発揮。
その力でゴーオンジャーとゴーオンウイングスの7人をあと一歩まで追い詰めるが、連と早輝の説得で一同の元に駆け付けたボンパーにウガッツR&Lを倒されてしまい、両腕を動かす者が居なくなって不利な状況になった所へスーパーハイウェイバスターとブースターフライトの同時攻撃を喰らい敗北。
直後にビックリウムエナジーによって産業革命を起こして巨大化するも、両腕が上がらない状況は変わらず、胸部から放つ超ダンベルミサイルで自暴自棄に応戦するが、ゴローダーGTに圧倒されると羽交い絞めにされ、最期はセイクウオーのセイクウインパルスを受け上記の台詞と共に爆散した。
余談
モチーフである「ダンベル」は鉄棒の両端に重りを付け、身体を鍛える為の道具である。
声を演じる岸氏は『激走戦隊カーレンジャー』でレッドレーサーこと陣内恭介役として主演していた。
2年前の『轟轟戦隊ボウケンジャー』でも邪悪竜ダガーギンと言う終盤に登場する怪人の声を演じ、更に遡って7年前の『百獣戦隊ガオレンジャー』でもカメラオルグと言う欠陥を抱えた怪人の声を演じているが、こちらは最終的に解消されている(※器物がモチーフである点も共通)。
関連タグ
炎神戦隊ゴーオンジャー 蛮機族ガイアーク 蛮機獣
ダンベル
ドリルバンキ:害地目最後の蛮機獣。
ビンバンキ:害水目最後の蛮機獣。
ケッテイバンキ:スペシャル目最後の蛮機獣。
ダンベルロイド:4年後に登場する、同じくダンベルモチーフの後輩。
グリモワールマイナソー:11年後に登場する、同じく運用に第三者を必要とする戦隊怪人(?)。但しこちらは誕生が自然発生かつ自力で動く事もままならない物言わぬスケッチブックで、ある意味ダンベルバンキよりも悲惨。
バクダン邪面:12年後に登場する、同じく破壊活動を目的とした割には欠陥としか言いようがない能力を持って誕生した戦隊怪人。