「謎の物体サーチング~!思わぬ奴らとバッティング~!」
データ
概要
GP-27「孫娘ハント!?」に登場。
キタネイダスが“ダウジングロッド”をモデルに作成したどう見ても男に見えちゃう女性型の害気目蛮機獣。
ヒューマンワールドを汚い世界に変える為に、魔女博士オーセンの発明した周囲の環境を自在に変換できる超兵器を探索することを使命としている。
両腕のロッドの他にも首部分から伸びた手に持つペンデュラムやY字型ロッドなどのダウジングアイテムを全身に装備した優れたダウザーであり、捜索に多少時間がかかるものの異次元の強力な超兵器や変装しているオーセンなどのどんな人物でも確実に見つける事が出来る。
また、ロッドから放出される不思議な波動によって相手からの攻撃弾道を変えることも可能となり、「フェンシングー」などの発したギャグをバトルスタイルにする技巧家でもある。
活躍
超兵器を探索中に範人以外の4人と偶然出くわしてしまい、上記の発言後グリーン以外のゴーオンジャーと交戦(ちなみに走輔から「ふざけた野郎だチェンジング~!」と言い返されている)するが、大事な使命を思い出した為に「あっ!今は物体サーチング~!ここはさよならランニング~!」とそのまま戦闘を中断し逃走する。
その後、オーセンの居場所を突き止めるとキタネイダスも出撃し、彼女を超兵器と共に連れ去ろうとしたところに7人が駆け付けると、偶然オーセンと先に接触していたグリーンがゴーオンウイングスと共にキタネイダス達を追い掛けたため、残る4人と再戦することに。
ロッドからの光線で攻撃し、圧倒的な戦闘力で苦戦させるが、自身の頭上を飛び回る4人の連携に翻弄されてしまい、ハイウェイバスターの弾道を変えようとするも効果が出せずに敗北。直後、産業革命を起こして巨大化する。
エンジンオーガンパードの弾道をビックリパワーダウジングで変え、更にそれらの弾丸を命中させるが、キタネイダスの嘘を見抜いていたオーセンが装置を逆作動させ、全身に綺麗な花が咲いた為に弱体化し、最期はエンジンオーG9のG9グランプリを受け、「これでおしまいエンディング~…コォォォォ~ッ!」と言い残し爆散した。
余談
語尾の「~イングー」や口癖が「グーググー」という事からも分かるように、その容姿はダウジングとかけて中の人がモデルとなっているのは言うまでもない。
ちなみに顔などがそこまで似ていないのは、当時人気絶頂期だったことからスケジュールの関係で起用出来ない可能性があり、スタッフから「エドさんは意識しなくていいです」と言われたため。
関連項目
スプレーバンキ:製作者は違うが、同じく中の人が芸人な同僚。断末魔を含め本人のネタを連発していた点も共通。
他作品の関連怪人
漫才忍者ツッコ・ミーナ6年前に登場したお笑いモチーフの怪人で、当時の流行ネタをパクっている。
水喰い忍者ガマジャクシ オズチュウ星人イーアル ナゾカケ邪面:演者が芸人で、持ちネタを盛り込まれた、他戦隊作品の怪人繋がり。