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マイナン

まいなん

マイナン(Minun)とは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
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基礎データ編集

全国図鑑No.0312
ホウエン図鑑No.081
セントラルカロス図鑑No.097
ブルーベリー図鑑No.120
ローマ字表記Minun
ぶんるいおうえんポケモン
タイプでんき
たかさ0.4m
おもさ4.2kg
せいべつ50%♂・50%♀
特性マイナス/ちくでん(隠れ特性・第6世代から)
おとしものマイナンのけ
タマゴグループようせい

各言語版での名称と由来編集

言語名称由来
日本語マイナンminus(英語てマイナス)
英語・ドイツ語・イタリア語・スペイン語Minun日本語に同じ
フランス語Négapinégatif(マイナスの、負の)
韓国語마이농日本語名の音写
中国語負電拍拍負電(負電荷)+拍(拍手)

概要編集

第3世代『ルビー・サファイアから初登場のポケモンで、うさぎのような青い耳に、マイナスの記号をモチーフにしたほっぺたと尻尾を持つ。プラスルとは対になる存在。


黒く真ん丸な目に電気袋を持った可愛いでんきタイプ、第3世代におけるいわゆるピカチュウポジション、別名『電気袋組』の一種であり、グッズ展開が積極的になされている。


また可愛らしい外見からプラスルと並んで人気の高いポケモン。イラストでもセットで描かれる事が非常に多い。

実際にゲーム・アニメ・漫画版で「可愛い」、「愛嬌はある」と称している。

ただ、プラスルとの間に進化や交配での繋がりは一切なく、あくまで別種扱いである。

ほっぺすりすり


色違い編集

312!

色違いはの部分がエメラルドグリーンになっている。


ゲームでの特徴編集

第4世代などを除きプラスル・マイナンどちらかの出現率が高く、もう片方は低いか全く出てこない。楽に入手するには両バージョン手に入れるか、他人と交換する必要がある。


RSEORAS編集

プラスル同様に110ばんどうろに生息している。しかし、3つ目のバッジ手前で手に入る貴重なでんきタイプで、『ルビー』の方が出現率が高い。

  • 主にふたごちゃんなどのトレーナーが使用してくる。特性や技など、ダブルバトルが導入された第3世代を象徴するポケモンでもある。

DPtBDSP編集

全国図鑑入手後に「じまんのうらにわ」に出現する。


HGSS編集

ポケギアのラジオで「ホウエンサウンド」を流すと29ばんどうろ等で出現するようになる。


ブラック・ホワイトBW2編集

『ホワイト』『ホワイト2』のみ、6ばんどうろで大量発生する。


XY編集

5ばんどうろに出現する。


第7世代~編集

第7世代『サン・ムーン』『ウルトラサンムーン』では出現しない為、過去作から連れてくる必要がある。

 

第8世代『ソード・シールド』では未内定。


BDSPでは、習得技がすりかえ以外、プラスルと全く同じにされてしまった。しかもきりふだとかこれまで差別化として習得できた技はすべて廃止。技での差別化が困難になった以上、耐久型に育てる必要があるだろう。


第9世代『スカーレット・バイオレット』では『藍の円盤』で解禁。テラリウムドームのポーラエリアとキャニオンエリアを繋ぐ電気石の岩窟で生息する他、タロが初戦で繰り出してくる。

配信前の公式トレーラーでは紹介されていなかったが、公式ガイドブックの表紙に掲載された事で登場が確定した。舞台がダブルバトル中心だからだろうか。


性能編集

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
604050758595405

  • プラスルに比べるとマイナンの方が「ぼうぎょ」「とくぼう」が高い。プラスルとは習得技が殆ど同じであり、「すりかえ」「ギフトパス」以外全ての技が被っている。

  • 基本的に愛玩用であり、対人戦はあまり向いていないとされるが、ダブルバトル向きの特性マイナスを持つ為、「マイナス」または「プラス」の特性を持つポケモンと同時に繰り出すと火力が上昇する。こちらの方が耐久が高い為、プラスルをサポートすると活躍させやすい。

  • 第4世代まではプラスル・マイナン固有の特性だったが、第5世代以降上記2種の特性を持つポケモンが増えてきた為、様々な組み合わせが可能になった。だが、所有者がでんきタイプはがねタイプなせいで、じめんタイプの技にとことん弱いのが最大の欠点。「くさむすび」や「でんじふゆう」で対抗したい。ちなみに、それらのポケモンがいない場合でも技なかまづくりを味方に使えば味方共々自分の火力を引き上げられる。

隠れ特性とその難易度編集

  • 長らく他の特性が来なかったが、第6世代の『ポケモンXY』になって隠れ特性「ちくでん」を獲得した。同様にプラスルも「ひらいしん」を獲得している。これにより特性の相性を気にせずパーティが組めるようになった。

  • だが上記特性の入手方法が少々大変で、『XY』では群れバトル限定で、しかもプラスル・マイナンの群れの出現率がかなり低い。一応特性「せいでんき」で吸い寄せられなくはないが、『X』の場合マイナンが5匹いるうちの1匹だけにしかいない為入手が困難。

  • 『オメガルビー・アルファサファイア』のサーチで手に入れるのが簡単かと思いきや、こちらも『アルファサファイア』では『X』と全く同じ出現条件なせいで、そもそもマイナン自体が手に入りにくくなっている。しかも「せいでんき」で吸い寄せようとすると別のポケモンが寄ってくる始末。無事手に入れたら是非可愛がってあげよう。幸い、1匹でも入手できれば図鑑サーチで隠れ特性の入手難易度は大きく下がる。

使用トレーナー編集

ゲーム版編集


アニメ版編集

     

漫画版編集



番外作品編集

ポケモンレンジャー編集

無印では男主人公のパートナーとして活躍。

いたずら好きで何度か他のポケモンとトラブルを起こし、フォルシティで出会った際にはヘルガーにちょっかいをかけて襲われ、混乱しているところを主人公にキャプチャされてなだめられる。その後リリースされるも、主人公の事が気に入り、ハヤテと共にオニドリルで飛行しようとする主人公の足にしがみついてリングタウンに付いてくる。ポケアシストは「ほうでん」。


アニメ版編集

アニポケ第1-7シリーズ編集

ラルースシティに住む野生のポケモンでプラスルととても仲が良く、いたずら好きでハイテクゴミ箱で遊ぶのが好き。かつてレックウザデオキシスの戦いに巻き込まれた事が重度のトラウマになりそれ以来ポケモンに触れなくなっていた少年トオイにハイテクゴミ箱に挟まって動けなくなったところを助けてくれた事で彼に懐くようになる。


  • カズチのマイナン

AG38話にてカズチのポケモンで登場。相方のプラスルと息の合ったコンビネーションで応援をしたりする。ロケット団に捕まったサトシのピカチュウに「てだすけ」してパワーアップさせたりした。その後はカズチと共に旅に出たが、AG52話にてサトシ達と再会する。


DPヒロインであるヒカリは幼稚園時代に、幼稚園で飼われていたプラスルとマイナンを無理やり抱きしめた事で、嫌がる2体の電気で髪が光りながら爆発状態になってしまい、その際ケンゴから「ピカリ」と名付けられてからかわれて笑い者にされた為、以来見ただけで取り乱すほどプラスルとマイナンがトラウマになっていたが、後述する162話の件で克服した。


DP161・162話のアサツキ大会で登場。決勝で相手になったヒカリに「スパーク」で彼女の髪を「ピカリ状態」にして上述のトラウマを再発させリボンがかかっているにも係わらず一時的にバトルを放棄するほどパニックに陥らせるが、マンムーヒノアラシの励ましで克服され撃破された。ウララからはプラスルと共に「あなた達が一番よ」と優しく抱き締められて労られた。


新無印61話で便利屋のディバイの相方で「プラスルマイナン便利屋」の看板ポケモンで登場。ディバイが階段でよろけ、そこへ慌てて飛び出したマルプリが激突し兄弟揃って転げ落ちてしまい、結果ディバイは全身に怪我を負って入院。

無事だったマルプリは後の事を任されたものの、マイナンはやや頼りないマルプリにあまり心を開いておらず、応援する事がなかった。

しかし、後半でサトシとゴウとロケット団と共にマンホールに落ちてしまったケンタロスと下敷きになってしまったロケット団のニャースを助ける為に奮闘する彼女を見て心を開く。

なお、ディバイが入院して以降マルプリに心を開くまではジト目だったりする。

にっこにこプラスル&ジト目マイナン


その他

AG52話・77話
XY62話・80話・91話・105話・112話・137話
SM127話
劇場版ディアルガVSパルキアVSダークライ(オラシオンの彫刻)

アニポケ・第8シリーズ編集

  • 46話・59話・66話・67話:モブで登場。




漫画版編集

ポケットモンスターSPECIAL編集

4章から登場。伝説のポケモンに関わる「探知機」を開発・所持していた前のトレーナーを喪い、緑生い茂るすてられ船で野生化。同境遇のプラスルと2匹で船に残された探知機を守りながら住んでいた。船に自生する数々のきのみの性質をよく知っており、それをフル活用して侵入者にイタズラをする。


ルビーサファイア訪問時に探知機を狙いに来たマグマ団に2人と2匹全員が襲われ、2人の指示と2匹の技で追い払った事で仲良くなる。探知機が奪われてからも2匹で船に残っていたが、カイオーガ来襲により船が沈み大波に流され、運良く辿り着いたマボロシ島でこれまた偶然ルビー・サファイアと再会した時に手持ちポケモンになり決戦を共に戦った。


決戦後はまた野生に戻り、別の棲みやすい場所に移っていたが、13章でサファイア達と再会する。


小柄で元々の電力は大きくないものの、プラスルとの抜群の連携力と、特訓で得た応援用ボンボンを強力な電気攻撃に応用する技、そして外から貰った巨大な電気を操る技術を持っている。


DP物語編集

ハレタとマーズとマイナン

プラチナ編にて、父カイセイがハレタにあげたタマゴから孵化したポケモンで登場。エンペルト(元ポッチャマ)に次いでハレタが連れ歩くポケモンとなる。カイセイの連れてるプラスルと親子関係にあるかどうかは不明。

持ち前の可愛さと「あまえる」でミツミとマーズをメロメロにさせた。


赤き情熱と藍き英知編集

主人公の一人・オメガのポケモンで登場。


ポケモンローカルActs編集

宮城県利府町地域応援ポケモンであるラプラスと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。


関連イラスト編集

月のうさぎマイナン

マイナン無題


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン

ポケットモンスター(架空の生物) ポケモン一覧


図鑑番号順

0311.プラスル0312.マイナン→0313.バルビート


関連ポケモン・グループ等


その他

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