基礎データ
全国図鑑 | No.0587 |
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イッシュ図鑑 | No.144 |
コーストカロス図鑑 | No.086 |
アローラ図鑑 | No.364 |
ヨロイ島図鑑 | No.102 |
ローマ字表記 | Emonga |
ぶんるい | モモンガポケモン |
タイプ | でんき / ひこう |
たかさ | 0.4m |
おもさ | 5.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
とくせい | せいでんき |
かくれとくせい | でんきエンジン |
タマゴグループ | りくじょう |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | エモンガ | electric(英語で電気)+モモンガ |
英語・ドイツ語・スペイン語・フランス語・イタリア語・ポーランド語 | Emolga | 日本語に同じ |
韓国語 | 에몽가 | |
中国語 | 电飞鼠 |
概要
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』で初登場。エレキでモモンガなポケモンである。
名前の由来はElectric(電気)+モモンガまたはエゾモモンガか。別にエモいとかそういう事じゃあない。
野生(ゆれた草)でも登場するが、やまおとこのゲンゾウとガントルで交換すると手に入るので、交換して手にいれたほうが手っ取り早い。ちなみにニックネームはトビマル。
毎度お馴染み電気袋組の一体だが今回はそのポジション初の複合タイプである(後輩の電気袋組はパモ以外はデデンネはフェアリータイプ、トゲデマルははがねタイプ、モルペコはあくタイプ、パモット、パーモットはかくとうタイプと複合である)。
しかも伝説ポケモンであるサンダーと同じ、でんき/ひこうである。
ちなみに同じく『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』で初登場したボルトロスもエモンガと同じタイプになっている。また、同シリーズ内でスピンロトムもエモンガと同じタイプになった。
ストーリー中においては前述通りでんきタイプの癖に地面技無効なこと、特性「せいでんき」が鬱陶しいほど発動する事や不利な相手にはかげぶんしんを連発し技を当てにくくしてくる事、ひこうタイプやでんきタイプの天敵が殆んど参加出来ない「スカイバトル」では一方的にタイプ一致でんき技を放って無双する事から、ガントルと共にプレイヤーに重度のストレスを溜めさせるという第三の隠し能力を持っている。
生態
森に生息。アローラ地方ではツツケラの開けた穴を巣にしているという。
モモンガモチーフの見た目通り、飛膜を使って滑空ができる他、頬袋で作り出した電気を飛膜から拡散して敵を痺れさせると言った芸当も可能。ただし、敵味方関係なく感電してしまうのが玉に瑕。
この放電体質のおかげでとりポケモンに餌を横取りされる心配はなく、餌を独り占めできるのだとか。エモンガちゃんマジ小悪魔。
また、このような可愛い見た目をしておきながら、むしポケモンを電撃でこんがりと焼いてから捕食するという恐ろしい側面も。むしポケモン以外だときのみを食するらしい。
ゲーム版では時間帯に関係なく出現するが、雷雨の晩には空を埋め尽くすほど出現するという目撃例から夜行性のポケモンである事がわかる。
『ポケットモンスター ソード・シールド』のエキスパンションパス「鎧の孤島」でもヨロイ島の森に生息しており、木から木に滑空している様子が確認できる。高い位置にいるため、捕まえたい場合は口笛を吹いて主人公のいる地上まで引き寄せる必要がある。
その際の挙動は「『!』を出して追いかけてくる」というものなのだが、これはペンドラーやレパルダスなど好戦的な設定のあるポケモンが取ることの多い行動パターンである。なお、他の電気袋組は「寄ってきて喜んだ時の仕草をしてから去っていく」という友好的なパターン(まんぷくもようで大人しい状態故かこの中で最も凶暴な一面が垣間見れるモルペコさえこれである)。電気袋組の中では血の気が多いのか、それとも縄張り意識が強いのだろうか。
ゲームでの活躍
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
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55 | 75 | 60 | 75 | 60 | 103 | 428 |
素早さのステータスはガブリアスより1高い103。
さまざまな相手に先制で「アンコール」や「あまえる」を出せる。
相手にする際にはエモンガキラーのドリュウズが最適といえる。
多くのでんきタイプのポケモンがじしんで沈められる中でひこうタイプとの複合も相まってじしんをはじめとしたじめんタイプの技を無効化できるところも大きい。
代わりにじめんタイプと複合になっている事が多い(またはサブ技として持つ)いわタイプに弱点を突かれるという欠点もある。
『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』で隠れ特性「でんきエンジン」が解禁され、でんきタイプも無効化できるようになり、「アンコール」で縛れる対象が増えた。
パチリスほどではないが、舐めてかかると痛い目に遭う陰の実力者といえる。
『ポケットモンスター ソード・シールド』では高い素早さからきあいのタスキを持たせてほっぺすりすりをする型が主流。エモンガより速いパルスワンがいるものの、こちらはじめん・でんきを無効にできる繰り出し性能の強みやあまえる、かいでんぱで更に火力を削ぎ落とす事も出来るので然程気にならない。
更にとんぼがえり、ボルトチェンジの両方を習得する為、控えのエースに無駄無く繋げられる外、いざと言う時にはクッションにする事も出来る。
この様にアタッカー以上に起点作りをメインでこなすポケモンであり、電気袋組の中でも珍しく実戦で通用するスペックを持っている(他は精々ライチュウ、トゲデマル程度であり、ピカチュウに関してもキョダイマックス前提の運用となる)。同タイプのポケモンとも方向性が違うので差別化は容易なのも強み。
ただ、きあいのタスキがあるとはいえサンダーやボルトロス対策がにエモンガにも刺さってしまうのは難点と言える。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
- アイリス:『ポケットモンスター ベストウイッシュ』
- カミツレ:『ポケットモンスター ベストウイッシュ』
漫画版
- カミツレ:『ポケットモンスターSPECIAL』
番外作品
ポケモン不思議のダンジョン
『ポケモン不思議のダンジョン マグナゲートと∞迷宮』では主要キャラクターの一匹として活躍。性別はたぶんオスで、友情にあついさっぱりとした性格。
同じく主要キャラであるノコッチとは仲が良い。
ポケモンマスターズ
カミツレ(アナザー)&エモンガ
2021年12月9日に実装された、でんきタイプのテクニカルロールで、EXロールはスピード。
本作のカミツレは通常が『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』仕様だが、アナザーは『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』仕様となっている。
技
でんきショック |
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10%の確率で相手をまひ状態にする |
ほっぺすりすり |
相手をまひ状態にする |
ひかりのかべ |
味方全体の場を特殊ダメージ軽減状態にする |
まぶしく輝く! |
自分のバディーズわざ発動可能状態までのカウントを1減らす。自分の特攻を4段階あげる。味方全員の特防を2段階あげる |
バディーズ技
クラクラさせちゃうエレクトリックレイ |
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相手の能力がさがっているほど威力があがる |
★6EX+EXロール解放後: 初めてバディーズわざをつかったときだけバディーズわざ発動可能状態までのカウントを3減らす) |
Bダイマックス技
ダイサンダー |
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フィールドをエレキフィールドにする |
ダイウォール |
味方を次回ダメージ防御状態にする |
パッシブスキル
まひ相手攻撃時能力5種↓9 |
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相手がまひ状態のときは技での攻撃が成功したときに相手の攻撃と防御と特攻と特防と素早さを1段階さげる |
登場時次回ゲージ消費0 |
登場したときに自分を次回ゲージ消費0状態にする。 |
攻撃時異常付与G9 |
技の追加効果で状態異常にしたときに相手全員に同じ状態異常を付与する |
外部出演
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
『大乱闘スマッシュブラザーズ_for_Nintendo_3DS』にフィギュアとしてのみ登場。だが分類は「ステージ」であり、「プリズムタワー」にギミックとして登場するということらしい。らしいのだが、他の4匹(エリキテル、コイル/レアコイル、サンダー、イベルタル)は姿を見せるのにこいつだけどこを探してもいない。
一体どこに隠れているのか、それとも入れ忘れたのか……。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』では滑空し、空を飛んでいる姿が見られる。
アニメ版
ポケットモンスター ベストウイッシュ
レギュラーの手持ち
- アイリスのエモンガ
第24話にて初登場。声優はかないみか。詳しくは、「アイリスのエモンガ」の記事を参照。
ゲストなど
- カミツレのエモンガ
第50話でサトシとのジム戦で登場。サトシのガマガルを「メロメロ」状態にして「つばめがえし」で倒す。続いてサトシのツタージャも倒す(…というより、この回のサトシが迷走していた)が、最後にサトシのピカチュウの「でんこうせっか」で倒れた。
その他モブなどの登場
ベストウイッシュ | 54話(写真)・67話・81話 |
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XY | 62話・77話・105話 |
サン&ムーン | 6話・8話・16話・40話・60話・90話・92話・101話(イメージ)・119話・128話・135話 |
第7シリーズ | 76話(画像)・109話 |
第8シリーズ | 59話 |
劇場版 | 破壊の繭とディアンシー |
関連イラスト
関連タグ
0586.メブキジカ(はるのすがた/なつのすがた/あきのすがた/ふゆのすがた)→0587.エモンガ→0588.カブルモ