基礎データ
ずかん | No.586 |
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ぶんるい | きせつポケモン |
タイプ | ノーマル / くさ |
たかさ | 1.9m |
おもさ | 92.5kg |
とくせい | ようりょくそ/そうしょく/てんのめぐみ(隠れ特性) |
他言語版の名称
英語 | Sawsbuck |
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イタリア語 | Sawsbuck |
スペイン語 | Sawsbuck |
フランス語 | Haydaim |
ドイツ語 | Kronjuwild |
進化
シキジカ → メブキジカ(Lv.34)
容姿
名前の由来は、恐らく「メブキ(芽吹き:樹木から芽が僅かに出る意味)+ジカ(鹿)」
鹿の姿をしたポケモン。進化前の子鹿から大人の鹿に順当に進化している。
体は全体的に大きくなり、頭部からは木の枝のような角が生えてきた。
成長とともに顔つきもキリっとなり、可愛らしかった瞳も凛々しい目つきに変化した。
そして、誇らしくモフモフとした胸毛をたなびかせている。
体色は、基本は茶色をしており、お腹や顔、膝から下はクリーム色をしている。
また第5世代では進化前同様に季節によって姿が変化する。以下に記載。
春(1月,5月,9月…4で割った余りが1の月)
デフォルトの姿。角には葉はなく、ピンク色の梅のような花が咲いている。
夏(2月,6月,10月…4で割った余りが2の月)
角の花は無くなり、ケヤキのような青々とした葉が立つように茂っている。
またこの季節だけ胸毛は無くなっている。
秋(3月,7月,11月…4で割った余りが3の月)
角の葉は垂れ下がるようになり、色もオレンジに紅葉した。
冬(4月,8月,12月…4で割った余りが0の月)
角の葉は無くなり白くなる。胸毛も大きくなり首元全体を覆うようになる。
膝から下はモフモフした毛で覆われている。またクリーム色だった部分は、すべて白くなっている。
第6世代では季節の概念が存在しない為姿を変えることができず、進化前の姿がそのまま継承される。
図鑑ではメブキジカの由来を仄めかす記述があり、季節によって住処を変える習性から『春を運ぶポケモン』だと考えられていた。つまり、彼らの出現が草花が芽吹く季節である事を表すからメブキジカというわけである。
角がもっとも大きい個体がリーダー格。季節によって角に生える草花の種類が変わるので、この変化で人々は四季というものを感じていたという。
概要
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』(第5世代)に初登場したポケモン。
シキジカがLv34以上になると進化する。
HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ |
---|---|---|---|---|---|
80 | 100 | 70 | 60 | 70 | 95 |
「こうげき」・「すばやさ」の高さはなかなか魅力的だが、耐久は決して高くない。
また進化前にも言えることだが、タイプ的には微妙で弱点タイプも6つと多い。
技は比較的豊富で、物理版「ギガドレイン」である半固有技「ウッドホーン」、思い出しで「メガホーン」、技マシンで「ワイルドボルト」を覚えさせることができる。
また、四つ足ポケモンにしては珍しくかくとう技「とびげり」も覚えるため意外と対応できる相手は多い。
当然ノーマルタイプでもある為「おんがえし」「すてみタックル」も候補に挙がる。
第5世代ではwi-fi環境においてLvアップ技である「しぜんのちから」が「じしん」になった為、はがねで止まらない「ようりょくそ」持ちとして一時期騒がれたが、第6世代では「トライアタック」になってしまった為事実上没収された。
補助技は「やどりぎのタネ」、「くさぶえ」の他「でんじは」も覚えたりするが、粉系統の技がないのがネック。
特性は「そうしょく」であればくさタイプの攻撃を受けて能力を上げつつ登場できる。自身が「メガホーン」を覚える為交代要員として優秀。
ただしキノガッサ相手だと返り討ちに遭ってしまうので乱用は禁物。
「ようりょくそ」であれば「すばやさ」が強化されるため、天候「晴れ」のお供にどうぞ。ノーマル技のお蔭でドラゴンでは止まらないのが特徴。
隠れ特性「てんのめぐみ」は効果自体は強いが、肝心の適用技が「いわくだき」「エナジーボール」そして「しぜんのちから」で出る「トライアタック」くらいしかなかった。
その為何とも微妙感が拭えなかったが、ORASで「ひみつのちから」を獲得し、通信対戦でこの技は3割「まひ」となり、漸く活路が見出せるようになった。その後も「とびはねる」や「ずつき」などを習得している。
アニメにおけるメブキジカ
アニメにおいてはポケモンソムリエのカベルネの手持ちとして登場。技は「とびげり」、「メガホーン」、「ウッドホーン」の三つで、特性は「ようりょくそ」。
関連イラスト