基礎データ
全国図鑑 | No.0586 |
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イッシュ図鑑 | No.160 |
パルデア図鑑 | No.191 |
ローマ字表記 | Mebukijika |
ぶんるい | きせつポケモン |
タイプ | ノーマル / くさ |
たかさ | 1.9m |
おもさ | 92.5kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
とくせい | ようりょくそ/そうしょく/てんのめぐみ(隠れ特性) |
タマゴグループ | りくじょう |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | メブキジカ | 芽吹き+鹿 |
英語・スペイン語・イタリア語 | Sawsbuck | sawbuck(木挽き台)+buck(雄鹿)+summer autumn winter spring(それぞれ夏、秋、冬、春) |
ドイツ語 | Kronjuwild | Krone(3つ以上に分かれている鹿の角)+Baumkrone(梢)+Wild(狩りの獲物) |
フランス語 | Haydaim | Haydn(ハイドン、四季の作曲家)+daim(ダマジカ) |
韓国語 | 바라철록 | 발아(発芽)+철(季節)+록(鹿) |
中国語(簡体字・繁体字) | 萌芽鹿 | 萌芽(芽吹く)+鹿 |
中国語(香港・台湾) | 芽吹鹿 | 芽吹く+鹿 |
ロシア語 | Сосбак | 英語名の音写 |
タイ語 | เมบูคิจิกะ | 日本語名の音写 |
進化
シキジカ → メブキジカ(Lv.34)
概要
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』(第5世代)に初登場したシキジカの進化系。
進化前の子鹿から大人の鹿へ順当に成長した姿。胸からは誇らしくモフモフとした胸毛を生やしている。
未成熟だった角も成木の枝の如き立派なものへと育ち、この角がもっとも大きい個体が群れのリーダー格に収まる。
キリっと凛々しくなった目つきに違わず、無邪気だった気質も勇敢になり、野生では若いシキジカ達を引率して外敵から守るという。
名前の由来もまんま「芽吹き鹿」で、季節によって住処を変える習性から『春を運ぶポケモン』だと考えられていた。
つまり、彼らの出現=草花が芽吹く季節である事を表すため、この名が付いたという訳である。
『ブラック・ホワイト』で新導入された季節の概念を活かすべく生まれたポケモン。シキジカより先にデザインされており、シキジカはメブキジカから逆算してデザインされた。
すがた
シキジカは季節によって体色が変わっていたが、こちらは常に茶色ベースから変化する事はない(ただし、部分部分の色や毛並みは異なる)。
その代わり、頭の角に生える草花の種類や有無が変わる特徴があり、この変化で人々は四季というものを感じていた。
現在では愛好家も多いポケモンで、量や色合いでその美しさを測るのだとか。
ゲーム上の仕様はシキジカと全く同じなため、詳細はそちらの記事を参照。
デフォルトの姿。角には葉はなく、ピンク色の梅のような花が咲いている。この花が淡い薄紅色であるほど美しいとされている。
ツノの花が多い個体は、そちらに栄養を持って行かれるので身体の成長が遅めらしい。
角の花は無くなり、ケヤキのような青々とした葉が立つように茂っている。この枝葉がぶ厚く大きいほど見事とされている。
またこの季節だけ胸毛が無い。葉っぱはお茶に加工され、特にパルデア産の茶葉は香りが強い。
角の葉は垂れ下がるようになり、色もオレンジに紅葉した。この葉の赤が濃いものほど乙とされている。
気性が一番荒い時期で、オス同士で激しく争うと言われている(おそらく繁殖期?)。
角の葉は無くなり白くなる。胸毛も大きくなり首元全体を覆うようになる。
膝から下はモフモフした毛で覆われている。またクリーム色だった部分は、すべて白くなっている。
角に何も無いため愛好家に好まれない姿とされるが、最も性格が落ち着いている時期であり、躾けてパートナーにし易いとされる。
色違い
ツノの部分は変わらないが、体が明るい茶色になる。
性能
HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
80 | 100 | 70 | 60 | 70 | 95 | 475 |
「こうげき」「すばやさ」の高さはなかなか魅力的だが、耐久は決して高くない。
また進化前にも言えることだが、タイプ的には微妙で弱点タイプも6つと多い。
技は比較的豊富で、物理版「ギガドレイン」である半固有技「ウッドホーン」、思い出しで「メガホーン」、技マシンで「ワイルドボルト」を覚えさせることができる。
また、四つ足ポケモンにしては珍しくかくとう技「とびげり」も覚えるため意外と対応できる相手は多い。
当然ノーマルタイプでもある為「おんがえし」「すてみタックル」も候補に挙がる。
第5世代ではwi-fi環境においてLvアップ技である「しぜんのちから」が「じしん」になった為、はがねで止まらない「ようりょくそ」持ちとして一時期騒がれたが、第6世代では「トライアタック」になってしまった為事実上没収された。
補助技は「やどりぎのタネ」、「くさぶえ」の他「でんじは」も覚えたりするが、粉系統の技がないのがネック。
特性は「そうしょく」であればくさタイプの攻撃を受けて能力を上げつつ登場できる。自身が「メガホーン」を覚える為交代要員として優秀。
ただしキノガッサ相手だと返り討ちに遭ってしまうので乱用は禁物。
「ようりょくそ」であれば「すばやさ」が強化されるため、天候「晴れ」のお供にどうぞ。ノーマル技のお蔭でドラゴンでは止まらないのが特徴。
隠れ特性「てんのめぐみ」は効果自体は強いが、肝心の適用技が「いわくだき」「エナジーボール」そして「しぜんのちから」で出る「トライアタック」くらいしかなかった。
その為何とも微妙感が拭えなかったが、ORASで「ひみつのちから」を獲得し、通信対戦でこの技は3割「まひ」となり、漸く活路が見出せるようになった。その後も「とびはねる」や「ずつき」などを習得している。
第8世代で「とびげり」が削除されたため、第9世代現在のまともな格闘技はにどげりぐらいしかない。
一方で「じゃれつく」、「のしかかり」、「あなをほる」、「しねんのずつき(レベル技にも追加)」、「10まんばりき(碧の仮面以降)」などのサブウェポンが多数追加された。意外なことに「スマートホーン」や「タネマシンガン」を覚えたのも第9世代からである。
何気に「リーフストーム」も習得しているが、とくこうが低いため、採用されることはまず無いだろう。
使用トレーナー
ゲーム版
※1:『ポケモンマスターズ』の(シーズン22)バディ
アニメ版
- カベルネ
- コバシ(BW90話)
漫画版
- ヒオウギトレーナーズスクールC組(ポケスペ)
- センリ(ポケスペ)
番外作品
ポケモンマスターズ
アカネ (22シーズン) &メブキジカ (ふゆのすがた)
2022年12月16日に実装された、ノーマルタイプのテクニカルロール。クリスマスイベントという事で、トナカイ役として抜擢されたのだろう。
3種類のフィールドを使い分けることができるのが特徴。パッシブスキルの効果により、展開されているフィールドに応じて相手全員の能力を下げることや味方全体の能力を上げることができる。
技
ずつき |
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30%の確率で相手をひるみ状態にする |
わざゲージアップ |
自分のわざゲージを3増やす |
ウッドホーン |
相手に与えたダメージが多いほど自分のHPを回復する |
盛りあがってくで! |
味方全体の場を急所防御状態にする+わざゲージ加速状態にする。 |
この技を選択したときの自分の「わざゲージアップ」の残り回数が2のときはフィールドをグラスフィールドにする |
この技を選択したときの自分の「わざゲージアップ」の残り回数が1のときはフィールドをサイコフィールドにする |
この技を選択したときの自分の「わざゲージアップ」の残り回数が0のときはフィールドをエレキフィールドにする |
バディーズ技
なんぼでも幸せ届けたるノーマルインパクト |
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フィールドが変化しているときだけ威力があがる |
パッシブスキル
GF時攻撃時防御↑G&防御↓G9 |
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フィールドがグラスフィールドのときは技での攻撃が成功したときに以下のすべての効果を発揮する |
味方全員の防御を1段階あげる。相手全員の防御を1段階さげる |
PF時攻撃時特防↑G&特防↓G9 |
フィールドがサイコフィールドのときは技での攻撃が成功したときに以下のすべての効果を発揮する |
味方全員の特防を1段階あげる。相手全員の特防を1段階さげる。 |
EF時攻撃時素早↑G&素早↓G9 |
フィールドがエレキフィールドのときは技での攻撃が成功したときに以下のすべての効果を発揮する |
味方全員の素早さを1段階あげる。相手全員の素早さを1段階さげる |
アニメ版
アニポケ・第1~7シリーズ
- カベルネのメブキジカ
ポケモンソムリエのカベルネの手持ちとして登場。技は「とびげり」、「メガホーン」、「ウッドホーン」の三つ。デントのヤナップの技でダメージを受けていた事から特性は「ようりょくそ」(サトシに対して「クルミルをようりょくそ持ちに替えろ」と勧めたのはおそらくこれ。なおサトシの場合は「むしのしらせ」の方が相性良かったりする)。
- BW54話
シキジカとメブキジカは各季節ごとに特定の姿のものしか見る事が出来ないが、ロバート曰く春夏秋冬それぞれの姿をしたメブキジカが一堂に集まる『奇跡の場所』があるのだという。これまでサトシ以外誰も信じなかったそうだが、サトシとロバートはついにその光景を目の当たりにする。
なお、この2人はアイリス・デントと「はぐれて一晩経っていた」のに対して、後に合流したアイリスとデントがいうには「はぐれて10分しか経っていなかった」という…。
- BW90話
ジュニアカップ参加者・コバシの手持ちで登場。
その他
BW | 59話・60話・120話 |
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XY | 85話(新聞紙の紙面) |
めざポケ | 1話 |
劇場版 | 黒き英雄・白き英雄・キュレムVS聖剣士ケルディオ・神速のゲノセクト_ミュウツー覚醒 |
第8シリーズ
- 1話:冒頭で登場
- 10話:コルサのアトリエにある彫刻で登場(夏)。
- 75話:野生で「なつのすがた」が登場。
ポケモンローカルActs
岩手県西和賀町に地域応援ポケモンであるイシツブテとミノムッチ(くさきのミノ)共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。すがたはふゆのすがた。
また、福岡県(太宰府市)でもヤヤコマとキルリアと共にデザインされたポケモンマンホールが設置。こちらのすがたははるのすがた。太宰府天満宮内にある鹿の像があるからと思われる。
関連イラスト
関連タグ
図鑑番号順
0585.シキジカ(はるのすがた/なつのすがた/あきのすがた/ふゆのすがた)→0586.メブキジカ(はるのすがた/なつのすがた/あきのすがた/ふゆのすがた)→0587.エモンガ
同複合タイプ
関連ポケモン等・グループタグ
その他