タグとしては「ラプラス」を使用することが多い。
その他→ラプラス
基礎データ
全国図鑑 | No.0131 |
---|---|
カントー図鑑 | No.131 |
ジョウト図鑑(GSC / HGSS) | No.219 / No.224 |
イッシュ図鑑(BW2) | No.242 |
コーストカロス図鑑 | No.150 |
アローラ図鑑(SM / USUM) | No.268 /No.353 |
ポニ図鑑(SM / USUM) | No.083 /No.100 |
ガラル図鑑 | No.361 |
カンムリ雪原図鑑 | No.190 |
ブルーベリー図鑑 | No.145 |
ローマ字表記 | Laplace |
分類 | のりものポケモン |
タイプ | みず / こおり |
高さ | 2.5m |
重さ | 220.0kg |
性別 | 50%♂・50%♀ |
特性 | シェルアーマー/ちょすい |
隠れ特性 | うるおいボディ |
タマゴグループ | かいじゅう/すいちゅう1 |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ラプラス | lap(打ち寄せる)+splash(飛沫) |
| Lapras | 日本語名に同じ |
フランス語 | Lokhlass | Loch Ness Monster(ネッシー)+la classe(階級) |
韓国語 | 라프라스 | 日本語名の音写 |
中国語(簡体字・繁体字) | 拉普拉斯 | 日本語名の音写 |
中国語(大陸) | 乘龙・背背龙 | 乘(chéng、乗る)+龙(lóng、龍)・背(bēi、背中)+龙(lóng、龍) |
中国語(香港) | 背背龍 | 背(bēi、背中)+龍(lóng、龍) |
中国語(台湾) | 乘龍 | 乘(chéng、乗る)+龍(lóng、龍) |
ヘブライ語 | לפרס | 英語名の音写 |
ヒンズー語 | लैप्रस | 英語名の音写 |
ロシア語 | Лапрас | 英語名の音写 |
タイ語 | ลาพลาซ | 日本語名の音写 |
キョダイマックス
のりものポケモン・ラプラスがキョダイマックスした姿。
詳細は「キョダイマックスラプラス」の記事を参照。
概要
初登場は初代『赤・緑』。
凹凸のある甲羅を背負った水色の首長竜または亀のような姿で、額に角を生やし、側頭部には渦巻き状の耳のようなものが付いている。
知名度に加え見た目の愛らしさから、昔より根強いファンが多いポケモンである。
見た目通り水棲のポケモンで、決まった縄張りを持たず、親子や群れといった集団で穏やかな海を回遊しながら暮らしている。そして気分が良いと、綺麗な鳴き声で歌うという。
人語を理解出来る高い知能を有しており、無駄な争いを好まない優しい性格。
「乗り物ポケモン」の分類の通り、背中の甲羅へ人やポケモンを乗せて泳ぐことを好み、その乗り心地は抜群らしい。
乗せたがる理由は明言されていないが、別のポケモンを助けて対岸に運んであげる光景も良く見られるなど、他との共生を良しとする姿勢が窺える。
こうした性質から、アローラ地方など一部地域では、パルデア地方のモトトカゲよろしく人間の交通手段として古くから共存してきた。
両の手足は泳ぐことに特化したヒレになっているが、陸上でも少しだけなら這って移動でき、特に氷の上ならば軽々と滑って移動可能。一部媒体ではれいとうビームで凍らせた地面や海上を滑るという移動方法も編み出している。
無論氷タイプだけに寒さには強く、冷たい氷海でも平気で生きられ、スベスベな質感の皮膚は少しだけヒンヤリしているらしい。かといって暑さに弱い訳でもなく、南の温かい海にも難なく順応出来、一部は淡水域でも見られるなど、クジラやシャチに匹敵するレベルの適応性を誇る。
……一方、その人懐っこい気質が仇となり、元々の希少性に目を付けた人の手で乱獲されてしまい、絶滅寸前まで追い込まれてしまった歴史を有する。
実際にゲーム上でも出会える機会は少なくて入手に苦労し、独りとなった個体は、数が減った仲間達を思って哀しげな鳴き声で歌うのであるとか。カントー四天王・カンナも、故郷に暮らす野生のラプラスを保護するための発言力を求めて四天王となったらしい。
……とされていたのは最早過去の話。『サン・ムーン』の時代では手厚い保護の結果その数を順調に増やして行き、遂には返って増え過ぎてしまい、今度は周辺の魚ポケモンが食い尽くされ減るといった影響も確認されている。コストが掛からない騎乗動物といえる点も手伝って、過剰な保護が行われたのであろうか。ある種人間のエゴに振回されたポケモンであるともいえるであろう。
名前の由来はlap(打ち寄せる)+splash(飛沫)という解釈が一般的で、姿かたちの似るプレシオサウルスも語感に含まれているという見方がある。
ピエール=シモン・ラプラスという著名なフランスの数学者(ラプラスの悪魔で知られる)が挙げられることもあるが、彼の名のLaplaceはフランス語で「広場」を意味する言葉であり、ラプラスの生態とは特に関連性が見られない。
強いて共通点を挙げれば頭が良いという設定くらいのものである。
その希少性から、デザインの元ネタはネッシーであろう。
イラストではややデフォルメして描かれることも多いが、実際の頭頂高は2.5mもあるので大人個体であると意外とでかい。10代のトレーナーであると、頭を撫でたり触ったりするのは身長的に少しギリギリな感じである。
色違い
色違いは紫色っぽくなる。
ゲーム上の特徴
上記の設定故か、初代から現在までそう気安い頻度ではお目に掛かれない、中々のレアポケモンとなっている。
そして出現場所も何故か淡水域の方が多い。
敵を避けるためこうした僻地に移り住むのは道理であるといえるが…。
世代が進むごとにポケモンとしての貴重度がどんどん下がっているが、これは前述した『ムーン/ウルトラムーン』のポケモン図鑑に記載がある通り「絶滅しそうであるから全力で保護を行ったら返って増え過ぎてしまった」というのが原因の模様。
他にもこの情報公開以前から「ポケモン廃人が孵化厳選を行い過ぎた結果では?」といった説が割と大真面目に語られていたが、こちらは別のポケモン達でそれらしい現象が起きて問題となっているようである。
野生では出現せず、シルフカンパニーの社員から貰う方法でのみ入手できる。
初代ではレベルたった15と入手タイミングに見合っていない低さであったが、後続作品では改善されている。
初の野生エンカウントとして、金曜のみつながりの洞窟最深部の地下湖にシンボルで遭遇出来る(タイトル画面でも登場)。
また、本世代ではフィールドで「なみのり」を使用した際、グラフィックがラプラスで表示されるようになっている。
ホウエン地方には生息していない。
初代リメイクに当たる本作ではナナシマ・4のしまにある「いてだきのどうくつ」に低確率で出現。カンナの故郷が4のしまでありラプラスもそこの出身である。
クリア後イベントで悪事を働いていたロケット団にどこぞの同僚よろしくダイレクトアタックしようとしていた(未遂であるが)。
チャンピオンロード(224ばんどうろ側)に出現する。そのため、入手出来るのは必然的にクリア後。
金銀クリスタルのリメイクである本作では、ジョウト地方のサファリゾーンで「みずべのいわばエリア」でみずべブロックを10個以上置いても出現するようになった。
また、レッドの手持ちでエーフィに代わって登場する。この個体はシルフカンパニーで貰ったポケモンなのであろうか?
ビレッジブリッジの下を流れる運河で出現する。
レアポイント(水上に時たま現れる気泡/影)からの出現であり通常出現しないが、レアポイントからの出現率自体はそこそこ高め。
BW2のストーリーにおいては、イッシュチャンピオンとなったアイリスの手持ちとして立ち塞がる。
「なみのり解禁直後に海を越える必要がある」という絶妙なタイミングでNPCが譲ってくれる。
そのままラプラスに「なみのり」を覚えさせ、海を越えたプレイヤーも多いであろう。
そしてこの世代からようやく「12ばんどうろ」や「アズール湾」といった海上で出現するようになった。また、フレンドサファリ(氷)にも現れる。
なお本世代ではフィールドでなみのりを発動する際、ラプラスが使用した場合に限りグラフィックがラプラスのものになるという特別措置が取られている。
…ただし、色違いは反映されない模様(参照)。
リメイク前同様に出現しない。やはり、ホウエン地方には生息していない様である。
秘伝技の廃止に伴い、ライドギアでラプラスに乗るようになった。水上を移動するライドポケモンは他にサメハダーがいるが、岩を壊せない代わりに釣りが出来るという相違点がある。
野生ではポニ島・ポニの原野の水上に出現する。図鑑では近年では数が増えているとされている反面、やはり出現率は低め。
初代ピカチュウ版リメイクの本作では20ばんすいどうに野生出現する。ストーリーにおいては、カンナがラプラスに乗って現れる。
本作ではキョダイマックスできる様になった(キョダイマックスラプラス)。
ワイルドエリアの各種湖にシンボルエンカウントで出現。ネス湖のネッシーを意識したのであろうか?
海上マップでは「キルクスの入江」に釣りで出現する。
DLC『冠の雪原』ではカンムリ雪原の「凍てつきの海」に出現。
ストーリーにおいては、シールド版のみキルクスタウンのジムリーダー・メロンの切り札としても登場し、キョダイマックスしてくる。
リメイク前同様の場所に生息。
本作では未登場。
今回は珍しく初期参戦を逃しており、DLC『藍の円盤』でようやく復帰。ブルーベリー学園テラリウムドーム内のポーラエリアの水上に出現するが、たまに陸へ上がって来ることも。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
初代 | 130 | 85 | 80 | ※ | 95 | 60 | 450 |
第2世代以降 | 130 | 85 | 80 | 85 | 95 | 60 | 535 |
※第2世代以前の「特攻」「特防」は「特殊」へ纏められていた。
水・氷複合というタイプとしては激戦区の中でも人気のポケモン。
素早さが少し低いことを除けば種族値は全体的に高く、特にHPは堂々の3桁台、初代においてはラッキー・カビゴン・プクリンに次ぐ同率第4位。
第9世代となった現在では目立たなくなってしまっているが、それでも高水準体力の持ち主。
そのお陰で物理耐久・特殊耐久共に高い一方、同タイプにしか耐性がない水・氷複合ということもあり数値で受けることになりやすい。
特性は「ちょすい」「シェルアーマー」「うるおいボディ」(隠れ特性)。
どれも死に特性ではないのであるが、局地的で効果の恩恵を感じにくい微妙なラインナップ。強いて挙げるならば、水にとことん強くなる「ちょすい」が優先されるか。
メインウェポンは定番の「なみのり」「れいとうビーム」「ハイドロポンプ」「ふぶき」と一通り揃い、先制技で「こおりのつぶて」、サブウェポンで「サイコキネシス」「10まんボルト」「かみなり」、一撃必殺技で「ぜったいれいど」も覚えることが可能。
全体的には特殊技寄りであるが、耐久型と相性が良い「のしかかり」「アクアブレイク」など物理技も優秀。
さらに、歌えるという設定からか、「うたう」「ほろびのうた」「いやしのすず」など、音や声に関係する技も覚えられる他、第8世代では新たに「うたかたのアリア」を覚えることとなった(詳しくは当該記事で)。
タマゴ技で「りゅうのまい」「みらいよち」、教え技で「りゅうのはどう」「ドリルライナー」「アイアンヘッド」、極めつけには「げきりん」、わざマシン(『Let's Go!ピカチュウ・イーブイ』限定)で「メガホーン」を覚えることができるなど、他の同タイプのポケモンと比較してなかなか器用である。
尻尾は短いが、「アイアンテール」といった尻尾を振るう技も習得可能。
また、前述した「ぜったいれいど」の他、さらに「つのドリル」「じわれ」と一撃技を3つも覚えるのも特徴で、「ねむる」からの「ねごと」で一撃技を連打するスタイルは、近年は見掛けることこそ少なくなったものの、「ねごと」が登場した金銀から続く定番の戦法である。
炎・鋼は等倍であり、ドラゴンに対してもある程度の抑止力を持つ他、「うるおいボディ」による雨パの壁役、また霰パの対ほのおポケモンメンバーとして、それ以外でも「なみのり」「たきのぼり」などの秘伝技要員として様々なところで役に立つ。
初代
当時強力な氷を持っているラプラスがこの世代で弱い訳がない。
非常に豊富な技、弱点も実質的にほぼ電気のみで後は威力の低さなどから抜群を突かれても有効打止まりという環境故にラプラスも初期から使われていた。
特に、サンダースとの相性補完は抜群。
また、当時「闘神」とも呼ばれたケンタロスの熾烈な攻撃を無理なく受けられる氷としても評価が高かった。
特殊が攻防一体であるため、「サイコキネシス」の追加効果を引くと辛くなるのが欠点。
第2世代
お馴染み「ふぶき」の弱体化、特攻・特防分化が直撃。
ついでにサイキネまで弱体化。
さらに格闘技台頭や岩技普及も相まって少し大人しくなってしまった。
第3世代
特性「ちょすい」「シェルアーマー」入手。
しかし、環境として得られたものは余り大きくなく、この世代ではマイナーへ甘んじることに。一応一部プレイヤーがコロシアム産のスイクンが手に入らない代わりにポケモン資産の都合で妥協してこれを使う場合もあるにはあった。
「ぜったいれいど」を習得可能となったのもこの世代から。
第4世代
ヤツ登場から氷技需要と価値が上昇。
また、ユキノオー登場に伴い「霰パ」が組みやすくなり、採用しやすくなった。
ただ、この世代ではさらに強力な格闘・岩技が増えてしまいより落ちやすくもなっている。
第5世代
隠れ特性「うるおいボディ」入手。雨パへの適性も得た。
その一方で実戦的な新技がなく、総合的に強くなったかといわれると微妙なところ。
主に採用されたのは雨パでもあられパでもなく砂パ。
当時のトップメタコンビであったカバルドン・ドリュウズ軸におけるミラーマッチ対策及び「あめふらし」対策としての起用となっている。
第6世代
天候特性制限化に伴い、「うるおいボディ」弱体化。
これにより耐久型ラプラスは数を減らすこととなった。
代わりに対水ポケモン用新技「フリーズドライ」をタマゴ技で習得。
これにより「ちょすい」ヌオーなどで止まってしまうということがなくなり、自身の「ちょすい」と併せて水へ非常に強く出られるように。
さらにこれと水技だけでほとんどのポケモンに一致等倍以上のダメージを与えられるようになった。
電気技を使う意義はほぼ消滅した(全くない訳ではない。詳しくは「フリーズドライ」を参照)。
なお、遺伝にはアマルルガ系統が必須。
この世代ではメガシンカが登場しており、ラプラス本人はメガシンカを得ることはなかったものの、環境の最前線にあるメガシンカポケモンとの相性補完に優れることから、環境でも良く見るように。
しかし人気は主に海外で高く、日本では余り伸びなかったらしい。
第7世代
「ぜったいれいど」が氷に無効化されるようになった。
また、超パワーと圧倒的スピードで突破しにかかるカプ・コケコ登場も痛い。
一方、カプ・レヒレやゲッコウガといったミズZアタッカーへのストッパー、れいじゅうランドロスやメガボーマンダへの氷打点による役割遂行など、環境に合っている面があったのも事実。
また、安定したオニゴーリ・カバルドン対策としても一定の需要はあった。
なお、「ぜったいれいど」は弱体化したとはいえ需要は非常に高い。
それだけ耐久のあるポケモンの一撃技は脅威なのである。
第8世代
アシマリ系統からの遺伝技として「うたかたのアリア」を習得出来るようになった。
全体攻撃のみず技ということで「なみのり」とは競合関係になるが、音技であるため身代わりを貫通可能である反面、特性「ぼうおん」には無効化されるという短所もある。
どちらを採用するかは自身の戦法やPT構築を踏まえて考えよう。
また、強力なキョダイマックスを獲得。一時期トップメタの一角を構成していた。
素耐久ステータスの高さから、ダイマックスでHPが2倍になると努力値を全く振っていない状態ですら防御と特防のそれぞれが片方に特化したクレセリアに相当する。
特攻へ性格補正を掛けて火力特化にしていても、残りの努力値次第(例:H140B116C252+)では壁なしで攻撃特化ザシアンの「きょじゅうざん」を確定で耐える。
そこに「オーロラベール」による防御性能が加わるため、「キョダイセンリツ」がヒットした時点で特化クレセリアの実に2倍、努力値を振ればそこからさらに硬くなるという想像を絶する耐久力を得る。
ここまで来ると、弱点のタイプであってもまともな殴り合いでは落とし切れない。
当然、キョダイマックスが切れた後もオーロラベールがある限りは耐久力が増したままとなるので、ターン数を稼ぐ、「かわらわり」等の「オーロラベール」を割る技を放つかして剥がさないと、要塞と化していつまでも居座られる。
キョダイマックス中、あるいは相手がダイマックス未使用の場合、こちらの立回りとしては「じゃくてんほけん」を警戒し、弱点を無理に狙わないようにすることも考えられる。
万が一ラプラスの特性が「シェルアーマー」であると壁を無視出来ないわ控え目な火力を補強されるわで泣きっ面に蜂もいいところである。
氷技が「ダイアイス」とならないので、「ダイストリーム」で降らせた雨による水技火力上昇を維持したままで併用して来るのも脅威。
しかし、「火力が上がらない」「2度以上撃った際にオーロラベールが剥がされていないと追加効果を持て余す」「フリーズドライ独自の効果が使えない」「特性すりぬけで貫通される」と意外と短所も多い。
また、ラプラスを選出した時点でまずダイマックスを切るパターンが多くなりがちなのも難点。
それでもやはり天候に関係なく「オーロラベール」を張れるという点は強力であるため、採用率は高め安定の状態が続いた。
なお、「こおりのつぶて」や「フリーズドライ」は特殊効果が失われるため優先度が薄れ、代わりあるいは併用という形で電気技採用率が上昇するなど技選択も変遷。
ちなみに、水の「フリーズドライ」使いとして新たにウオチルドンが登場したが、あちらは強力な「エラがみ」の存在から技構築が難しく、ライバルという立場には至っていない。
第9世代
先述の通り、「藍の円盤」においてようやく登場。
強さの根幹であったキョダイマックスはシステムごと消失。
その一方新技には恵まれており、「つららばり」「サイコノイズ」「みわくのボイス」を始めとした使いでのある技が増えている。
さらに、第9世代にもなって遂に「じしん」まで習得。ますます器用になった。
テラスタルとの相性はかなり良い。
元のタイプは耐性が悲惨であったため、それが変わるだけでも受ける性能はガラリと変わる。
悪くはないのだが特化気味であった「ちょすい」も耐性付与としての側面が強化されるというのも嬉しい。
水技+「フリーズドライ」は一貫性こそ抜群なもののラプラスの火力では数値受けに対処出来ないため、その点を補うという面では攻撃面でも大きい。
ただし、氷以外となると「ぜったいれいど」命中が落ちる点には注意したい。
この世代では若干不遇である。というのも、「フリーズドライ」型としてもそうだが同複合タイプテツノツツミに需要を吸われており、「ほろびのうた」型としてもアシレーヌと比べて分が悪いためである。
使用トレーナー
ゲーム版
※LPLEの戦闘前グラフィックではラプラスに乗っている。
- ワタル:四天王(カントー)
※ポケモンスタジアム2
※ポケモンスタジアム金銀
- イブキ:ジムリーダー(ジョウト)
※ポケモンスタジアム金銀
※ポケモンスタジアム金銀
※再戦3回目以降
※HGSS
- アイリス:イッシュチャンピオン
- ヤナギ:ジムリーダー(ジョウト)
- アヤナ:ラプラスマスター
- メロン:ジムリーダー(ガラル)
※鳴き声の由来は「ラプラスにのって」から。
※バトルタワー
アニメ版
漫画版
- ヤナギ(ポケスペ)
- ウコン(ポケスペ)
- アイリス(ポケスペ)
- メロン(ポケスペ)
番外作品
ポケモン不思議のダンジョンシリーズ
難関ダンジョンの「さいはてのうみ」に出現はするが、仲間とした後に送られる友達エリアは海から遠く離れた「しんぴのみずうみ」となっている。
まあ、同じ友達エリアへ送られるポケモンが同じ初代高レア枠のミニリュウ族であることを考えるとこうした僻地に住むのは納得ではある。
旧知の仲であるプクリンの頼みで遺跡の欠片から光を放った主人公らを「幻の大地」へと導くために現れた。
1人称は「ボク」で敬語で話す丁寧な性格であるが、直ぐ傍でダグトリオが溺れていたことに気付かなかったり意外と鈍感。
歴代でも珍しい空を飛ぶラプラスであるが、これは「時の海」と呼ばれる航路を渡っているためで「そらをとぶ」が使える訳ではない。
クリア後は海岸に常駐するようになり、再度話し掛けると「幻の大地」へ行くことが出来る他、ストーリーが進むと主人公へパルキアの情報を教えるなどの活躍を見せることも。
飛んだり泳いだりすることが出来ないポケモンが別大陸へ行く際に必要となる交通手段として「ラプラス大陸便」を営業している。
乗るためにはカクレオンから有料でパスポートを買ってラプラスへ見せなければならない。
さらに子どもは大人の保護者同伴でなければ大陸を渡ることは出来しないが、主人公とパートナーは調査団ということで特別に2匹だけでも乗せて貰うことが可能。
ポケモンレンジャーシリーズ
フォルシティの港へ停泊しており、ラプラスおじさんが面倒を見ている。
キャプチャ不可能なポケモンであり、レンジャークラスが4へ昇格した後に起こるイベントでクラブに襲われているところを助けると背中へ乗ってサマランドへ行けるようになる。
ラプラスビーチに出現した野生ポケモンとして登場。
こちらでは認めたもの以外は背中へ乗せないという設定であり、ダダフライをサルベージするために海へ出ることを望むパネマのためにキャプチャすることとなる。
攻撃方法は口から吐く泡であるが、本家ラプラスが泡系技を覚えるのは初代のみであったりする。
ポケモンGO
「乱獲により絶滅寸前にまで追込まれた」という設定を反映してか、野生個体出現率が異常なまでに低く設定されており、ラッキー・プテラ・ポリゴン等と並んで初代激レア組の1匹に数えられる。
出現場所は大抵が海辺であり、内陸県での生息率は極めて中の極めて低い……とされていたが、2018年末辺りから内陸にも水辺であれば出現するようになった。
無論タマゴも10kmのものからしか原則孵らない。最近ではそもそも孵る候補とすらないことがある。
一方で、当時は数少ない氷ポケモンであり、総合ステータスもかなり高めで見返りは大きい。ジムでも配信直後から結構見掛けていたが、皆どこで捕まえて来たのか。
だが、こうした入手確率の低さが災いして、2016年9月18日にお台場へラプラスが出現した際、ラプラスを捕まえようと数百人のプレイヤーが現場に殺到して一部が道路へ溢れ出し、警察(警視庁)が出動する程の大騒動を引起こしてしまった。
幸い、怪我人などは出なかったようであるが、1歩間違えば重大な交通事故が発生しかねない事態であり、騒動後、警視庁が株式会社ポケモンやNiantic担当役員を呼出して事態改善を要請するまでになった。
これを受けてなのか、ラプラス入手機会を増やすべく様々なキャンペーンが展開されている。
2016年11月11 - 22日に、東北復興キャンペーンの一環として、岩手県・宮城県・福島県の3県の沿岸部でラプラスが出現しやすくなるイベントが行われていた。どの位かというと、1日で80匹以上捕まえられる程。
また、2017年3月23 - 30日までの水タイプ出現率アップイベントや、同年6月14 - 20日までの炎・氷タイプ出現率アップイベントなどでは、結構な数のラプラスが内陸部に出現してした。
最近ではレイド(後述)やフィールドリサーチ、GOロケット団との戦闘勝利時の報酬として手に入るようになっており、入手難易度は格段に下がっている。
そのため、わざわざ野生のラプラスを求めてごった返すのは今は昔の光景といえよう。
ただし、CPは修正が入る度下降傾向にあり、以前はトップクラスであったが今では中堅クラスへ落ちてしまった。
そのため一時期ジムにすっかり顔を見せなくなったが、ジム仕様が6匹固定へ変更された現在では耐久の高さを買われて再度少しずつ顔を見せ始めている。
ところが、2017年12月に第3世代からトドゼルガが実装されたことで状況は一変。
トドゼルガは野生では出現せず、進化させることでしか入手が出来ないのであるが、その進化元であるタマザラシの出現率が高めであることから入手・育成が手軽で、性能面でもラプラスと同程度(しかも攻撃力が若干高い)という実質的な上位互換のような存在になっているのである。
さらに、第4世代以降はマンムーやマニューラといった攻撃面がさらに優れたアタッカーが台頭し始めたことによりますます肩身の狭い思いをすることに…。
こうしたこともあり、ラプラスの重要性はサービス黎明期と比べると大分落込んでしまっている。
勿論、ラプラス自体がかなり珍しいポケモンなので、今でもレイドバトル等はそれなりに需要があるのであるが、積極的に育成しようという人は以前と比べて大分少なくなっているようである。
性能面
通常技「こおりのいぶき」・ゲージ技「ふぶき」の2つを覚えさせ、こおりタイプのアタッカーとして活躍させるのがスタンダードとなっている。
以前は「こおりのつぶて」と「れいとうビーム」も覚えたが、2017年12月以降レガシー技と化し、覚えなくなった。
一応、過去にスペシャルレイドイベントや大発見報酬としてこれらの技を覚えたラプラスが再度配布されたことがあったが、現在では再度入手不可能となっており、今からどうしてもこれらの技を習得させたい場合には「凄い技マシン」が必要となる。
これ以外の技は現在全て水技なのであるが、水自体は飽和状態なので使いどころが少ない。
ジム防衛やトレーナーバトルであれば多少需要はあるであろうか。ただし、格闘弱点なのでジムに配置する順番は良く考えること。
レイドバトル
2017年6月23日、レイドバトル実装に伴い、ラプラスが★4レイドボスに選ばれた。
これ以降不定期にレイドボスとして抜擢されているが、バンギラスなどのようにほぼ毎日出ている訳ではないので注意。
進化させる必要があるタマザラシ系列と異なりいきなり即戦力の個体が手に入るので、現在でも需要はそれなりに高い。
★4のため中々出現せず、また1人ではまず討伐出来ないが、都市部周辺で運よく出現していたら狙う価値はある。
レイドバトルレベルが変更された現在は★3で出現するようになったため頑張れば1人でも討伐出来るようにはなった。
とはいえ、余程鍛えてでもいない限りは1人では討伐出来ないので注意。
シャドウラプラス
そして、GOロケット団の実装後は、一部のしたっぱや幹部の1人であるシエラの手持ちとしても猛威を振るっている。
元より高かった耐久性能がさらに上がっている他、シャドウポケモンのご多分に漏れず通常の個体と比較して攻撃力もアップしているため、攻防共に隙の無い、文字通りの難攻不落の要塞と化している。
しかもたいていの場合先鋒として繰り出さられるため、こちらの手持ちもある程度対策しておかないとラプラス1体の前に無駄に死体の山を築くことになりかねないので注意。
下っ端のラプラスでも倒すのに相当手こずるが、幹部・シエラはさらにステータスが上がっており、1体目はシールド2回の使用も加味すると実質的にしたっぱの個体の倍以上の耐久があるといって良い。
しかも運が悪いと2体続けてラプラスを繰出して来るという悪夢が起こることも……。
1体目段階でシールドを使い切らせていればある程度楽に戦えるのが救いか。
なお、先鋒として繰出される関係上、対戦に勝つことが出来ればゲットチャレンジに移行し、そのまま捕まえて自分の手持ちとすることも可能。
運が良ければ色違いとなることもあるので、腕前に自信がある猛者なら狙ってみても良い…とおいたいが、いつかは定かではないがシエラの手持ちには変更が入り、ラプラスはシエラの手持ちから抜けた。
シエラの手持ちへ戻ることも時々あるが、大抵2番手なので当然ゲットできない。
2023年8月現在はイシツブテがシエラの先鋒を務めており、ゲットチャレンジ対象は当然そのイシツブテである。
今でも氷タイプを使うしたっぱが使用しているがそちらは大将での起用と2023年8月現在、シャドウラプラスは入手できなくなっている。
ポケモンマスターズ
カンナ&ラプラス
恒常☆4テクニカル。
パッシブスキルに「異常確率上昇1」を持ち、「れいとうビーム」「ふぶき」で凍らせるのを主戦法としており、バディーズ技も相手が氷状態時に威力が上がるというもの。
トレーナー技もリジェネ効果+防御上昇とややタンク寄り性能で、火力面は一切上げられないのでアタッカーとして使うのはかなり難しい。
氷弱点ステージで準タンクとしつつ、凍れば儲け物程度の期待で戦うのが良いか。
技
冷凍ビーム |
---|
10%の確率で相手を氷状態とする |
スピーダー |
自分の素早さを2段階上げる |
ふぶき |
天気が霰時は攻撃が必ず命中する。10%の確率で相手を氷状態とする。 |
覚悟は良いかしら |
自分の残りHPの割合が少ない程自分の防御を最大で4段階あげる。自分を回復付帯状態にする。 |
バディーズ技
いてつく恐怖の吹雪 |
---|
相手が氷状態のときは威力があがる。★6EXアップ後、威力が1.5倍となる。 |
パッシブスキル
異常確率上昇1 |
---|
技追加効果で状態異常とする際成功率を上げる |
メロン&ラプラス
2022年10月5日に実装。こちらはサポートロールで、バディーズダイマックスが可能。
複数の有利な場の効果を張り味方を守ることが得意なバディーズ。
ラプラス専用ダイマックス技「キョダイセンリツ」は物理ダメージ軽減状態と特殊ダメージ軽減状態を同時に展開。
「しんぴのまもり」は状態異常防御状態を展開する。
技
冷凍ビーム |
---|
10%の確率で相手をこおり状態とする |
神秘の守り |
味方全体の場を状態異常防御状態とする |
歌う |
相手をねむり状態にする |
手加減しないよ! |
味方全員の特防を2段階+急所率を1段階上げる |
バディーズ技
氷点下の世界に誘うジ・アイスレイ |
---|
★6EXアップ後、初めてバディーズ技を使った時のみボルテージが2段階上がる |
Bダイマックス技
キョダイセンリツ |
---|
味方全体の場を物理+特殊ダメージ軽減状態とする|
ダイウォール |
---|
味方を次回ダメージ防御状態とする |
パッシブスキル
物理軽減時間延長5 |
---|
味方全体の場が物理ダメージ軽減状態となった際に物理ダメージ軽減状態時間を延長する |
特殊軽減時間延長5 |
味方全体の場が特殊ダメージ軽減状態となった際に特殊ダメージ軽減状態時間を延長する |
状態異常防御時間延長5 |
味方全体の場が状態異常防御状態となった際に状態異常防御状態時間を延長する |
主人公&ラプラス
報酬で貰えるタマゴから孵化することがあり、主人公のバディにすることが可能。
チェッタ&ラプラス
バトルヴィラ時に登場。
アニメ版
アニポケ・第1-7シリーズ
オレンジ諸島編エンディングテーマとして「ラプラスにのって」という曲がリリースされた。
レギュラーの手持ち
CV:愛河里花子
無印・オレンジ諸島編第84話『ラプラスをたすけろ!』で初登場。元々は仲間の群れからはぐれ、ボンタン島の海岸に漂着した個体で、不良に虐められていた折にサトシたちに助けられて保護目的でゲットされる。
詳細は当記事にて
無印
- 番外編「ルージュラのクリスマス」
サンタのポケモンで、逸れて迷子となったルージュラを探していた。
そのルージュラが先にサトシ達と接触していたのでしばらく様子を見ていたが、体を張る姿を見て善人と判断し、サンタの島へと送り届けた。
ちなみに、アニポケ本編ではかなり希少なテレパシーで会話を行うポケモン。「テレパシーで会話するラプラス」というのは漫画作品『ポケットモンスター全書』でも登場しており、人の言葉を理解出来るラプラスに非常に似つかわしいキャラ付けといえる。
【オレンジ諸島編】
- ラプリーとその群れ
無印113話で登場した群れ。サトシのラプラスの母親もおり、彼女は色が濃い。密猟団に追われて人間不信となり掛けていたが、サトシ達が密猟団と戦ったことで彼を助ける。子供個体で、テレパシーは使えない。群れはサトシのラプラスを受入れ、サトシはラプラスと別れた。
無印257話でサトシ達と再会。ロケット団に仲間が拐われた際には激しい海流の中でも仲間の声を聞いて居場所を突止め、サトシ達と共にロケット団を撃退。サトシのラプラスはこの際の活躍を認められ、群の新たなリーダーとなった。
めざポケ(最終章)でも群れの一部がサトシのラプラスを迎えに来ていた。
アドバンスジェネレーション
- サオリのラプラス
カントーグランドフェスティバルでハルカのセミファイナルの相手となったサオリの手持ちとして登場。
シュウ曰く「彼女の昔からのパートナー」らしく、ファーストステージでは登場時の着水の衝撃波を「ぜったいれいど」で一瞬で凍らせ、フィールドを覆う程の氷の花を作り出すというド級技を披露し、セカンドステージではキリンリキとザングースが2匹まとめて氷づけにされているシーンがあるなど、レベルの程が窺える。
ハルカとの対戦では使用しなかった。
ところで彼女はニビシティ出身でタケシにも昔からアプローチされていたらしいのであるが、「昔からパートナー」って一体どこで出会ったのであろうか?
- 劇場版:水の都の護神ラティアスとラティオス・ミュウと波導の勇者ルカリオ(オルゴール)
アドバンスジェネレーション
ダイヤモンド&パール
- 第91話『最後の大勝負! ポケモントライアスロン!!』
ポケモンサマースクール最終日のトライアスロン用に用意されていたレンタルポケモンの一体。
アオイを乗せて湖を突き進み、猛烈な勢いで追ってくるサトシに対抗して「れいとうビーム」で湖の一部を凍らせてその上を滑走した
- 劇場版:幻影の覇者ゾロアーク
ベストウイッシュ
- デコロラアドベンチャー:141話
XY
- 1話『カロス地方にやってきた! 夢と冒険のはじまり!!』
海中で一瞬登場。
- 第48話『出動ラプラス防衛隊! ユリーカがんばる!!』
負傷して森の川辺に漂着していた個体が登場。
それを見付けた子供達は大人達に内緒でラプラス防衛隊を結成。
偶然出会ったユリーカもデデンネをスリスリさせてくれたことから防衛隊に加わり、ラプラスと仲良くなる。
途中高熱を出して体調を崩してしまい、サトシ達が防衛隊を説得してジョーイさんに診てもらい、無事治療に成功。
治療後、ラプラスを海へ返す途中でコジロウのマーイーカの「サイケこうせん」で混乱状態に陥ってしまうが、ヒナが差し出したマーブルチョコで正気に戻り、駆け付けた仲間のラプラスとサトシのピカチュウがロケット団を撃退する。
その後、防衛隊へ別れをして仲間と海へ帰って行った。
サン&ムーン
スイレンの家が所有するライドポケモンとして登場。
ゲームと異なり技を指示することも出来、第5話の回想ではアシマリを虐めていたスカル団を「れいとうビーム」で氷漬けとした。
- マコトのラプラス
CV:藤村知可
劇場版『キミにきめた!』で登場し、サトシ達を乗せて川を移動。ちなみにBGMが初代なみのりBGMアレンジである。
- その他:1話・5話・20話・26話・49話(回想)・79話・94話(回想)・99話・128話
新無印
- 第1話『ピカチュウ誕生!』
ミュウがラプラスへ変身する。
- 第57話『恋はコダック』
ラプラスを狙って張っていたゴウが去った後に出現、ニアミスした。
- その他:25話・36話・37話・73話・76話・136話
アニポケ・第8シリーズ
- 六英雄のラプラス
かつて、「いにしえの冒険者」ルシアスと共に旅したといわれる6匹のポケモン達「六英雄」の1匹。
第25話(リコとロイの旅立ち編最終話)ダイアナの口から明かされた。
第31話でようやく本人が登場。しかし……
詳細は六英雄を参照。
なお、ロイも故郷の島にいた頃、野生のラプラスと仲良くなって遊んだことがあると話している。
- 第68話『新たなる空へ!ブレイブアサギ号!!』
オマケコーナー『フリード博士のポケモンゼミ』にてラプラスを解説。みずタイプのポケモン達も乗せていたがよく見ると…
OVA等
ポケダン 空の探検隊~時と闇を巡る最後の冒険~
CV:江森浩子(ノンクレジット)
原作終盤同様、主人公であるポッチャマとそのパートナーであるヒコザル・ジュプトルの3人を「幻の大地」へと連れて行く。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
- 第2章
第1章時代を振返る回想の中で野生個体が登場。
グリーンと交戦し捕獲されたが、無人発電所でのキクコ戦の直後に逃がされた。
当時の公式絵に忠実に鋭い歯を持っている。
- 第3章
ヤナギの手持ち個体が登場。
青年時代の彼は「ラ・プリス」「ラ・プルス」という番のラプラス2匹を手持ちにしていたが、ある時この2匹が落命。
遺されたタマゴから孵った子ラプラスに「ヒョウガ」と名付けた彼は「1匹が命を落としたのは己の判断ミス故」と激しく思いつめ、2匹の死を覆すべくとんでもない行動を起こした。
思い詰めるヤナギを元気付けようと親友達が作った『ラプラスに乗った少年』という歌があり、数年経った11章にも登場する。
- 第5章
カンナのラプラスは、人物紹介や4巻表紙裏などで所持していることは明確にされつつも作中で使用するシーンがなかったが、本章でようやく1シーンだけ登場した。
- その他
他にも、第6章ではウコン、第11章ではアイリス、第15章ではメロンの手持ちとしてそれぞれ登場する。
コラボ
ポケモン feat. 初音ミク Project VOLTAGE 18 Types/Songs
ポケモンと初音ミクコラボにおいて、氷枠且つこおりミクのパートナーでラプラスが抜擢された。
ポケモンローカルActs
2019年7月、前述のポケモンGOの1件からか、宮城県応援ポケモンへ任命されており、ボートやマンホールが作られるまでに至った。マンホールは他地域応援ポケモンと一緒となってるものもある。地域応援ポケモンでは6匹目となった。
ちなみに川崎町・松島町・名取市はラプラス単体がデザインされており、その中で名取市は色違いが描かれている。
余談
最初期の設定としてセキチクシティ展示個体説明看板によれば、旧い名で「シードラゴン」とも呼ばれていたらしい。
また、浦島太郎が乗った亀はラプラスであったと主張する者もいた模様(アニメポケにおけるポケモン川柳でもラプラスが浦島太郎の亀役となっている)。
そして金銀までの攻略本には、口内に鋭い歯が生えた公式イラストが掲載されていた。
今では大人しいポケモンというイメージで落ち着いているため、アニメやゲームでは口を開けても歯は見られないが、魚ポケモンを食う海竜という性質上死に設定とも言い難い。
関連イラスト
関連タグ
キリ番ポケモン(USUMポニ図鑑No.100)
図鑑番号順
0130.ギャラドス(メガギャラドス)→0131.ラプラス(キョダイマックスラプラス)→0132.メタモン
同複合タイプ
初代キョダイマックス組
No. | No. | No. | |||
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0003 | フシギバナ | 0006 | リザードン | 0009 | カメックス |
0012 | バタフリー | 0025 | ピカチュウ | 0052 | ニャース |
0068 | カイリキー | 0094 | ゲンガー | 0099 | キングラー |
0131 | ラプラス | 0133 | イーブイ | 0143 | カビゴン |
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