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「相手を こおらせるって とっても 強力よ!

だって こおっちゃったら あなたの ポケモン 全然 動けないんだから


……あははッ! じゃ 覚悟は いいかしら!」


概要編集

ポケットモンスター 赤緑』(第1世代)に初登場したキャラクター。

カントー地方におけるポケモンリーグ四天王の一人。1番目に戦うこととなる。(『RGBP』及び『FRLG』『LPLE』のみ)

こおりタイプのポケモンを主に使用する。


眼鏡をかけた冷静な女性。

ナナシマにある「4のしま」出身。切り札のラプラスも同じ「4のしま」の「いてだきのどうくつ」出身であり、四天王を目指した理由も同地のラプラス保護のためと、ラプラスに縁が深い。

見た目はクールな印象を受けるが、その実ぬいぐるみ好きで、ナナシマにある自宅にはたくさんのぬいぐるみが置いてある。ちなみにそのぬいぐるみの数は殿堂入りの回数が一定に達する毎に増えていく。

こおりタイプ使いだが、ラプラスを初めとしてみずタイプ複合のポケモンも多く採用している為か、カントー地方のみずタイプ使いのジムリーダーカスミの憧れる人でもある。これはアニメ版のカスミから逆輸入した設定である。


続編である『GSC』及び『HGSS』では四天王の役目から退いており、動向は不明。


『Let's Go!ピカチュウ・イーブイ』では主人公がイワヤマトンネル付近でロケット団のしたっぱ4人組に襲われた際に登場。「子供相手に多勢に無勢は見過ごせない」との理由で主人公を助ける。

そして、ポケモンリーグの再戦で主人公が勝った後、ジョウトの最終四天王を彷彿させるような言葉をかけてくれる。


「あなたには 負けた けど わたしは こおりポケモンを 使うことは やめないわ!

あなたも 好きな ポケモンと 勝ち進みなさい!」



容姿編集

カンナ
カントー地方四天王:カンナLorelei (Pokemon Let's Go)

(左:RGBP、中央:FRLG、右:LPLE

眼鏡をかけた女性。髪型は橙色調のポニーテールで、すらりとした体型をしている。

服装は『赤緑青ピカチュウ』版だと、スーツ姿で下はタイトスカートを履いている。

『FRLG』版では、ラフな服装になり襟を立てたノースリーブの服に水色のタイトスカートを履いている。『LPLE』版はRGBP版を元にした衣装になっており、露出度が大幅に下がっている。

pixivではFRLGの衣装が多く描かれている。


アニメ版編集

アニポケ編集

カンナ様・修正+おまけ

CV:川村万梨阿

無印編第99話に登場。

やや天然が入っているが、穏やかで落ち着いた女性。髪色がショッキングピンクになっている。

そして凄まじいロケットおっぱいである。

その爆乳はアニポケ史上でも屈指のもので、少なくとも無印編で彼女に並ぶのはウチキド博士ぐらいなものであろう。

バトルでは氷を自由自在に操るかのような圧倒的で美しいバトルを見せる。

バトルに連戦連勝で完全に天狗になっていたサトシに完勝し、自然体でポケモンと付きあうことの大切さを彼に教えた。この回以降、誰にでもタメ口だったサトシが目上の人物やジムリーダー、チャンピオン、フロンティアブレーンなど格上のトレーナーに敬語を使う(ただしアランの様に本人が了承した場合は除く)、ライバルや同年代のトレーナーから挑発を受けても冷静に受け流す指摘された箇所を素直に反省するようになり、サトシにとって人間として成長する重要な転換点の一つとなっている。


ポケモンジェネレーションズ編集

CV:折笠富美子

第3話「挑戦者」に登場。リーグへ挑戦してきたグリーン(クレジットでの名義は「挑戦者」)を相手に勝負をする場面が描かれた。


他媒体編集

ポケモンマスターズ編集

CV:弘松芹香

ラプラスをバディとして恒常☆4テクニカルバディーズとして登場。

パッシブスキルに「異常確率上昇1」を持ち、「れいとうビーム」、「ふぶき」で凍らせるのを主戦法としており、バディーズわざも相手がこおり状態の時に威力が上がるというもの。

とはいえ、スキル込みでも凍る確率は20%ほどであり、これをメインに戦うのはやや厳しい。


また3ゲージ技の「ふぶき」を持ちつつもとくこうのステータスは241と低く、レアリティを☆5に上げて☆5のびしろまで投与しても281と決して高いとは言えないため期待できるほどの火力は出せない。

その上「ふぶき」はあられ下でなければ命中率も不安で、あられ下であれば必中になるが「あられ無効」のパッシブスキルがないため同スキルはPクッキーを食わせてポテンシャルをつけなければならない。


加えてトレーナー技もリジェネ効果+防御上昇とややタンク寄りの性能で、火力面は一切上げられないのでアタッカーとして使うのはかなり難しい。

氷弱点のステージで準タンクとしつつ、凍れば儲け物程度の期待で戦うのが良いか。


チャンピオンバトルのボス敵としても登場し、その時はラプラスの他にジュゴンをバディとしても登場。

「被攻撃時回避率アップ」のパッシブスキルやどうぐ「ヨクヨケールG」で大きく回避率を上げこちらの攻撃を悉くかわしてくる上にバディーズわざの直前に「クリティカガード」による急所防御まで使ってくるため命中率を上げられるサポートやトレーナー技で自力で命中バフを賄えるかパッシブスキル「必中化」を持つかするアタッカーがいなければ攻略が難しく、あまりのいやらしさや味方時との性能差にストレスを溜めるユーザーも少なくない。


使用ポケモン編集

赤・緑・青・ピカチュウ編集


ポケモンスタジアム2編集

編集

  • ジュゴン (Lv50)
  • パルシェン (Lv50)
  • ヤドラン (Lv50)
  • ルージュラ (Lv50)
  • ラプラス (Lv50)
  • フリーザー (Lv50)

編集


ファイアレッド・リーフグリーン編集

  • ジュゴン (Lv52)
  • パルシェン (Lv51)
  • ヤドラン (Lv52)
  • ルージュラ (Lv54)
  • ラプラス (Lv54)

強化版編集

  • ジュゴン (Lv64)
  • パルシェン (Lv63)
  • イノムー (Lv63)
  • ルージュラ (Lv88)
  • ラプラス (Lv66)

Let's Go!ピカチュウ・イーブイ編集

  • ジュゴン (Lv51)
  • パルシェン (Lv51)
  • ヤドラン (Lv51)
  • ルージュラ (Lv51)
  • ラプラス (Lv52)

強化版編集

  • ジュゴン (Lv61)
  • パルシェン (Lv61)
  • ヤドラン (Lv61)
  • ルージュラ (Lv61)
  • アローラサンドパン (Lv61)
  • ラプラス (Lv62)

強さ(赤・緑・青・ピカチュウ)編集

カントー四天王の初見殺し


一番手の彼女でいきなり手持ちをボロボロにされた、どうしても越えられなくて投げたというプレイヤーも多いであろう。


基本的にどのポケモンもHPやぼうぎょが高くレベルが足りていないと一撃で倒せない。そこへダメ押しと言わんばかりにこおり技の特権である「氷漬け」のステータス異常が猛威を振るう。


加えて初代当時はこおり単タイプのポケモンはおらず、ジュゴンパルシェンラプラスみずとの複合タイプ。伝説ポケモンたるフリーザーは入れておらず、代わりに入れているヤドランもみずタイプ持ちである。

このため、単純なこおりタイプ相手とすれば相性がいいはずのほのおタイプいわタイプだとみず技で倒されもしかねない。かくとうタイプは当時の技では使い具合に難がある。また、当然こおり技も飛ぶため下手にくさタイプも出せない。

残された対抗手段はでんきタイプの技。ただし、サンダーひこうタイプも有しているため、こおり技だと2倍のダメージを受ける。


ルージュラは『赤・緑』ではそれまでに野生でもトレーナー戦でも出現しないため、NPCとの交換をスルーしていた場合はこの戦闘が初見となる。

が、何も事前情報が無い場合ロン毛ガングロのタラコ唇な人型という初見でタイプを連想するのは不可能に近い相手を前に最善手を探りながら挑むという博打に近い戦いを強いられる。


総じて、四天王最初の関門としてふさわしい強さと言っていいだろう。



なお、初代の彼女との対戦ではある条件を満たせば詰んでしまう設計になっている。


というのも、当時四天王等の戦闘AIはその辺のモブよりは賢く作られており、基本的にこちらのポケモンの弱点をつけるタイプの技を繰り出すことを優先する……のだが、その際に攻撃技と変化技の区別をつけていないせいで積み技を連打することがしばしばあった。

どういうことかというと、例えばワタルカイリューエスパータイプの技が弱点なポケモンを出すと、タイプが有利だからとひたすらにエスパー技のバリアーこうそくいどうを連打してくる。そして初代環境ではNPCが使用するポケモンのPPは無限であるため向こうが倒れるかこちらが交代するまで延々これが続くというハメに近い状態に持って行けてしまうのである。


当然これと同じことがカンナ戦でも起こせるのだが、問題となるのはジュゴンの「ねむる」。

当時エスパー技が弱点のポケモンで当時では死に技ともいえる「いかり」を使ったが最後、


  1. 「いかり」は一度使うと自分が倒れるか相手を全滅させるまで攻撃を続ける技だが、この際効果が切れるまでプレイヤーは一切の操作を行えないオートバトル形式で戦闘が進行する。
  2. こちらがエスパー弱点なので、ジュゴンはエスパー技の「ねむる」を連打。効果は眠り状態になる代わりの体力全快。
  3. 上述の通り、いかりは自分か相手どちらかが倒れるまで永久に続く。だが、相手が体力回復しかしないのでどちらも倒れようが無く体力全快してくるのでいかり一発ではまず倒せない(さらに初代作では「いびき」と「ねごと」が存在しない)。

よってプレイヤーは一切操作が出来ずに……


どうあがいても絶望……

まあ条件が物凄く限定的な上に「いかり」の酷さくらいシナリオ終盤にはきちんと分かってとっくに忘れさせているはずなので、うっかり嵌まることはまずない。

が、実況や小ネタ紹介では(次のシバの弱さも含めて)割と定番のネタである。



関連イラスト編集

カンナ!カンナさん

カンナ


関連タグ編集

ポケットモンスターポケモン) アニポケ

ポケモントレーナー こおりタイプ

ポケモンリーグ四天王 四天王(カントー)

ポケモンRGBP ポケモンFRLG ポケモンLPLE

ポケスペ


ポケモンシリーズでの類似/・関連キャラ

イツキ(トレーナー) - 続編の『金・銀』(ポケモンGSC)におけるセキエイ高原の四天王の一番手。手持ちにヤドランとルージュラを含めているのが共通している。


他のこおりタイプの使い手

ヤナギ プリム(トレーナー) スズナ ハチク ウルップ ジーナ(ポケモン) メロン(トレーナー) グルーシャ(トレーナー)

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