「貴様がついていながら、いまだに地球ごときを征服できんとは情けないぞ」
データ
プロフィール:元々は異常発達した豪腕腕で怪力を繰り出し、超重量級の刀を振り回して戦う宇宙人
強化改造:超越豪腕筋肉、カスタムソード
特殊任務:ワルズ・ギル様出撃地球侵略作戦
概要
ザンギャック皇帝親衛隊隊長。
異常発達した豪腕腕を強化し、「超越豪腕筋肉」を取り付ける改造手術を施されている。
機械化によって更なる超怪力を発揮し、エンジンを搭載したヘビー級のカスタムソードを操る事ができ、相手のあらゆる攻撃を力押しで無理矢理弾き返してしまう戦法を好む最強の刺客でもある。
アクドス・ギルがワルズ・ギルをサポートする為に本国から呼び出され、地球侵略部隊に来訪した。
ダマラスにタメ口を聞く等から「同格の存在」ということが窺え、これまで苦戦らしい苦戦をしていないゴーカイジャーを圧倒するだけの高い実力を誇る。
活躍
自ら出撃するワルズ・ギルをサポートする為、バリゾーグと共に地球に出撃する。
ゴーカイジャーがゴーカイチェンジしたジュウレンジャーを圧倒し、ダイナマンのスーパーダイナマイトを剣で防ぎ切り、ブルー以外のギンガマンを追い詰めるが、マーベラスの執念の一撃でワルズ・ギルが負傷した為に撤退する。
その後、ワルズ・ギルに海賊の抹殺を命じられ、大量のゴーミンやスゴーミンを率いて地球に再出撃する。
地球を全て破壊することを宣言し、駆け付つけたジョー以外の4人を痛めつけるが、ジョーの合流によって形勢が逆転し、シンケンジャーにゴーカイチェンジした5人に圧倒され、自身が押されている理由を理解できないまま(レッドは「強い絆で結ばれた仲間だから」と豪語している)、ゴーカイスラッシュを受けて敗北する。
剣を振るって街を破壊し始め、駆け付けたガオゴーカイオーのゴーカイアニマルハートを剣で耐え切るが、シンケンジャーの大いなる力によって誕生したシンケンゴーカイオーに大量の巨大スゴーミンを一掃され、最期はゴーカイ侍斬りを受け爆散した(この必殺技も剣で防ぐが、一歩及ばなかった)。
余談
序盤で幹部クラスの怪人が登場し、翌週で敗北するという展開は、『五星戦隊ダイレンジャー』第7・8話のノコギリ大僧正と同様のものがある。
ネーミングの由来は、名古屋弁の「でら」(とても)+「つえいがー(強いぞ)」であり、荒川稔久作品でよくある名古屋ネタである。
声を演じた中村悠一氏は、次回作『特命戦隊ゴーバスターズ』では追加戦士のビート・J・スタッグ / スタッグバスターを演じ、更に『劇場版第2作』では、デラツエイガーそっくりのゲスト怪人(設定では血族)・ワレドナイヤーも演じた。