概要
外見は初代や三代目とほぼ同じだが、白いマントのようなものを羽織っているのが最大の特徴。
マフィアのボスらしい冷静かつ厳格な性格。
侵略宇宙人達を統率させる手腕とその人望から、部下たちからは“偉大なるドン・ノストラ”と呼ばれ、厚い信頼を置かれているなど、高いカリスマ性の持ち主である。
ノストラ自身も部下の事を“ファミリー”と呼んで基本的には大切にしているようだが、命令に背いた者は容赦なく処刑しようとするなど冷酷な一面も持っている。
自分たちに接近してきたジャグラーの危険性を進言するタルデに対し、「最後に笑うのは切り札を持つ者だ」と冷静に豪語するなど、自信家としての一面を持つ一方、配下のババリューの作戦中にテレスドンが予期せず現れた際や彼が作戦実行を渋った際に激昂するなど意外に激情家でもある(普段は紳士的だが感情的になりやすいという点では『ウルトラマン』に登場した初代や『メビウス』に登場した三代目と通じるものがある。メフィラス星人という種族は共通して短気な性格の持ち主なのかもしれない)。
人間に対しては、ババリューにたまたま近くにいた子どもたちを破壊活動の手始めに踏み潰すよう指示を出すなど、完全なる敵として認識しているようだが、一方では時代の移り変わりと共に人間たちの価値観が変化している様子を見て「時代が変わったな」と嘆いたりするなど、どこか複雑な思いを抱いている様子も窺える。
ウルトラマンベリアルのウルトラフュージョンカードを所持しており(入手した経緯は不明)、ジャグラーから魔王獣のカードを奪うための切り札として温存している。
最期
ウルトラマンベリアルのウルトラフュージョンカードを景品にしてブラックキングのカードを与えてジャグラーにクレナイ・ガイの暗殺を命じた一方、その裏でナグスにジャグラーの殺害と魔王獣のカードの強奪を命じた。
彼の目論見は成功したかに思えたが、ジャグラーはベムスターのカードで難を逃れており、その後、円盤に乗り込んできたジャグラーにグリップビームで反撃するも通用せず、最期はナグスと共々斬り殺され、強奪した魔王獣のカードとベリアルのカードも奪い取られてしまった。
余談
声を担当している安元氏は、過去に『ウルトラゼロファイト』で同じメフィラス星人一族の魔導のスライ役も演じている。また、安元氏は『ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突』では、アブソリュートティターンの声も演じている。
マントは『ウルトラマンデッカー』のグレゴール人グレースに流用された。