グラスフィールド
ぐらすふぃーるど
あしもとに くさがおいしげった!
初出 | 第6世代 |
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タイプ | くさ |
分類 | 変化 |
威力 | - |
命中率 | - |
PP | 10 |
技範囲 | フィールド全体 |
効果 | 後述 |
第6世代のポケモンXY初登場の技。
第6世代から新設されたフィールドそのものを変化させる技の一種。持続ターンは5。グランドコートを所持している場合は8。
なお、トリックルームのような部屋技・にほんばれのような天気技とはニュアンスが異なる。
効果としては接地状態のポケモンの体力が1ターンに1/16回復・くさタイプの技の威力が1.5倍・じしん・じならし・マグニチュードの威力半減となる。
また、特性「くさのけがわ」のポケモンは防御が1.5倍になり、「ぎたい」のポケモンはくさタイプになる。
その他、「ひみつのちから」「しぜんのちから」「ほごしょく」「だいちのはどう」の効果を変えることができる。
じめん技が等倍のフシギバナやラフレシア、ほごしょくと併用してフラワーベールの恩恵を受けたいフラージェスが利用する場合がある。
しかし、フィールドに掛ける技である以上相手もその恩恵を受けてしまうため、耐久型の相手をする場合はかなり相性が悪い。
また、くさタイプの技強化にしても、タイプ相性の都合により相手を選ぶ事になることから、当時はかなり使い勝手は悪い方だという結論であった。
第7世代のポケモンSMでは特性グラスメイカーを持ったカプ・ブルルが登場した。
くさタイプの技強化に加え、元々高い攻撃+高火力な一致技であるウッドハンマーにより、こだわりハチマキ持ちならギルガルドですら確定2発で落とせる火力を出せる他、カプ・ブルルと相性の良いヒードランなどの弱点であるじめん技も軽減させることができる。
相手にも効果がある事はそのままだが、少なくとも以前より使い勝手は向上したと言える。
第8世代ではくさタイプのダイマックス技の「ダイソウゲン」でくさタイプの技が使えれば誰でも展開できるようになったが、代わりに威力補正が1.3倍に下方修正された。
そして『鎧の孤島』ではグラスフィールド状態の時に使用すると攻撃優先度が+1される新たな教え技『グラススライダー』が追加された。
また、新たなグラスメイカー持ちとしてゴリランダー系統が追加された。
第9世代、ポケモンsvではオリーヴァの専用特性であるこぼれダネでグラスフィールドを展開する事が可能になった。
効果は攻撃を受けた後、場をグラスフィールド状態にするというもの。すなはきのグラスフィールド版といった具合である。