データ
初出 | 第6世代 |
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効果 | 場が「グラスフィールド」の時、「ぼうぎょ」が1.5倍になる。 |
概要
第6世代のポケモンXYで初登場した特性。第7世代時点では隠れ特性限定である。
第6世代当初はかなりのハズレ特性だった。
まずフィールドが「グラスフィールド」でなければ発生せず、もう一つの特性の「そうしょく」の方が優秀で、しかも彼らは「グラスフィールド」を覚えなかった。
どうしてもと言うならダブルバトルで味方に「グラスフィールド」を使ってもらうしかない。回復もするし「ぼうぎょ」も上がるしでいいことづくめ。
入手難易度もフレンドサファリ必須とあって異様に高いし、それでいて何とも言えない性能という不遇さが目立ってしまっている。尤も、ゴーゴートの場合は「そうしょく」で得られる恩恵も他の同特性持ちに比べて少ないため、残念ながらゴーゴートも、例えばフラージェスや(かつての)バイバニラなど同様、優れた合計種族値をいまいち活かしきれていない。
第7世代のポケモンSMでは、特性「グラスメイカー」で自動で「グラスフィールド」を展開できるカプ・ブルルや「グラスフィールド」時に発動して物理防御が更に上がるアイテム「グラスシード」の登場、USUMでは自力習得できるようになりこの特性を生かせる機会自体は増えたものの、カプ・ブルルが自身と同じくさタイプでもあるため役割の重複を起こすのが痛手になる。また、物理耐久力を自発的に上げるのであれば、「ビルドアップ」→「ウッドホーン」のコンボの方がターン消費や技スペースの点で利点が目立つ。
第9世代では初期はグラスメイカー持ちがいないため能動的に発動することができず6世代同様の立場となってしまったがDLCにてゴリランダーが導入されたためダブルではコンボが狙いやすくなった。ゴーゴート自体がなんとも言えない種族値のためマイナーポケモンに留まるものの、ダブルではゴーゴートの60%がくさのけがわを持っており、コンボを狙う戦法が主流の模様。シングルでも10%に満たないものの採用皆無という状況ではなく活用を模索しているトレーナーは一定存在するようだ。
関連リンク
スナノケガワ:名前の語感が似ているため「クサノケガワ」とネタにされる事がある。
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