データ
概要
『特捜戦隊デカレンジャー』に登場するロボット兵士「ドロイド」のひとつで、ゲド星人ウニーガをモデルにエージェント・アブレラが開発した上級戦闘員。
ジャスミンからは『イガイガ君』と呼ばれていた。
余程優秀なAIでも搭載されているのか、高い知能と言語能力・明確な自我を有し、その能力で他のドロイドを指揮したりもできる。アーナロイドが「ウィーン」としかしゃべれず、バーツロイドは地球人には理解できない謎の言語(ジャスミンは翻訳できた)なのに対して明確かつ流暢に地球の言語でしゃべれるという性能向上ぶりが著しい個体。
その分アブレラも「値が張る」と言っているが、裕福な遊び仲間3人組は3体用意できた。
戦闘力も非常に高く、1対1の戦闘ならデカレンジャー相手に優位に渡り合え、5人相手でも苦戦させるほどの実力を持つ。
ただし、TV本編の後日談である10years afterではデカレンジャー側も幾多のアリエナイザー達との戦いで経験値を積んだためか、2体登場した内の1体はブルー、グリーン、ピンクとのタイマンですら手も足も出ず(グリーンに至っては シンキングポーズをしながら戦っていた)、もう1体はイエロー1人に撃退されている。
武器として細身の剣・「イーガソード」、左腕を変形させた強力なビーム砲・「イーガマグナム」、二振りの大剣・「イーガブレード」を装備しており、ウニーガの剣技「クロスバースト」も使える。しかしそのウニーガの最強技である「ウニーガダイナミック」はあまりにも強すぎてデータが取れず、アブレラの技術力をしても再現・搭載できなかったらしい。
性格は冷静かつ自信家で、ちくちくと刺すような言動の一方、アブレラや購入した依頼人の命令には忠実。センに追い詰められたギネーカを助けに来たり、アブレラの勅命により動く事もある。
またノリもいいようで宇宙に捨てられそうになったスロープ星人ファラウェイの「マジ!?」という発言には「マジ」と返答していた。
余談
モチーフは恒星で、名前の由来は「イガ」+「アンドロイド」。
イーガブレードは『未来戦隊タイムレンジャー』のスパークベクターのリペイント。
声を担当した中井和哉は本作がスーパー戦隊シリーズ及び特撮初出演であり、さらに本作ではイーガロイドのモデルであるウニーガの声も担当した。また、4年後の『炎神戦隊ゴーオンジャー』ではヒラメキメデス、『宇宙戦隊キュウレンジャー』ではキュウレンジャーの一員であるガル/オオカミブルーとしてレギュラー出演した。
関連タグ
特捜戦隊デカレンジャー エージェント・アブレラ 戦闘員 ドロイド(デカレンジャー)
ドゴーミン:戦闘員ポジだが非常に高い戦闘力を持つ怪人という点で後輩。こっちもゴーミン→スゴーミン→ドゴーミンと3階級ある。
ロロノア・ゾロ、土方十四郎、夏侯惇、伊達政宗:剣の使い手及び中の人つながり。
歴代スーパー戦隊の上級戦闘員