ビートスター
びーとすたー
「有機生命体を抹殺せよ…」
「我々機械が支配する事で、この天球のみならず、宇宙の平和と秩序が、守られる!」
別名 | 天球ガーディアン |
---|---|
身長 | 65m |
体重 | 6万5千t |
出身地 | ビートスター天球 |
CV | 石塚運昇 |
多次元宇宙を飛び回り、さまざまな惑星を物理的な衝突で滅ぼしてきた人工天球「ビートスター天球」を司るマスターコンピューターで、様々な宇宙のロボットをコピー生産して自身の配下とするロボット軍団のボス。
人間の顔に当たる部分にぽっかり穴が開いている奇怪な外見をしている。
普段は天球の月にそびえ立っているビートスタータワーの中に鎮座しており、製造したロボット軍団に指示を送っているが、下半身の拘束を解くことによって自ら行動し格闘戦を行う事も可能。
武器は怪力と顔から発射する黒い電撃、全身にあるハッチから発射されるホーミングミサイル。
その目的は全ての宇宙から有機生命体を完全に抹殺することにある。
有機生命体を「脆く不完全な存在」「宇宙に死をもたらすガン細胞」と嫌っており、エメラナ姫を迎えに行っていたジャンボットを天球内部に捕らえて洗脳し、その能力とコピーしたロボット達の武器や特性を融合することによって宇宙最強のロボット「ジャンキラー」を誕生させた。
ビートスターが守っている惑星をも超える規模を持つ人工天球。
内部には人工太陽や月があり、廃墟が残されている。夥しい数のロボットたちが徘徊しているほか、生物の生命力を奪い光線技を使用できなくなる霧が漂っている。
キングジョー、インペライザー、レギオノイドは終盤で量産された個体が大量に登場したが、エースキラーは1体しか登場しなかった。
ビートスター天球は遠い昔、ある邪悪な宇宙人によって滅ぼされたある宇宙が消滅したとき、生き残った住人達が別の宇宙に脱出するために建造した、いわばスペースコロニーだった。
しかし住人達は天球の覇権を狙って争いを始め、天球の存続が危うくなってきてしまう。
天球の安全を脅かす全ての障害を排除するようプログラムされていたビートスターは生みの親である建造者もろとも住人達を抹殺し、その後は様々な宇宙から集めてきたロボットのデータをコピーし天球内部に配置することで有機生命体を滅ぼそうとした。
ビートスタータワーに侵入したウルトラマンゼロと格闘戦を行い、怪力と電撃で苦しめるが、心を知ったジャンキラーによってゼロを救出されてしまう。
もう一度考え直してくれというジャンキラーの説得を「非論理的」と一蹴し、ミサイルで攻撃するがジャンナインの鉄拳が顔面に直撃し、怯んだところにゼロのプラズマスパークスラッシュを受け致命傷を負った上、「心を持たない、お前なんかに!俺達の命を、裁く権利はねえ!」と考えを一蹴された。
それでも自身の間違いを認めない発言を続けたが、最後に「私は…怖かった…」と呟き電撃を発射して人工太陽を破壊し、天球もろとも自爆した。
この事からビートスター自身もジャンボットやジャンナインと同じく心を持った存在で、劇中での行いも自分の心の弱さに負けた事が原因であると示唆されている。
ロストヒーローズ2
他のキャラクターたちと同じく今作の敵組織リジェスの配下となっているが、有機生命体の抹殺という目的は変わっておらず、ラフレシアと組んで霧で弱体化したヒーローたちの前に立ちはだかった。
「ハザードキューブ」の一部分がビートスター天球となっており、配下のキングジョー(BS)、インペライザー(BS)、エースキラー(BS)も中ボスとして登場する。
終盤ではギガキマイラ、レギオン、ウォドム、ヘルガデム、ガンダムヘブンズソードと共に復活した。
大怪獣ラッシュ
第四弾にて、プラズマソウルの力で強化されたサンダービートスターとして参戦した。
- 着ぐるみはデスフェイサーの改造。初期設定ではデスフェイサーはロボット軍団の一体として登場する予定だった。
- ちなみに最後の戦いはゼロやジャンキラーのみならず、ジャンキラーの中にはZAPのボスであるヒュウガが搭乗し参戦しており、大怪獣バトルの主役であるレイを差し置いての活躍を遂げた(レイは他のウルティメイトフォースゼロのメンバーとロボット軍団を相手に戦っており、エメラナ姫もジャンボットに搭乗していたと考えれば、消去法で選ばれたと言える)。
- CVに石塚氏を起用したのは、アベ監督が『CSI:マイアミ』のホレイショ役を気に入ったかららしい。
- 後に石塚氏が2018年に死去したため、氏のウルトラシリーズへの出演はこれが最初で最後となった。
ウルトラシリーズ
ギルバリス…こちらも同様に生みの親を殺害し、有機生命体を滅ぼそうと宇宙中に侵攻しているロボット軍団の首魁であるが、こちらはビートスターとは違って心が存在しない。
文明自滅ゲーム…ビートスターが暴走した原因ではないか、と噂される存在。公式での明言はないが、滅びへと向かうビートスター天球の顛末は、邪悪な宇宙人の語った手口と完全に一致している。
テラフェイザー…スーツ改造前のリブートに登場する予定の自立行動型ロボット怪獣で公開前では愛嬌ある一面を持ち言うなればジャンナインのように理解する心を持ったビートスターの正しき姿と考えられ、劇中でも頼れる味方として活躍した。……が、実は初めから対ウルトラマン用として開発されており、本性を現した開発者が搭乗し、デッカーに襲いかかったが、最終的に新たな姿を得たデッカーに破壊された。その後も度々現れ、デッカーの邪魔をするものの最終的に和解を果たす。そして、現れた諸悪の根源の攻撃からウルトラマンを守るために開発者は命を落とすが、回収され応急処置を施されたのちにウルトラマンと共に諸悪の根源を打ち倒した。
エディオム…『ウルトラマンニュージェネレーションスターズ』における事件の主犯である「惑星文明の収集」を目的に宇宙へ放たれた人工知能。悠久の時の中で「どんなに発達した文明も最終的に孤独になる」との絶望や諦念に取り憑かれてしまい、次第に「孤独になったらどうなるのか?」とする暗い好奇心が湧き、光の国のウルトラマン達の記憶を喪失させようとしたのが本作の発端を起こす似た点を持つ。最終的にゼロから「ウルトラマン同士の絆があるから戦え同じウルトラマンでなくても、同じ思いを抱く者とも絆で繋がれる」と答え冷淡だった声に活力が満ちていき、更にから「お前も(ウルトラマン達と紡いだ)絆の1つだ」の言葉を契機に絶望を払拭させ新たな未来に向けて突き進むビートスターと真逆の結末を迎えた。
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