概要
推定年齢1億歳。A-001年生まれエンパイア座(『歯車王』や『ギーグ』にすら生年月日を持つ)。『機械化帝国』を掌握する神たる存在で、全宇宙を鋼鉄の秩序で支配せんと画策。
月面の『機械化城』で配下の『機械王達』に命令を下すが、それ自体は螺や配線などの部品で構成された伝令する理由で遣わされた分身兼擬体にすぎず、役目が終えれば砕け散る。失敗した者には容赦なく制裁を与え(有能な者には遠方への追放と若干甘い)、何故か知的生命体の心を極度に嫌う。
その正体は、遥か遠い昔、宇宙の彼方にある科学文明が発達した知的生命体の住む惑星に於いて戦争で滅び無数に残された機械の集合体。演算処理により心があるから争いが起こるとして、以来宇宙を機械化し、心を持つ者を力で排除しようとしていた。
一度は『キングゴウザウラー』を操り、『春風町』を含めた地球をほぼ機械化したものの、人の心までは完全に機械化出来ず、人々の声援により現れ出でた『エルドラン』より『春風小学校』の残りの建造で『ガクエンガー』が誕生。地球防衛隊が制作した物質復元化装置で太陽系を元に戻される。
月面で直接攻撃するも、パーツを破壊しただけに過ぎず、『拳一』や『教授』等に自身の信念と固定観念全てを否定された上、『ザウラーキングフィニッシュ』を受けて消滅する。
全身に発せられる紫のオーラは、『エルドラン』の真逆と言えなくもない。
関連タグ
皇帝バッカスフンド:太古の機械繋がりで共通点も多い(人間の感情・心を嫌う、失敗した者や反逆者に制裁を加えるなど)。ちなみに年齢は、こちらが1億年先である。
メガヘクス:機械化など色々と繋がっている。
ヴェンジックス:目的が地球の機械化で共通。また、1号ロボの原作名が機械化帝国の幹部の1人と酷似している対照的な面もある。
ネバンリンナ:デザインに共通性が見られ、かつ心の働きである愛に関するところに興味を持つ点から、機械神の女性版ともいえる。
10サイのロボゴーグ:こちらも機械神と同じく、過去の悲惨な出来事から人間を見下す機械の首領繫がり。部下の扱いも似ている所がある。