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熱血最強!キングゴウザウラー!!


概要編集

 『機械化帝国』機械王のひとり『エンジン王』が繰り出す、機械化魔人『ギルターボ』が、『機械化獣』を纏い『巨大結合』した『合体機械化獣』に対抗する為に教授が密かに考案した『ゴウザウラー』の強化形態。

 

 だが、当初の合体プログラムが機能面でもシステム的にも不十分で、最初の合体は各部機体と四肢が積み重なりあうだけの歪そのもので、周囲に虚仮にされた挙句にグレてしまう(…が、彼女ひとりに膨大なプログラミングを押し付け、任せきりにするメンバーの方が悪いのだが)。


 しかし、秀三の父から簡単な工夫を入れて修理されたパソコン(自動車修理を専門にしている関係上、角の部分に車輪を追加しただけ)を見て考え方を改め、弥生先生を含めた全員との団結で完成させたVer.2によりこの姿となる。


 3体守護神は『エルドラン』から間接的な介入でもたらされた物ではあるが、これはそれらを基に人間の努力と叡知によって生まれた産物である。


 合体形態でも一際大きく、元々火力にものを言わせる遠距離攻撃を更に上乗せされ一面を焦土と化する力を秘めるが、エネルギーの消耗が極端に大きく、関節機構も丈夫でない弱点がある。


 原初の機械王『原子王』が『ギルターボ』の頭部に残された戦闘データから模倣品の『ダークゴウザウラー』を製造する際も、欠点すら丸写しにしたのが仇となり敗北を帰する。


 合体には「『ザウラーズ』のメンバー全員が所定の位置に付き、18の『ザウラーブレス』、3つの『ザウラーチェンジャー』を揃わせるのが条件」で、メンバーが揃わない、所定の席に不在の場合は合体不可、それが原因で危機に陥るのも多々ある。


 合体さえ可能ならばパイロットが所定に着かなくてもよく、機械化された拳一が外部へ飛び出し敵を内部破壊する間、操縦は過去しのぶが剣技を披露した経緯から代行した。


 セキュリティも万全とはいかず、内部に侵入を許し中島先生を月の『機械化城』へと拉致され、終盤には『機械神』に操縦系統を乗っ取られ、機械化を強制幇助をされもした。


 最終局面では残った春風小の校舎そのものを増加装甲にした『ガクエンガー』を纏い『地球防衛隊』の開発した『物質復元装置』を内部に取り付けフルパワーで放ち太陽系を元に戻す。最終決戦で装甲は特攻中に全てを破壊されたが、本体は機関部や操縦系にダメージを負うも無事に決着をつけた。


 卒業式、クラスの一員として卒業証書を与えられたところでエルドランの元に戻ることになり、ザウラーズの元から去っているのだが、この時融合した校舎ごと持ち去られ結局校舎を新築する羽目となる。


 シリーズでは唯一の『合体ソング』持ち。イントロ部分は鑑定番組でも長年使われていたが聴いた人も多いはず。


 なお、前作で合体を玩具で再現すると盛大に余剰パーツが出たことの反省から、多少プロポーションは犠牲になるものの余剰パーツが少なくなるような配慮が見られる(グレートの1/3ほど)。一方、2020年にバンダイスピリッツから登場した1/300のプラモデルでは、プロポーションを重視した結果盛大に余剰パーツが出てしまっている(それでも、劇中とは少々異なるスタイルだが…)。そのうえ、関節に負担がかかりポージングに耐えられない箇所もある。ここまで劇中に忠実にしなくても・・・。


基本データ編集

全高:70.8m

重量:366.0t

最大出力:180万馬力

最大地上走行速度:1620km/h

最大飛行速度:M9.8


装備

  • キングブレード:大地を割って出現する大型の剣。
  • キングタイタン:胸のツノから光球を成型し、発射。
  • キングバズーカ:肩部にある二連バズーカ。
  • キングショット:脚部にあるマグナショットを使用。
  • キングランチャー:肩部や腕部にあるミサイルを連射。

  • キングスパルタン:バズーカ、ショット、ランチャーを一斉発射。
  • ザウラーキングフィニッシュ:重力波で敵をホールドした後キングブレードで十文字に切り裂く。倒した後は恒例の勝鬨を挙げるのだが、「熱血最強!キングゴウザウラー!!」と、機体名を高らかに名乗るのがこれまでとの違い。また、一度だけしのぶが出したことがある(第48話)。

関連タグ編集

熱血最強ゴウザウラー

ガッコウガーY:校舎が変形する巨大ロボ繋がり

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