後は頼んだぞ…地球の子供たちよ…
概要
CV:島田敏
太古の昔から地球を護ってきた「光の戦士」と呼称される守護天使。但し、悪の敵対勢力からはこの世界での名称らしい。年齢は地球と同じ、身長190cm、体重、スリーサイズ不明。家族構成は父なる大地、母なる海、兄弟たる大気。趣味は平和な時を過ごす事。好きなものは澄んだ空気、嫌いなものは邪悪な空気。得意なのは地球の平和、苦手なものは戦いと対談。全身が光るのが癖。初恋相手は氷河期の氷壁。尊敬する者は地球に生まれてくる生き物。人類の科学では解明されないロボットを複数所有している。
何らかの事情により、「地球の子供達」を見つけては守護者を託していくのを特技とする。なので、「何故か、毎度毎度地球の運命を小学生に丸投げする、とても無責任な存在である。」と、シリーズでも迷惑な存在と言われているので、公式でもネタ扱いされている。放送当時でもそのことに関しては色々と話題にあがっていた。中の人からも「子供に任せるなよ地球を」と内心思われていたそうな(それ相応の理由があるので仕方ないのだが…)。
ライジンオーのOVA最終巻ではれいこの「エルドランが一番迷惑だったりして…」の発言でエルドランの邪悪獣・ワルドランなんてのが出てくる始末。メダルを投げ込んで過去に現れた邪悪獣をぽこぽこ生み出している。
その後はベルゼブを抜き取られ窮地に陥ったゴクドーのジャークルシファーに他の再生邪悪獣諸共スーパー邪悪獣へと超次元融合された。
・・・一応エルドランの名誉の為にフォローすると、本来彼が想定していた敵はガンバルガーに登場した大魔界であり、五次元世界ジャーク帝国と機械化帝国は完全に想定外の突発的事態であったので、対大魔界の準備してたら五次元世界が襲来→余計な消耗した所に本命の大魔界復活→どうにか乗り切ったと思ったら休む間も無く機械化帝国襲来。といった感じで、具体的に描かれてないだけであれでもブラック企業真っ青で働いている。
多忙すぎてあとからフォローする余裕もなかったのかジャーク帝国戦ではバクリュウオーを万一の事態に備えあらかじめ校舎内に隠すことくらいしかできず、大魔界戦でもせいぜいゲキリュウガーを渡すくらいしかできなかった(リボルガーは存在が霧隠家に伝わる巻物で予言され、青空町の自販機に封印されていた)ようである。唯一、機械化帝国戦では多少の余裕ができたのか、恐竜時代でマグナザウラーを与え、ボウエイガーをグランザウラーに生まれ変わらせ、キングゴウザウラーを救援してガクエンガーに強化するフォローが入っている。
機械化帝国を倒した後は暫くの間敵の襲来がなかったため休む余裕が出来たものの、度重なる襲来によって戦力は消耗していた。この時点で手元にあるロボットはゴウザウラーのみ(主要戦力であるはずのガンバルガーはゴクアーク戦で消耗し修復中という有様。ライジンオーは破壊されてはいないが地球防衛のためあえて人類側に残している)であった。ガンバルガー修復まで敵が襲ってこなかったことは不幸中の幸いだったといえよう。
しかしそれほど間を置かずに新たな敵『オニガッシュマー』が襲来、やはりこれも想定外の敵であった。手元に残っていたゴウザウラーと修復の終えたばかりのガンバルガー、さらには地球防衛の為に温存していたライジンオーも引っ張り出してオニガッシュマーに対抗したが、遠隔操縦の3体では歯が立たず、剣の中に封印されてしまった。やむなくエルドランは新規で開発した4体目のロボット『ダイテイオー』を召喚し対抗した。しかし3体のロボの遠隔と出す予定のなかったダイテイオーを召喚したことでエネルギーを消費、ついには力尽きて倒れてしまうのだった。
その後は極楽小学校の生徒たちにダイテイオーを託し、しばらくの間眠りにつくことになる。再び姿を現したのは終盤であり、その際はダンケッツをはじめかつての操縦者である地球防衛組・ガンバーチーム・ザウラーズのフォローに回り、封印の剣から解放されたエルドランロボと共にオニガッシュマーを倒す。戦いが終わった後は4体のロボと共に人類の前から姿を消した。
いつの日か新たな敵が地球に出現した時に彼は姿を現し、その時代の子どもたちに自身が生み出したロボを与え、フォローし続けることだろう。
出身地
エルドランの出身地に関しては詳しいことは解っていない。しかし上記の通り、大地と海と空を家族としていることから、地球が生み出した守護神でないかと考えられる。
スーパーロボット大戦シリーズ
GCではライジンオーを倒された地球防衛組に巨大からくり雷神王を与えており、スーパーロボット大戦NEOでは原作通りだがエルドランと戦っていた勢力がまとめて地球に来訪しているところを見ると1人で集中攻撃された可能性がある等基本的にはある程度フォローされている。XOでは巨大からくり雷神王が削除されたので、この辺もそっくり削除されてしまったが。
BXではなんと過去の地球で地球の生命を守るためライジンオーに乗ってゼウス神、ファルセイバー、ゼノンと共にミケーネ帝国と戦っていた。たった4人(バクリュウオーもいるが)でミケーネ神を全滅させてしまったというとんでもない強さを見せつけた(一応、真マジンガーではゼウスが1人で全滅させているがエルドランやファルセイバーの存在を考慮して多くのミケーネ神が派遣されていた可能性もある)。友であったゼノンの兄であるマノンと主人公たちの心を繋ぐ手助けをする活躍をした。
関連イラスト
関連タグ
伝説の勇者ダ・ガーン:この作品の勇者は地球の分身であり、地球防衛の為に生み出された存在である。偶然にもエルドランの中の人が出演している作品でもあった。