ディフェンスフォルム
でぃふぇんすふぉるむ
ポケットモンスターに登場するデオキシスのフォルムのひとつ。ダメージを吸収しやすくするためか丸みを帯びた外見になった。
映画などでは敵の攻撃から身を守るときにこのフォルムに変化し、バリアーを張って身を守る(ほとんどすべての攻撃のみならず、ポケモンレンジャーのキャプチャも弾く)。
第三世代ではソフトによって使えるフォルムが決まっており、ディフェンスフォルムはリーフグリーンでのみ使用できた。
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
---|---|---|---|---|---|
50 | 70 | 160 | 70 | 160 | 90 |
その名の通り防御面が上昇するが、HPは変わらず、攻撃面と素早さは下がってしまう。特に攻撃面と防御面は、まるで物理、特殊ともにそのまま入れ替えられたようなパラメータである。とは言うものの、完全に尖りきったアタックフォルムと比較するとそこそこマイルドなステータスをしている。
「コスモパワー」を積んだり、「どくどく」で嫌がらせを行うのが主流。「カウンター」「ミラーコート」といった反射技も使うことが出来るが、HPが低いのと単純に自分が固くて耐えるのであんまり跳ね返せなかったりする。
バトル用に育てたい場合、ディフェンスフォルムの状態では「コスモパワー」を覚えないので注意。
デオキシス(番外作品)も参照
ポケモンGO
本作ではフォルムチェンジができない。
本作で最も需要が高いと言っても過言ではないフォルム。攻撃力こそ低めであるものの、圧倒的な防御力を持ち、CP値も低めであることから、トレーナーバトル(特にCP1500以下のポケモンのみ参加可能なスーパーリーグ)ではエスパータイプのエースアタッカーとして活躍が期待できる。
技に関しても、苦手なあく・むしタイプにそれぞれ対抗可能な「カウンター」と「いわなだれ」を覚えられるので、万が一これらのタイプを出されたとしても、高い耐久性も相俟ってそう簡単に沈められることはない。
スーパーリーグで運用する伝説エスパータイプのライバルとしては、ユクシーとクレセリアが挙げられるが、前者は習得する技の汎用性が低いためイマイチ扱いづらさが拭えず、後者は一度他のユーザーと交換してCPを落とさないとリーグでの使用条件を満たせない(=ソロユーザーでは事実上使用できない)等、やや運用に難があるので、ディフェンスフォルムにもまだまだ活躍の余地は残されている。
とはいえ、EXレイドの仕様上適切な個体の厳選しようとなるとかなり高いハードルに悩まされることになることだけは覚悟されたし(一応、上記のように期間限定で通常レイドにも登場したので、この問題はある程度改善されている)。
なお、CPを低めに抑えなければならない関係上、スーパーリーグ用のディフェンスフォルムを厳選する際は、攻撃の個体値が最低の10であることが絶対条件となる。耐久面に関しては、防御が最高の15、HPは13を目安とするとよい。
もう1つの注意事項として、天候ブーストがかかるとCPが1500を突破してしまい、スーパーリーグで使用不可になってしまう。せっかく適正個体が手に入ったと思ったら、CPが高すぎて使えなかった…なんていう笑えない話も起こりうるので、エスパータイプにブーストのかかる強風の日にはレイドの実施は見合わせた方が良いだろう。
…逆に、こうした事情がある関係上、バトルで使用することを考える場合、ディフェンスフォルムはパーフェクトに近い優良個体を狙う旨味があまりなかったりする(もちろん出てくれればそれはそれで嬉しいが)。