データ
初登場 | ポケットモンスター ルビー・サファイア |
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タイプ | エスパー |
ぶんるい | 特殊 |
いりょく | 140 |
めいちゅう | 90 |
PP | 5 |
範囲 | 単体 |
直接攻撃 | × |
概要 | 使用後自身の特攻が2段階低下する |
概要
『ポケットモンスター ルビー・サファイア』より登場するデオキシスの専用技(暫定)。
『ポケットモンスター X・Y』まではエスパータイプの特殊技で最強の威力を誇っていた。『ポケットモンスター サン・ムーン』からは「プリズムレーザー」にその座を明け渡している。
なお、『ポケモンXD 闇の旋風 ダーク・ルギア』で手に入る特別なルギア(ダーク・ルギア)も覚える。この個体以外覚えないため特別な技として扱われている。
今後全てのルギアが覚えられる可能性が0ではないため、暫定的にデオキシスの専用技という扱いになる。
ノーマルフォルム・アタックフォルムならばほぼ確実に搭載されていると言っても過言ではないデオキシスのメインウェポン。桁違いの威力でエスパー等倍の相手なら無理矢理吹き飛ばす事が可能。
撃った後のデメリットもデオキシス(特にアタックフォルム)は2ターンもフィールドに居残れるような耐久ではないので実質無いようなものなのも大きい。
特攻低下を覚悟で2発ぶち込んでも「サイコキネシス」2発分よりもダメージは出るので十分である。
アタックフォルムと似通ったステータスを持つメガフーディンは、この技を覚えられなかったばかりに覇権を逃したといっても過言では無い。
なお、『ポケットモンスター X・Y』では特殊技のテコ入れで威力低下した技が多いのだが、この技は専用技だからか据え置きだった。
『ポケットモンスター ソード・シールド』ではまさかの廃止を受けてしまった。
デオキシス自体は内定していないのでそもそも使うことができないが、ルギアは実質選択肢を奪われた形となる。
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』では再登場するようになったためこの技も復活した。
ポケモンGOでは
2018年10月にデオキシスの実装に伴いこの技も登場した…のだが……
今作では、性能が2ゲージわざで威力が70と、2分割ゲージ技としてはあまり威力の高くない技となっていることに加え、発動すると実に4秒という非常に長い硬直時間が発生してしまうという、扱いづらい技となっている。しかも、トレーナーバトルでは使用後にこうげきが2段階低下するという原作同様のデメリット付きである。
なお、2分割で威力70というのは「サイケこうせん」とまったく同じ。ただし、発動時間は僅かながらあちらの方が短い(約3秒)上に、当然ながら向こうは一切のデメリットがないので、性能面では完全に「サイケこうせん」の劣化版である。
これは、攻撃種族値の高いノーマル・アタックフォルムが使用した場合を想定しての一種のバランス調整の結果と考えられる(仮に原作と同じ効果を持つスペシャルアタックと同じ威力で搭載されていたら、(1ゲージわざとはいえ)凄まじい火力で恐ろしい事になっていたことは想像に難くない)。
とはいえ、低めの威力で硬直時間が長いという点は、ノーマル・アタックフォルムの圧倒的な攻撃種族値をもってしても大きなハンディキャップとなっており、ミュウツーの「サイコキネシス」はおろか、エーフィやフーディンが「みらいよち」を放った方がダメージを稼げるという、幻のポケモンの専用技としては残念な性能となってしまっている。
トレーナーバトルではゲージ技(チャージ技)を使用する際には一度双方の攻撃が中断されるので相手の攻撃を受ける心配がなく、ゲージ技自体もバリアで防がれない限り確実に当てることができるので、硬直時間の長さに関するデメリットは事実上なくなっているものの、効率よくダメージを与えることが求められるPvPにおいては、やはり攻撃力が低下するというのは痛い。
現状、スーパーリーグではディフェンスフォルムのデオキシスの採用率が高めであるが、上記の事情より初手にデオキシスを出してサイコブーストを撃った直後に裏のポケモンと交代する手段をよく取られる。