CV:林原めぐみ(後のシリーズでサトシの手持ちにいるツタージャとモクローの声も担当。)
概要
隠れ里のポケモン保護施設で暮らしていたポケモン。当初は保護施設のポケモンを捕まえようとしていたサトシ達を敵視していたが、ロケット団との一悶着から和解。区切りを付けるためのバトルの末にゲットされた。
気難しく頑固者な性格で、進化を嫌がったり、サトシとはぐれた時は「捨てられた」とやけっぱちになったりしていた。しかし旅の中でサトシに本当の信頼を寄せるようになり、サトシもまた頼りがいのあるフシギダネを信頼するようになった。
直近で仲間になったゼニガメ、ヒトカゲ(リザードン)とは腐れ縁だった。ゼニガメとの別れの際はそっぽを向きながらもつるのムチで握手をしたり、ツンデレの気もある。
サトシのヘラクロスによって種の中の蜜を吸われ、それをつるのムチで拒否するというお決まりのやりとりがある。
後にソーラービームを打ち上げ花火の如く放って集合させる特技を習得。色合いなどで、地方別に集められる様になる。
略歴
初期から登場する多くのポケモン達がサトシの手元を離れ、ジョウト地方の御三家が加入する中、フシギダネは放送年数にしてなんと4年5ヶ月もサトシの手元でレギュラーとして活躍していた。
これはピカチュウを除けば、サトシのポケモンでは手持ちとして旅していた期間が最長ということになる。
しかしオーキド博士の研究所に住む草ポケモンと水ポケモンの縄張り争いのいざこざを諌めた後、その手腕をオーキドに買われ、「フシギダネに残って欲しい」と懇願され、研究所の調停者としてサトシの手元を離れることとなった。
元々隠れ里の警備を行っていただけあって、そういう仕事は得意分野だったようだ。
レギュラーを離れた後はまとめ役としての風格が出たのか、以前のような頑固な面は鳴りを潜め、頼れるリーダーのような、頼もしい性格に成長した。
また、ベストウイッシュ最終話・サン&ムーン42話・新無印68話などサトシが研究所に帰ってくると嬉しそうに駆け寄ったり、同期のゼニガメ・リザードンとの再会を喜んだり、かなり性格も丸くなっている。
進化前のポケモンではあるが、今の姿にこだわるだけあってこの状態でもなかなかの強さを見せる。
余談
アニメ版の総監督である湯山邦彦はフシギダネのファンであり、サトシ役の松本梨香も「彼氏にするならフシギダネ」と語るほど、内外問わず非常に人気の高いキャラクターである。
4年半もの間レギュラーを勤めたのは、愛されたが故なのかもしれない。
シリーズが移り変わっていくごとに出番は少なくなってしまったものの、旧来のファンからはその活躍の長さから未だに愛されていると言えようポケモンである。
なお、ゲーム本編でも『ピカチュウ』版や『LPLE』にて、アニメのフシギダネに合わせて、ハナダシティで女性からフシギダネを貰えるがピカチュウが懐いていないと貰えない。(貰える時のレベルはピカチュウ版では10、ピカブイでは12である。)
SM第42話で再会した時はフシギダネがサトシのことを「ダネダ〜!!」と呼んでおり、ピカチュウに次いでサトシを鳴き声で呼んだポケモンである。
関連タグ
無印(初代)組
サトシのくさタイプのポケモン
サトシのどくタイプのポケモン
関係タグ
ハルカ:レギュラーメンバーで同じくフシギダネを手持ちにしていた。現在はフシギバナに進化している。