CV:愛河里花子
概要
サトシがポケモントレーナーになって初めて捕まえたキャタピーが進化したもの。ちなみにサトシはバトルすることなく、いきなりボールを投げつけてゲットした。
トランセル時代にスピアーの攻撃を受けて殻が破れてしまうが、そこからバタフリーへと進化を遂げている。
無印第21話「バイバイバタフリー」の回で身につけた、マフラーやスカーフのように見えるリボンをしているのが特徴。
モンスターボールを投げてのゲット、進化、ポケモンバトルでの勝利、交換、別れにおいて、サトシがはじめて経験したのは、キャタピー時代からのバタフリーが関わっている(後述)。
略歴
最終進化までの時間はサトシのポケモンの中でも特に短く、僅か2話で一気に進化を果たしている。
のんびりした性格で、ゲットした最初こそはこそ虫嫌いのカスミやロケット団から虫けらと馬鹿にされていたが、初登場回からその次の回で2度もサトシ達のピンチを救っている。
初戦は相性で圧倒的に不利なピジョン(後にゲット)に傷を負わせられながらもロケット団をいとをはくで撃退した上に、次の回でトランセルに進化後も相手のカイロスを破り、バタフリーになってからもスピアーの大群をねむりごなで撃退してサトシを助けるなどピンチを救った。
サントアンヌ号ではジェントルマンのラッタと興味本位で交換するが、思い直して再び手元に戻している。
旅の途中、バタフリーの繁殖の群れに遭遇し、そこで出会ったピンク色のバタフリーに一目惚れ。最初こそ邪険に扱われていたが、ロケット団から救い出したことで両思いとなった。
オーキド博士からもらったピカチュウに次ぐ、サトシがゲットしたポケモンだけあってとても大事にしていたが、同時にサトシはバタフリーによって初めての別れを経験することとなった。この別れの回は無印ファンの間でも語り草となっている。
第2話ラストで初登場して翌3話でゲット、そして退場したのは第21話。レギュラーキャラだった期間は放送開始から半年にも満たないが、別れの際に「めざせポケモンマスター」を挿入歌として流す粋な演出も相俟ってバタフリーの退場は多くの子供たちに涙を流させたことだろう。
その後
事実上逃された形となったため、別れて以来サトシと再会はしておらず、再登場の機会もない。しかし、回想シーンでは何度か登場している。
そして、今でもサトシのポケモンとして集合絵が描かれる際や二次創作でサトシが登場した際は、「サトシのポケモン」として登場することがある。
アドバンスジェネレーションのOP「スパート!」では集合絵だけに留まらず、1シーンだけピンクのバタフリーとともに登場するシーンも描かれた。
リーリエの家で別個体のバタフリーと出会ったときのサトシの反応からも、今でも愛着のあるポケモンの一匹である事が窺える。
新無印編では、サトシと同じくゴウが2匹目の仲間としてゲットしたポケモンがキャタピーである(同話で進化系のトランセルとバタフリーもセットで捕獲している)。
無印編のストーリーの一部が組み込まれた劇場版第20作「キミにきめた!」で久々の登場。
アニメ本編と違い、ピカチュウとのバトルでゲットされ、その後しばらくキャタピーのままだったが、野生のカイロスとのバトルでトランセルに、オコリザルの群れとのバトルでバタフリーに進化した。
オニドリルに襲われたピンク色のバタフリーを助けたことで相思相愛になり、繁殖により南に旅立つためサトシと涙ながら別れた。
新無印の最終回で嫁となったバタフリーと共に再会を果たした様子が描かれ、当時の視聴者に衝撃と感動を与えた。
(ちなみにこの時、ピンクのバタフリーが♀だと分かるように羽に黒い斑点が着いている。)
サトシのポケモンでは別れてから再会を果たすまでの時間が最もかかったポケモンである。
関連タグ
ポケットモンスター(アニポケ) ポケットモンスター(アニポケ第1シリーズ)
無印(初代)組