CV: 寺崎裕香(オンバット)
三宅健太(オンバーン)
概要
XY76話より初登場。性別は♂。
カロスリーグ出場の旅の途中で、ルチャブルが食後ひとり偶然見つけて拾ったタマゴが、ヒノヤコマの特性「ほのおのからだ」で孵化が早まり誕生。
最初にサトシを見て刷り込みを起こし、何時ものムコニャによる騒動から自身に往く道を選ばせた末にゲットされた。
タマゴが放置されていた理由は物語の最後まで明かされなかった…というか、サトシは拾った場所で巣を探していたのだがタマゴが光ったためにそれどころではなくなった。
ドラゴンタイプという観点からすればヌメルゴンの後継者のような扱いだが、ポジションはどちらかというとゴマゾウに近い。
活躍
オンバット時代
当初は生まれたばかりから自力で飛行が出来ず、数cm落ちれば号泣しては「ちょうおんぱ」を発する泣き虫。
更には熟した実を探す徹底的にグルメな食わず嫌い(種としての習性)。
ヒノヤコマとルチャブルに飛び方を教えてもらい、練習を重ねて克服に成功する。特にルチャブルからは特に熱心に風の乗り方などを教えてもらっており、特にルチャブルのことを慕い兄弟のような関係となった。
臆病というわけではなく、ルチャブルと共にロケット団にさらわれた時は協力して暗い洞窟にロケット団を誘い出し、「ちょうおんぱ」で位置を調べルチャブルに伝えて撃退するなど機転の利く面を見せ、以降もこの「ちょうおんぱ」による索敵などで、要所要所でサトシたちを助けている。
77話のポケモンスカイリレーではアンカーを務め、元々飛べなかった彼が必死の飛行で準優勝。惜しくも優勝を逃し、申し訳なさそうに涙を浮かべていたが、大健闘を見せ、サトシたちを喜ばせた。
XY&Z11話では、ロケット団の手から野生のキノガッサとフラエッテを助ける際、「アクロバット」を新たに習得。
XY&Z17話で、野生サンダーの攻撃を受けて墜落したルチャブルを助けようとした際、オンバーンへと進化し、同時に「ばくおんぱ」を習得。
進化後
泣き虫だったオンバットの頃から一変し、伝説のポケモンのサンダーに雄々しく吠え立ち向かうという勇敢で凛々しい性格となり、敵の弾幕を華麗に回避する機動力、連射可能なばくおんぱの火力、一気に距離を詰めるアクロバットと迎撃用のドラゴンクロ―と、遠近揃った立ち回りが可能な空戦の要に成長を遂げた。
しかし体こそ大きくなったもののルチャブルを変わらず兄貴分と慕うなど子供らしい一面を見せており、そういう点ではドンファンに近い性格と言える(偶然なのか中の人も同じ)。
映画の模擬戦では、エレキフィールドで強化されたシトロンのレントラーは手に余ったようだが、ホルビーお得意の耳で白刃取りをされた瞬間に、至近距離からちょうおんぱを浴びせて混乱させて勝利。と言った芸当も披露。
ちょうおんぱをソナー代わりにする特性も含め、最年少ながら多芸な戦い方が出来る。
ジム戦には不参加。
カロスリーグではショータ戦ではボーマンダと相討ちに、アラン戦では相性で不利なマニューラ相手とはいえ、苦手な氷技は翼に少しかすった程度で、とどめは「つじぎり」で敗北する。
フラダリ戦では色違いのギャラドスに挑むも敗北する。
最終的に公式戦での勝利回数が0回という戦績に終わってしまったが、上述したようにサンダーとも互角以上に戦えていたことからそのポテンシャルは決して低くはなく、タマゴから孵したポケモンであるために他のメンバーに比べてバトルの経験が少なかったことが一つと推測されている。
XY以降
新無印
68話ではサトシとの再会に喜んだ。また、114話ではオオスバメ、ムクホーク、ケンホロウ、カイリューとともに飛行を楽しんでいた。
めざせポケモンマスター
1話にてロケット団3人組とのバトルで出され、同作の過去作手持ち再登場第1号を飾る。
同話では他の手持ちと共にラティアスを見守ったほか、最後はロケット団3人組を撃退する1撃を放った。