CV: 阪口大助
概要
『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』第156話から登場。尾びれの切れ込みが確認できるので、性別は♂。
サトシがゲットした初のドラゴンタイプ。
元々はタツばあさんの自宅近くに生息していた野生の個体。当初は見よう見まねで「りゅうせいぐん」の特訓をしていたが、きちんと教わっていないためか未完成で、ただの「りゅうせい」(打ち出した玉が四方に飛び散らずそのまま落下してくる)になることがほとんど。
そんな折、ロケット団との騒動に一度だけ成功し、それがきっかけとなってかサトシを気に入り、こっそり追いかけて続く第157話にてジュンとの争奪戦の末にゲットされる。
非常にマイペースな性格で、タケシ曰く「何を考えてるのか皆目見当がつかない」。
初期のナエトルのように噛みつく癖があり、ポケモンや人間はもちろん、ジュンの自転車やモンスターボールと言った金属にまで噛みつき、果ては食べてしまうこともある。
ロケット団の造った巨大メカまでも食べてしまったり、ゴムだけは残したりと、どこか『Dr.スランプ』のガッちゃんを彷彿させる。サトシはこの癖を、相手の技に噛みつかせて封じるなどの形で利用したことがある。
その後はなかなか「りゅうせいぐん」が成功せず、何故かヒカリのポッチャマをホーミングし必ず命中してしまう。
これについてはトゲキッスがフカマルに注意しているが、彼曰く悪気は無いらしい。
作中では、はぐれてしまったポッチャマの居場所を突き止めたり、メタモンが変身したポッチャマと区別したりするために使用された。
当初はサトシやヒカリも大してフカマルを責める様子を見せなかったことから、ポッチャマは一度ヒカリの元を飛び出してムサシやコジロウの元へ向かってしまった事があった。
ただ、ポッチャマとの距離がかなり離れている場合等は当たらない事がある。ケンゴには当たりかけたが。
その後シンオウリーグスズラン大会のコウヘイ戦でようやく完成し、サトシを準々決勝へと導いた。
完成後はポッチャマへの被害は無くなっている。
準決勝のタクト戦では「いわくだき」でダメージを与えつつ必殺の「りゅうせいぐん」を放つが、ダークライには全て回避されたうえそのまま反撃をくらってダウンした。非常にあっけなく負けてしまったもののタクトは「ダークライでなければ「りゅうせいぐん」でやられていた」とコメントしており、その技の威力がうかがえる。
「りゅうのはどう」も使えるが、一発撃つと少しの間動けなくなるため、使い慣れてはいない模様。他に「あなをほる」と「いわくだき」を覚えている。
『ポケットモンスター(第7シリーズ)』では、第114話にてオーキド研究所の面々と再登場。ガマガルとともにゴウを気に入ったようで足にかみついていた。
余談
サトシは『サン&ムーン』でウルトラガーディアンズ時のライドポケモンに同族の最終進化形態ガブリアスをあてがわれている(この個体とは別個体)。
また、サトシのゲットしたドラゴンタイプの中で唯一の未進化ポケモンである。
関連タグ
アイリス:同じくフカマルを手持ちにしているレギュラーメンバー。
グライオン フカマル