オンバーン
おんばーん
「オー! バー!!」
全国図鑑 | No.0715 |
---|---|
マウンテンカロス図鑑 | No.114 |
アローラ図鑑 | No.084 |
ガラル図鑑 | No.177 |
パルデア図鑑 | No.304 |
ローマ字表記 | Onvern |
ぶんるい | おんぱポケモン |
タイプ | ひこう / ドラゴン |
たかさ | 1.5m |
おもさ | 85.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
とくせい1 | おみとおし |
とくせい2 | すりぬけ |
かくれとくせい | テレパシー |
おとしもの | オンバットのけ |
タマゴグループ | ひこう/ドラゴン(『ソード・シールド』以降) |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | オンバーン | 音+ワイバーン |
英語・スペイン語・イタリア語 | Noivern | noise(騒音)+wyvern(ワイバーン) |
ドイツ語 | UHaFnir | UHF(英略語で極超短波)+Fafnir(ファフニール) |
フランス語 | Bruyverne | bruit(騒音)+wyverne(ワイバーン) |
韓国語 | 음번 | 음(音)+wyvern(英語でワイバーン) |
中国語(簡体字) | 音波龙 | 音波+龙(龍) |
中国語(繁体字) | 音波龍 | 音波+龍 |
中国語(香港) | 音波飛龍 | 音波+飛龍(ワイバーン) |
ヒンズー語 | नोईवेर्न | 英語名の音写 |
ロシア語 | Нойверн | 英語名の音写 |
タイ語 | ออนเวิร์น | 日本語名の音写 |
『ポケットモンスター X・Y』から初登場となる、コウモリとワイバーンをかけ合わせた様な姿のポケモン。
首周りにはフサフサした毛が生えている他、頭のスピーカーのような耳が特徴的で、この耳から出す超音波のおかげで暗闇でも自在に飛び回る事が出来る。
暗闇での戦いならば右に出る者はおらず、月明かりすら映らない闇夜に紛れて獲物に襲いかかるという。
かのサザンドラでさえ、暗闇での戦いは避けるほど。ただし明るい内はこちらを視認できるサザンドラに軍配が上がるようで、逆にオンバーンの方が戦いを避けるなど昼夜でパワーバランスが逆転する関係にある。
加えて近づく物全てに襲い掛かる血の気が多い性格で、耳から出すばくおんぱは巨大な岩をも粉砕するとされている。
果実食だったオンバットから雑食化が進み、『Newポケモンスナップ』ではヤトウモリなどを獲物にしていることが示唆されている。
ただ果物が好物であることはオンバットの頃から変わりなく、与えると急に大人しくなる。
名前の元ネタは恐らく「音+ワイバーン」から。また音にまつわる設定からピアノの「音盤」と掛けているのかもしれない(姿はピアノには程遠いが)。
また、ドイツ語名はUHF(極超短波)とファフニール(Fafnir)が由来となっており、進化前共々大文字が名前の間に混ざっている数少ないポケモンとなっている。
余談だがドラゴンタイプとひこうタイプの組み合わせのポケモンは複数いるが、ひこう・ドラゴンの形は唯一だったりする。実は現状最後のドラゴン・ひこう複合である。
色違いのすがたは黒色部分が明るい緑色になり、耳が赤くなる。
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
オンバーン | 85 | 70 | 80 | 97 | 80 | 123 | 535 |
クロバット | 85 | 90 | 80 | 70 | 80 | 130 | 535 |
その素早さ種族値は123と非常に高く、メガシンカを使うメガジュカインを除けば最速のドラゴンタイプだった。
メガシンカが廃止された『ポケットモンスター ソード・シールド』以降は再び最速ドラゴンタイプの座に返り咲く…とはならず、なんと素早さ種族値が驚異の142である600族のドラパルトが登場。
ドラパルトとはタイプも違い、単純に比べることはできないが、素早いドラゴンタイプという点では劣ることとなった。
特性のおみとおし・すりぬけは共に『X・Y』で強化された特性で、シングルではすりぬけ、ダブルではおみとおしが非常に優秀な効果を発揮する。
攻撃面では覚えるポケモンの少ない新技「ばくおんぱ」にも注目したいところ。これはノーマルタイプの技で、不一致とはいえ威力140・命中100でみがわり貫通、おまけにデメリットなしという脅威の性能を持つ。
他にも「ぼうふう」「りゅうせいぐん」などのタイプ一致技を筆頭に「サイコキネシス」や「シャドーボール」「とんぼがえり」「かえんほうしゃ」「きあいだま」「あくのはどう」「ソーラービーム」、回復技「はねやすめ」「つきのひかり」、変化技「おいかぜ」「すりかえ」「ちょうはつ」など様々なタイプの技を習得できるため、活躍の機会は多い。
物理はイマイチだが、なぜか「ワイルドボルト」を覚える。
因みに「すりかえ」は第7世代まではカラマネロ→ヘイガ二→アーケン→オンバットという遺伝経路を辿った為、自分で作るとなると非常に大変であった。もっとも、ミラクル交換では頑張って回せば偶に「すりかえ」遺伝個体が手元に来ることもあったのが救いであった。
『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』で覚えられるようになった技も多く、「アイアンテール」「げきりん」「ゴッドバード」「いかりのまえば」「ねっぷう」「みずのはどう」などの技が追加された。
ただし野生のオンバットは棲息していないため、『X・Y』からの移動かトレードが必要になる。
一方でオンバーン自身の特攻種族値は97とやや低く心もとなく、アイテムやサポートによる強化は必須だろう。物理攻撃が防御より低いのも特徴的だが、種族値的には無駄ではない。
技の威力で見るとドラゴンタイプよりかは、ひこうタイプのアタッカーとして見た方が優秀かもしれない。オンバーンより速いいわタイプやこおりタイプは少なく、技のレパートリーもそこそこ豊富なため、相手にしたときに読みづらくなるだろう。
先手に出して相手の道具を読んだり、特殊技を放ってからの「とんぼがえり」など、妨害工作をメインにしても役に立つ。
余談だがオンバーンはペラップの救世主になっていたりする。
前述の「ばくおんぱ」は遺伝でペラップに伝授でき、ペラップはタイプ一致で扱える火力わざを得たため、ペラップを不遇脱出に導いてくれたポケモンだと言える。
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』ではテラスタルを獲得。テラスタルノーマル状態でとくこう特化「こだわりメガネ」オンバーンが「ばくおんぱ」を放てば、H4振りのガブリアスが丁度確定1発となるので、機会があれば狙ってみるのが1つの手である。
レギュレーションHでは使用率こそ振るわないが、「おみとおし」「ばくおんぱ」「すりかえ」を全て備えた唯一のポケモンとして、伏兵程度の実力は発揮できる。
ポケモンGO
- 進化前のオンバットの出現率が極端に低い上、進化に必要なアメが400個と全ポケモンの中でもぶっちぎりの育成難易度を誇る。
- 育成にここまでの苦行を要するにもかかわらず、最大CPは3125とそこまで高くない。本作に素早さの概念が存在しないのが大きな要因であろう。習得できる技は通常技が「エアスラッシュ」と「かみつく」の2つ、ゲージ技が「りゅうせいぐん」「ぼうふう」「ねっぷう」「サイコキネシス」「ばくおんぱ」(限定技)の5つ。通常技の「エアスラッシュ」はタイプ一致でそこそこ強いものの、ゲージ技は「サイコキネシス」を除いてフルゲージのものばかりで小回りが利かず、その「サイコキネシス」はタイプ不一致である。
これらの点からお世辞にも育成難易度に見合った強さであるとは言い難く、コレクション用としての側面が強い。
- 2023年2月5日のコミュニティ・デイの対象にオンバットが選ばれ、ようやくまともに育成できるようになった。限定技として「ばくおんぱ」も習得したが、これまたフルゲージ技でタイプ不一致であるため、強化されたとは言い難い。DPE(エネルギー1あたりの威力)は「ねっぷう」や「サイコキネシス」を2重弱点の場合を除いて上回るが、やはりタイプ一致技を採用した方が扱いやすい。仮に採用するともう一つのゲージ技ははがねへの有効打として「ねっぷう」でほぼ確定となる。
- 同じく進化にアメが400個必要な同タイプのポケモンにチルタリスがいるが、あちらはオンバーンより最大CPこそ低いもののステータスが耐久寄りであり、習得できる技も優秀なものが揃っているため、スーパーリーグでは環境の一角としての活躍を見せている。おまけに、あちらは進化前の出現率も低くないため、育成難易度にも水をあけられてしまっている。
ポケとる
イベントステージに登場。時間制ステージとなっているため60秒で倒す必要がある。
オジャマは後述のHPが約半分になるまでは3回ポケモンを動かす毎に黒い雲を1個召喚、それ以降は1回動かす毎に黒い雲を3個召喚するというもの。盤面の視認妨害をしてくる程度のオジャマなので対処にさほど労力を費やす必要はないが、時間制であることとHPが約17000あることを考えると始めたてのプレイヤーにとっては少々難易度が高く感じるかもしれない。
スキルはデフォルトでくもばらい++(先述の黒い雲を5個消す)、スキルチェンジ後ははじきだす(手持ち以外のポケモンを2個消し更に追加ダメージ)。オンバーン自体が攻撃力を最大125まで上げることができるので、その高火力を活かせる"はじきだす"の方が活躍の幅が広がる。またひこうタイプは多くのポケモンに抜群を取れるので、そういった観点からも実用性はかなり高いポケモンと言えよう。
アニポケ・第1-7シリーズ
レギュラーの手持ち
- サトシのオンバーン
CV:三宅健太
『XY&Z』第17話でサトシのオンバットが、サンダーに倒されたルチャブルを助けたい一心で進化。泣き虫だったオンバットの頃から一変し、伝説のポケモンのサンダーに雄々しく吠え立ち向かうという勇敢で凛々しい性格に成長する。詳細はこちら。
その他
【ベストウイッシュ】
- パンジーのオンバーン
CV:古島清孝
ゲーム発売に先駆け、『デコロラアドベンチャー』第15話にて登場した。
激辛のノワキのみが好物であり、それがないとニャースだろうとサトシの頭だろうと噛みつく。その攻撃的な性格にパンジーも手を焼いている模様。得意技は「ばくおんぱ」。耳の中を覗き込んできたオーキド博士に至近距離で浴びせたことがある。
XYでも引き続き第5話で登場。ジム戦に敗れたサトシを手伝い、彼のポケモンたちに「かぜおこし」に耐える特訓を行った。
【XY】
上記のパンジーのオンバーン以外にも、19話・76話(端末データ)で他の個体が登場。
【サン&ムーン】
第87話でウルトラガーディアンズの追加メンバーとなったグラジオの専用ライドポケモンで登場した。
第103・104話でドラセナの手持ちとして登場。
かなりのパワーとスピードを持っており、サトシのネギガナイトを圧倒した。
チルタリスが敗れた後にウオノラゴンと対峙し、互いに引けを取らないバトルを繰り広げ、最後は「りゅうのはどう」と「ドラゴンダイブ」のぶつかり合いによって敗れた。
また、25話にもモブポケとして登場している。
『破壊の繭とディアンシー』に登場した。
『ポケットモンスターSPECIAL』
第13章に登場した、元はシガナのポケモン。
うずもれのとうでデポンが行った「レックウザ捕獲作戦」にメガレックウザと共に抗った結果命を落としてしまったシガナと死別してからも絆は残っているようで、サファイアはシガナの姿を幻視しているほかレックウザもかつて絆を結んだ者の存在を感じ取っている。
コメント
pixivに投稿されたイラスト
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すべて見る【♂×♂】【供養】あの大きな樹をぐるぐると【オンバーン×プテラ 】
正真正銘、初投稿です。 むかし書いたものの頓挫した小説の冒頭部。とはいえ、ちょっと勿体ないので供養がてらにおすそわけ。ここまでだと非常に中途半端ながらオンプテ(プテオンでもOK)を布教したく。同志(いるかはわからない)求む。 直接的な描写はないものの、ほんのりといかがわしくにおわせてはいますので、R15ということで。27,017文字pixiv小説作品- ポケットモンスター・生命の大樹(セフィロト)
ポケットモンスター・生命の大樹(セフィロト) ルギアとコクマー
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