概要
交換に出したいポケモン1匹を指定し、同時刻に同じくミラクル交換を行っているトレーナーとリアルタイムで交換する。
何を交換できるかは受け取るまでわからないため、GTSと比べると欲しいポケモンを手に入れづらい(第6世代からはGTSで図鑑に掲載されていないポケモンも名前を入力して検索できるようになるなどの改良が行われている)。
一方、短時間で確実に交換できるので、IDくじのためのID集めやポケマイル稼ぎ、孵化あまりの放流などに役立つ。
ただ、問題点として改造ポケモンが送られてくる可能性がある。
特に第7世代までは、無料で誰でもインターネット通信でき、ネットワーク制限も殆どなかったので、改造ポケモンの当たる確率が高かった模様。短時間で交換が確実に成立するため、改造配信者がネット上での投げ銭を目当てに改造個体を無差別にミラクル交換に流すようになった。第7世代終盤にはおおよそ1ボックスに2体程度の頻度で改造個体が送り付けられるようになった。
第8世代からはNintendoSwitchOnlineに加入しなければインターネット通信が使用不可になり、規約に違反する行為を行った場合は通信制限や最悪の場合アカウント停止になるものの、それでも後継機能のマジカル交換で改造ポケモンが送りつけられる事例は後を絶たない。
それでも、2024年4月9日の3DSのオンラインプレイサービス終了間際の時期には、今際の別れというのか真面目に貴重な隠れ特性持ちやレアボール入りの個体を放流するプレイヤーも一定数存在した。
もっとも、オンライン終了間際にも新たな改造業者が登場するなど、改造厨の勢いはとどまるところを知らなかったが。
Pokémon HOMEでは類似機能の「ミラクルボックス」が登場した。フリープランでは3匹まで、プレミアムプランでは10匹まで交換に出すポケモンを指定でき、一定時間がたつとミラクル交換と同様にランダムで交換が行われる。