基礎データ
ずかん | No.527 |
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英語名 | Woobat |
ぶんるい | こうもりポケモン |
タイプ | エスパー / ひこう |
たかさ | 0.4m |
おもさ | 2.1kg |
とくせい | てんねん / ぶきよう |
進化
概要
『ブラック・ホワイト』にて初登場した、毛玉っぽいコウモリポケモンである。
おそらくモデルは鼻に関する生態から、ブタバナコウモリ科だと思われる。
発売前に発表されていた一体で、ズバットのポジションかと思われたが、そこまで頻繁に登場するわけではなかった(なつき進化である点などズバット系統を意識しているような部分は多い)。
実は本情報が公開される前に、幻影の覇者にてクルトの帽子に描かれる形で先行登場している。
主に暗い森や洞窟に生息している。
ハート型の一つ目・・・のように見えるが、これは実は鼻。本当の目はおそらく体毛の中だろう。
鼻の穴から超音波を出したり、洞窟の壁に鼻の穴で吸い付いて眠るなど、かなりシュールな生態を持っている。
この鼻の模様が押し付けられるといい事があるとされている。コウモリは今でこそドラキュラやショッカーなどの影響で悪者として扱われがちだが、中華圏では蝙蝠の字が福に似ている事から幸福の象徴として扱われている事を考えれば納得である。
他の蝙蝠ポケモンさながらに超音波を放つ事が出来、小さい虫ポケモンを食べる。なおズバットは吸血性、オンバットは果実食であり、同じコウモリ系ポケモンでも見事に食性が分かれている。
また、意外な事にガラル地方一帯に生息している蝙蝠ポケモンはこれまでレギュラーを張ってきたズバット族ではなく、このコロモリ族である。
新技「ハートスタンプ」と共にお披露目されたが、コロモリ自身は特殊型なのでこの技はあまり向いていない。
ちなみに『サン・ムーン』から何故かHPのステータスが+10された。最終進化ではないポケモンのステータスにテコ入れがなされたのは他にピカチュウくらいであり、そのピカチュウが色々と特別扱いなことを考えると、コロモリの強化はハッキリ言って不可解であり謎。
一方で進化系であるココロモリには変更が無かったことから「ココロモリのデータを上昇させようとして間違えたのでは?」と考えられている。
なお、コロモリが初めて先行公開された際にはレベル50時点で体力が162もあり、進化前ながら体力の高いステータスと期待されていた。
なお実の所、(当時の) 実際の種族値はたったの55であり、個体値、努力値ともに極限まで極めることで達する値となっていた。
そのため、実際のコロモリ系列の体力種族値を知ってガッカリしたユーザーもいるのだとか。
ポケダンでは
マグナゲートでは序盤の敵として登場。特に目立つ存在ではない。
ただし、仲間にした後のレベルリセットダンジョンではとても目立つ存在である。悪い意味でだが。
ステータスはマグナゲートの登場ポケモン中最低クラスであり、技のラインナップも悪い。
レベル20になればステータスは改善されるものの、そこまで上げるのは至難の技。
そしてレベルリセットダンジョンのコロモリを語る上で外せないのが特性。「てんねん」は悪くないのだが、もう一つの「ぶきよう」が大問題。素がとても弱いにもかかわらず有用な装備を使った立ち回りを封印されてしまう。
そんなわけで「ぶきよう」のコロモリで本作最難関の「究極の荒野」をクリアするのは、カクレオンやユレイドルをも凌ぎ、ポケダンのレベルリセットダンジョン史上最難関と専らの噂。不可能とまで言われている。
だが、同じくレベルリセットダンジョンのかえらずの地では、敵のスキルや落ちている道具の関係で、難しいが究極の荒野ほどの難易度ではない。実際にぶきようでのクリアも確認されている。
超では技のラインナップこそ変わらないが、ステータスの改善やラピスによるステータス上昇などの救済によって、レベルリセットダンジョンのクリア難易度は大きく下がり、「聖なる跡地」のクリア報告こそ無いものの「ニャンダフルな人生」においてはクリアも確認されている。
アニメでは
ムサシのコロモリ
CV: 古島清孝
『ベストウイッシュ』にてムサシの手持ちに加わった。
「ちょうおんぱ」で相手をかく乱し、「エアスラッシュ」で攻撃するのが主。
関連イラスト