データ
概要
初代から存在する技で、強めの風を起こして攻撃する。
ポッポやピジョンの代名詞で、ひこうタイプのポケモンは最初あるいは早い段階からこの技かつつくを覚える。
基本技なので威力は低いが空を飛んでいる相手に対しては威力が2倍の80となり、威力75のエアスラッシュを上回る。
流石に実戦では使えないが、PPも多く命中率も100と安定しており、更にシナリオ序盤ではむしタイプやくさタイプのポケモンが野生に多く、またトレーナーもこれらのタイプを持っている事も多いので使い勝手は良い。
ちなみにねつぼうそうフワライドと両立出来る唯一の特殊ひこう技だったのだが、一応第8世代でエアカッターを覚えた第4世代のフワライドにとくせいパッチを使えば両立が出来、更に第9世代ではソフト単体で再びエアカッターが覚えられるようになったどころかエアスラッシュも習得可能になった為、こちらに妥協する必要が無くなった。
ポケモンGO
通常技として実装されているが、習得者がピジョット、ムクホーク、れいじゅうトルネロス、イベルタルと非常に少なく、ポッポをはじめとする序盤鳥の種ポケモンは習得者がまったくいない。なぜだ。
加えて、ピジョットとムクホークは特定のイベントでのみ習得できる特別な技として扱われているため、現状では事実上伝説ポケモン限定の技になってしまっている。こんなに敷居の高い技ではなかったはずなのだが…。
肝心の性能は、単発の威力が通常技としては破格の25(PvPでは16)で、エネルギーのチャージ量もまずまずといったところ。反面、発動時の硬直が長く、相手からの攻撃に晒されやすくなる欠点も抱えている。
余談
今でこそひこうタイプの基本的な特殊攻撃技となっているが初代(赤緑青)では何故かノーマルタイプの技でしかもポッポ一族の専用技だった。
その為、いかにも風で吹き飛びそうなゴースに効果が無いと言う笑えない事態も起きていた。
とはいえポッポは最序盤から出現し、最初から習得している技なのでこの時点でひこうタイプだと、相性で不利なフシギダネを選んだプレイヤーが序盤から地獄を見る羽目になりかねない(それ故か、ひこうタイプに変更された第2世代以降のポッポは、最初に習得している技がたいあたりに変更され、かぜおこしがレベルアップで習得に変更されている)。
なおポッポ族の初期習得技にして、自前で覚えられる技の中では最も威力の高い技となっている。