サトシのキングラー
さとしのきんぐらー
初登場時は無印の第13話で出会った当時はまだクラブだった。「全部のポケモンを捕まえると言っておきながら全然捕まえてない」とカスミにおちょくられたことが原因で、サトシが勢いで捕まえたポケモン。サトシはポケモンを繰り出すことなく、棒切れで注意を引いた隙にモンスターボールを投げてゲットしている。
しかし既に6匹所持していたため、オーキド研究所に転送されてしまい旅には同行せず。この際、アニメ版における手持ちポケモンの入れ替え方法(ポケモン図鑑の白いボタンを押す)が説明されている。
なお、サトシにオーキド博士によって蟹鍋にされていないか心配されたが、オーキド博士はあまりにも「小さすぎて食欲が湧かない」と辛辣に評価している。
当初はこのように辛辣に評価されつつも、お茶汲みをこなしたりとオーキド博士の助手として活躍し、気づけば川柳を嗜むほどの仲になっている。(クラブはハサミで器具などを斬らないように掴んでいる辺り、相当器用な個体である事がうかがえる。)その後もベトベトンが仲間になるまでは、オーキド博士に連絡を取ると一緒に映っており、サトシも気にかける描写があった。
セキエイリーグでは、第1戦のパーティとしてまさかの抜擢され、対戦する水のフィールドに合わせて急遽登板することに。
今まで活躍がなかったため、少なくとも視聴者はほとんど期待していなかったが、まさかのデビュー戦で3タテ+キングラーに進化と大出世を遂げ、鮮烈な印象を植え付けた。
このダークホースっぷりにサトシも大喜びで、以降は「旅では使っていなかったポケモンを大会でぶっつけ起用する」というパターンが染み付いた。
うずまきカップのカスミ戦では、ハサミを勢いよく振り下ろすと同時にそこからきあいだまのような謎の球形のエネルギー波を発射して遠距離への攻撃を行い、更にそのハサミを水面に打ち付けた衝撃で巨大な渦潮を4つも発生させて水中にいる相手を攻撃するという、近距離・遠距離・水中への攻撃を同時に兼ねた驚異の性能の「クラブハンマー」を披露した。
サトシがゲットした水ポケモンのうち、進化を果たすものはケロマツ系統まで出てこない。
旅にはほとんど同行していないが、重要な大会では呼び出されることがあるなど、その強さをサトシに信頼されている。
AG編では同じハサミを持つポケモンであるヘイガニと仲良くなっており、新無印では乗せている。
その後めざせポケモンマスターの第7話にて久々に登場。共に繰り出されたネギガナイトと共に岩に引っ掛かったホエルコの救出を行った。