CV:三木眞一郎
概要
新無印編第27話から登場。元々はシュートシティの橋にいたカモネギ。
初登場時には通りすがりのトレーナー相手にバトルを挑んで圧勝し、立て続けにゴウのカモネギも難なく下した。
リオルと一進一退の攻防を展開した末、「きしかいせい」を受けても立ち上がるが、そのまま戦闘不能となり、気絶してしまった。
バトルを終えた後、カモネギの素質を見込んだサトシから「仲間と一緒に強くなろう」と誘われ、ゲットされた。
サトシ初のリージョンフォームでガラル地方で捕まえたポケモン。
また、ネギガナイトに進化した60話時点で6匹全員(ピカチュウを除く)が最終形態or無進化で揃うという、異例の早さとなった。
とくせい:「ふくつのこころ」
使用技:「ぶんまわす」「れんぞくぎり」「みきり」「スターアサルト」(過去には「きあいだめ」「つじぎり」を使用)
第128話で紹介された際の二つ名は、「不屈のねぎ剣士」。
活躍
ガラルカモネギ時代
かくとう単タイプにして当初は悪タイプの技しか使えなかったが、それでかくとうタイプのリオルと良い勝負が出来た点でポテンシャルの高さが窺える。
しかし、仲間となってからの戦歴はお世辞にも良いとは言えず、同じ格闘タイプのルカリオにお株を奪われがち。そのせいか、久々に登場した際にはサトシをあまり省みなくなっており、技の指示は聞くものの闘争心のまま突っ走りがちに。
第51話:イワヤマトンネル近くでゲンバのドテッコツと対戦し、パワーに圧倒されるも、最後はお互いの「ぶんまわす」がぶつかり合い、ドテッコツの鉄骨を砕き、初の公式戦勝利となった。しかし、直後に戦ったリントのエルレイドには手も足も出ず敗北。リント曰く「パワーは凄まじいがそれに頼りすぎて粗削り、大事なものが見えていない」との事で、これを受けたサトシはカモネギとも向き合っていく事を改めて決め、共に特訓へと励みだした。
カロス地方の騎士道の館にて、ガンピによる試練を経て「主や弱き者を守る騎士道精神」を習得。サトシと共に歩み寄る心を学び、試練中に「みきり」を習得。
第60話:リントのエルレイドと再戦。途中でネギを切られてしまうが、逆にそれを利用した戦法によって3発当てた直後にネギガナイトに進化、エルレイドを打ち破りリベンジを果たした(進化条件の「3回急所に当てる」ことについて、3回カモネギの攻撃がエルレイドの胴体を貫いていたが、これがアニポケの「急所に当たる」描写なのだろうか)。
進化後
進化後の変化は性格にも現れており、進化前の荒々しい雰囲気から一転して落ち着いた物腰になり、さらにどんな些細な危機(自動車が水溜りの上を走って飛んできた飛沫など)からも身を挺してサトシを守る紳士的な佇まいと化した。さながら戦士から騎士へとジョブチェンジしたとでも言うべきか。
サトシへの懐き度も猪突猛進だったカモネギ時代と比較すると上昇しており、64話のオフショットではウオノラゴンやカイリューなど、甘えん坊な性格の彼等に混じって一緒にお風呂に入ろうとしていた。
進化してからは新無印におけるサトシの手持ちの切り込み隊長として1番手に出されることが多い。
しかし素早い相手は苦手なのか、進化してからも公式戦での成績はあまりよろしくなく、サイトウとの3度目のバトルでは、カイリキーにはれんぞくぎりでダメージを与えられたものの、交代で出て来たルチャブルにはゴッドバードで力負けしてしまった(奇しくも、初戦でも負けてしまっている)。
第103話でスターアサルトを覚えるが、最初は不安定だった。しかしウオノラゴンのかみつきによって安定し感覚を覚え、スターアサルトを完全にモノとした。その甲斐あって、翌第104話のドラセナとのバトルでは、メガチルタリスの撃破に成功した(直後に自身も倒れて相討ちとなったが)。
マスターズトーナメント・セミファイナルのシロナ戦では、直前にガブリアスが撒いていたステルスロックを盾をぶんまわすことで粉砕し、ミロカロスに果敢に挑んだ末、見事(相討ちでない)勝利、ウオノラゴンの頑張りに報いた。ガブリアス戦では負けてしまうも、スターアサルトでガブリアスに大ダメージを与えてルカリオの勝利に繋げた。
(上記のステルスロック粉砕戦法は、シンオウリーグ・シンジ戦で、ゴウカザルがドラピオンのどくびし(設置技つながり)をかき消したのを彷彿とさせる)
そして、ファイナルバトルのダンデ戦では白星をあげられなかったものの、バリコオルの作った氷のフィールドを「斬る」事でサイコフィールドを霧散させたり、強敵ゴリランダーにスターアサルトで大ダメージを与えてウオノラゴンの勝利に繋げるなど、騎士道精神に恥じぬ「縁の下の力持ち」的な役割を果たした。
128話のPWCS NEWS(ポケモンワールドチャンピオンシップスニュース)独占情報によるとバトル以外でもサトシや仲間たちを守っているらしく、報道陣を蹴散らす光景はバトル後の風物詩になっているとか。