ネンドール
ねんどーる
全国図鑑 | No.0344 |
---|---|
ホウエン図鑑 | No.132 |
イッシュ図鑑 | No.170 |
アローラ図鑑 | No.311 |
ガラル図鑑 | No.083 |
ローマ字表記 | Nendoll |
ぶんるい | どぐうポケモン |
タイプ | じめん / エスパー |
たかさ | 1.5m |
おもさ | 108.0kg |
せいべつ | 不明 |
特性 | ふゆう |
タマゴグループ | こうぶつ |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ネンドール | 念力+粘土+doll(英語で人形) |
英語・スペイン語・イタリア語・ポーランド語 | Claydol | clay(ねんど)+doll(人形) |
ドイツ語 | Lepumentas | |
フランス語 | Kaorine | |
韓国語 | 점토도리 | |
中国語 | 念力土偶 |
ポケットモンスター 第3世代『ルビー・サファイア』から登場したヤジロンの進化系。
遮光器土偶がモデルとされ、名前の由来は「念力」+「粘土」+「ドール(人形)」。
全方位を見渡す八個もの不気味な赤い目が特徴的だが、前二つの目が閉じていてヤジロンの面影を感じさせる。
土偶としては、丸っこく女性的に見えなくもないデザイン。モデルとなった遮光器土偶も、女性をかたどったものだと言われている。ただし、ネンドール自体に性別の概念はない。
マラカスのような丸い腕を身体から切り離し、念力で自在に操れる。この両手からビームを発射することも可能。
2万年前に古代人の作った泥人形が怪光線を浴びて命を宿し、生まれたとされている。
進化前のヤジロンが古代人と暮らしていたらしき記述があることから、ネンドールも長い時間をかけて最近ポケモンになったわけではなく、当時の技術で作られたゴーレムのような存在なのではないかと推察できる。
誕生の経緯が似ているゴルーグとは第七世代で対として扱われており、USではゴビット、UMではヤジロンがそれぞれハイナ砂漠に生息している。
どうやらモデルが存在するらしく、2万年前の人々が出会った空から降りてきた何かを模して作ったのだとか…遮光器土偶に纏わる都市伝説よろしく、モデルは宇宙人なのだろうか。
あくまで元が泥人形であるせいか水はとても苦手で、濡れると体が溶けてしまうらしい。雨の日はサイコパワーで全身を包み防水している模様。
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
60 | 70 | 105 | 70 | 120 | 75 | 500 |
- 能力は特防が高く、次いで防御が高い。HPが低いので総合耐久はそこそこといったところで、攻撃力は物理特殊ともに控えめ。鈍そうな見た目に反して素早さは75もあり中速ド真ん中くらい。全体的にはバランス型と評せるポケモンである。
- 大半の浮いているポケモンの宿命として、特性は「ふゆう」のみ。じめん技が効かないメリットよりも「サイコフィールド」の恩恵を受けられないデメリットの方が痛かったりする。ドータクンやマタドガスはふゆう以外の特性も貰えたので、ネンドールも今後の特性追加に期待したい。
- 第9世代現在に至るまで固有の「じめん/エスパー」という複合タイプを持つポケモン。豊富な一致技の他にいわ技やこおり技など攻撃範囲に優れたサブウエポンを取りそろえており、一貫性の高いでんきとじめんを両方無効にするという珍しい耐性の持ち主でもある。
- が、弱点が多く火力スピード耐久どれをとっても中途半端で、どうにも器用貧乏感が拭えない。じめんに加えいわやかくとうに耐性があるので物理受けにしたいのに、ステータスが特防>防御なのもちょっと残念なポイント。
- 単なる耐久型としては欠点が目立つものの、壁張りや「トリックルーム」「ステルスロック」に加えて「だいばくはつ」を覚えるため、場作り要員としてはそれなりの適性がある。この場合、中途半端な素早さは細かく調整できるという点でメリットにもなる。弱点技も下手な一発くらいなら耐える耐久を活かし、いっそのことじゃくてんほけんを持たせて低い火力を補うアタッカー運用も良いかもしれない。
- このように役割をしっかり定めて育てれば活躍の場は作ってやれる。技自体は充実しているので、パーティと相談して上手に使ってやりたい。
ゲーム版
- フウとラン:ジムリーダー(ホウエン)
- ダイゴ:ホウエンチャンピオン
- ユウキ:RSE・ORASライバル
- ハルカ:RSE・ORASライバル
- バク:ポケモントレーナー
- ヤーコン:ジムリーダー(イッシュ)
- ザオボー:エーテル財団
- バーダン:ジムチャレンジャー
アニメ版
- ロバート(AG123話)
- ウコン(AG164話)
- バク(DP181話)
漫画版
- バク(ポケスペ)
- ザオボー(ポケスペ)
『ポケモンGO』
『ポケモンレンジャー光の軌跡』
- ミッション「パネマとレイラを助け出せ」で、オブリビア遺跡でヨロイビトが繰り出すネンドール達が登場する。巡回しているネンドールに見つかると入口に戻されるので、見つからない様に進む。なおサマヨイの森などに登場したサマヨールと異なり360度どの位置から触れても捕まってしまうためキャプチャは不可能。そのためキャプチャ出来るのは最奥部に登場する、敵意の無い怯えた1個体のみとなっている。
アニポケ シリーズ
- イザベ島の巨大ネンドール
AG104話にて、イザベ島の「滅びの谷」と呼ばれる場所の湖に封印されていた巨大なネンドール。
『その昔破壊の限りを尽くし七日七晩暴れまわり、世界が破滅かと思われた時、ある賢者が新たな岩のモンスターボールを呼び寄せて巨大ネンドールを封印した』との事。
しかしロケット団が再びネンドールを復活させてしまい、サトシ達は再び封印しようとするが悪戦苦闘、しかしロケット団のソーナンスの活躍(…?)もあり再び巨大モンスターボールの中に封印できた。
- ロバートのネンドール
AG123話のグランドフェスティバルファイナルステージでロバートが出したポケモン。ミロカロスの竜巻の中から現れ「はかいこうせん」を放ちシュウのポケモンを破った。
- ウコンのネンドール
AG164話でウコンが最後に出したポケモン。地形を使って「こうそくスピン」の威力を増大させる戦法を得意とし、サトシのオオスバメを砂を含ませた「こうそくスピン」で追い詰めて「はかいこうせん」で倒す。
対ジュカイン戦もほぼ同じ戦法で攻撃してくるが、今度は雨が味方して「こうそくスピン」に雨と岩を含ませてジュカインを攻撃して追い詰める。しかし、バトル中にジュカインが習得した「ソーラービーム」を受けて倒された。
- バクのネンドール
DP181話で登場。こちらでは元々の手持ちではなく、遺跡の守護をしていた個体を捕獲する形で手持ちとなっている(なので、当初から連れているのはヤジロン)。
使用技は「れいとうビーム」「サイケこうせん」「こうそくスピン」「ひかりのかべ」
- 劇場版『アルセウス超克の時空へ』
古代のミチーナでヤジロンと共に登場しており、アルセウスを攻撃する為に使役させられていた。
その他
コメント
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