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原作『ポケットモンスター サン・ムーン』及び『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』におけるカキについてはカキ(トレーナー)の記事を参照。


CV:石川界人


「Zリングを持つからには、それなりの覚悟が必要なんだぞ」


概要編集

アニメ『ポケットモンスター サン&ムーン』(以下SM編)のレギュラーキャラクター。

ゲーム版とは異なりキャプテンという立場ではなく、ポケモンスクールの生徒である一般トレーナーである。


クラスメートのサトシとはよくバトルの特訓をしており、ククイ博士からは「『10まんボルト』と『かえんほうしゃ』のぶつかり合い」と喩えられ、ライバルであると同時に良い友人関係を築いている。


人物編集

容姿編集

外見・服装共にゲーム版準拠のデザイン。サトシ含むクラスメートの中では一番背が高い。

年齢に関する考察はこちらを参照のこと。


トゲデマルが爆走して思いっきりぶつかっても微動だにしないほどの首と上半身の強さの持ち主。

13話のポケモンパンケーキレースでは、自分のポケモンを牽引する第2種目で大型のバクガメスを懸命に引っ張るも、その重量(212kg)故に大苦戦。それでも最後まで諦めない熱血ぶりを見せているが、レースは終了し日も暮れてしまい、バクガメスも申し訳なさそうな表情をしていた。

42話でガラガラが野生のイワークを怒らせ逃げる羽目になった際は、バクガメスとガラガラを2体とも担ぎ上げて走っていた。


ポケモンスクールでも自宅でも常に半裸だが、ポケベース回ではユニフォームを着ており、ウルトラガーディアンズとしての活動時には他のメンバー同様専用のコスチュームを着用する。

ぽけまとめ


性格編集

一人称は「俺」。ゲーム本編と同様に普段は冷静かつ真面目、礼儀や伝統を重んじる優等生だが、ポケモンバトルの際には激情を露わにする熱血漢でもある。

朝や昼は実家の牧場を手伝い、夜にはバトルの特訓をするなど非常にストイック。


やや軽率なサトシの言動を諌めたり、理屈っぽいマーマネにツッコミを入れたりするなど、ぶっきらぼうなお世話役といった立ち位置。一方で、釣りの授業の先生として選ばれ緊張しているスイレンを励ましたり、ロケット団撃退に大きく貢献した彼女のアシマリを「今日のMVPだな」と褒めたりするなど、周りを気遣う保護者的な一面もあり、SM編におけるタケシポジションでもある。

カキくんとサトシ

一方で、釣りの経過が良くないことを「自分はほのおタイプの使い手だからみずタイプとは相性が悪い」と誤魔化し(5話)、「カイオーガが釣れちゃいます!」というスイレンの冗談をサトシ共々真に受け(5話予告)、ドロバンコの扱い方の注意点をサトシが酷い目に遭った後に言う(11話)など、プライドは高いがドジなところもある。

普段リザードンでアローラ中を飛び回っている割に飛行機は苦手で、マーマネに「リザードンで飛ぶほうがよっぽど怖い」と突っ込まれていた。

60話では高所に慣れさせるため、後ろにリーリエを乗せて飛んでいる。


島の伝統を大切にする性分であるが故に、カントーのダグトリオを見た瞬間「神聖なヒゲが抜け落ちてしまっている!」とショックで泣き出していた。

またほのおタイプに対する愛が認められたのか、気難しいカントーのギャロップにいきなり乗馬を許されている。ポケモンもカキの想いを読み取ったのだろうか。


男性のレギュラーキャラクターの中では(歴代が個性派揃いなのもあるが)、良く言えば堅実で大人っぽい、逆に言えば特徴が少ない。

と思われていたが……


家庭環境編集

自宅編集

ゲーム本編と異なり実家はアーカラ島にある広大な牧場。ケンタロスミルタンクドロバンコ、牧羊犬のハーデリアなどがおり、モーモーミルクのアイスクリームが名物。

スクールに通う傍ら、早朝からモーモーミルクの配達やドロバンコなどの世話を手伝っている。アニメでは踊りに関する設定は見られない。


家族編集

牧場を守った熱き家族!

11話に登場。家族は牧場の社長でもある父親・シブ、豪快な母親・アマラと年の離れた妹・ホシ(それぞれ渋柿・甘柿・干し柿が由来と思われる)、そして現在は故人だが祖父もいたことが判明している。いずれも褐色肌で、髪の質は祖父似。黒と赤の入り混じった髪は母親からの遺伝のようで、父親のシブは黒一色であるのを見ると彼は入り婿の可能性が高い。

妹のホシはスイレンの妹たちと異なり、ゲームには登場しないアニメオリジナルキャラクター。


妹のホシに対してはかなりの過保護で、彼女が重いものを運んでいる姿を見つけると血相を変えて飛んでいくほど。ホシに対しては一人称が「兄ちゃん」になり、サトシに「かわいい妹」と紹介した他、見送られる時にはサトシが引くほどのにやけ顔をさらした。

DJレオとアローラダグトリオのユニットライブにて全員金髪のカツラを付けて参加しようと提案された際(23話)には、最後まで拒否し続けていたが、目を輝かせてお願いするホシに根負けしボブヘアーのカツラを被った。ライブ後は感涙してカツラを「Zリングの次に大事にする」とまで言い出していた。

センシティブな作品

アニメのカキもゲームとは違う意味でネタキャラであった。


ポケモントレーナーとして編集

カキとZリング編集

劇中当初、クラスでは唯一アーカラ島のしまクイーンライチの大試練をクリアしており、彼女からホノオZクリスタル付きのZリングを授けられている。

初登場時はスカル団のメンバー3人に絡まれバトルをする羽目になり、割り込んできたサトシとタッグを組む。バクガメスとのZワザダイナミックフルフレイム」でスカル団のポケモンを一掃し、サトシを感激させた。

Zワザの前口上は「俺の全身、全霊、全力!全てのZよ、アーカラの山の如く、熱き炎となって燃えよ!」(ホノオZ)。


「Zリングを持つ者は類い稀なるポケモンとの絆と神聖な思いを持たければならない」という強い信念を持っており、2話予告でカプ・コケコの名前で早口言葉をしていたサトシとマオに怒っていたことからも、Zワザとカプ神に対して非常に真摯であることが窺える。52話での予告でも、サトシたちは4体の早口言葉を言ったせいで再び激怒された。


カプ・コケコからZリングを授かったサトシに対しては当初、「これで自分もZワザを使えるのか」と浮かれる彼を厳しくたしなめ、島めぐりに挑むことを決めた彼への協力を渋るなど、不満や嫉妬ともとれる態度を取っていた。だが、サトシがZワザを尊重する意思を素直に示したことや、マオたちに背中を押されたこともあり、「仕方ない」と言いながらも協力することにしている(仕事で忙しいため協力を渋った部分もあるのかもしれないが)。

そのため、17話でサトシがデンキZをなくしたと知ると火山噴火の如く、大魔人並の凄い形相で激怒(マーマネ「終わったね、サトシの人生アローラガールズウンウン」)、更にその後ロトムのせいだと知ると(自分を犯人だと推理していたこともあってか)、豪鬼勇次郎闇マリクなどと称される(この回を担当した演出家は後者の演出家と同一人物)程の形相でロトムを追い回した(マーマネ「終わったね、ロトムの人生アローラガールズウンウン」)。

これらの言動は元しまキングであった祖父の遺言でもあったようで、「命を破壊する炎ではなく、命を育てる炎の使い手となれ」と幼い頃に教えられたとのこと。

また、手持ちのZリングは祖父の形見で、ライチから資格として与えられた品でもある。


実力は確かだがZワザに頼りすぎるところがあり、アローラガラガラとの初戦やタケシのメガハガネール戦ではいずれもZワザで相手を倒し損ね、反撃を食らい敗れている。


アローラリーグでは初戦でアセロラに、2回戦でマーマネに勝利し、準決勝でグラジオと激突。彼とは共に妹を持つ兄同士だが、グラジオが妹・リーリエの声援に顔を赤らめうつむく一方で、自身はホシの声援に満面の笑みで応えていた。

VS

グラジオのルガルガンにガラガラを倒され、土壇場で「きあいだま」を覚えたバクガメスで反撃に成功するが、Zワザ「ダイナミックフルフレイム」に耐えたシルヴァディの前に敗れる。決勝戦でのサトシとのバトルこそ叶わなかったが、この対決を通してグラジオともライバルとして認め合った。


アーカラ島以外の島めぐりには挑戦しておらず、サトシが短期間で全てを終えた影響もあり、今後残りに挑戦しいずれは「しまキングになる」という夢を語った。長期休暇中はライチの下で修行するようで、クラスメートの多くが遠方に旅立つ中、マオ同様現地に留まっている。


新無印編第37話での再登場時には、サトシの現相棒であるゴウを「サトシのライバルとして相応しいかどうか見極める」と言い出し、バトルを申し込む。

「サトシの一番側にいる人間は彼の夢を手助けできるくらい強くなければならない」という思いからの行動だったが、自分自身の夢を既に持っているゴウは、自分はサトシのライバルではない、サトシの夢を手助けするつもりはないと宣言。それでもリサーチフェローのパートナーとして、友人として、サトシの前では恥ずかしくないバトルをしようと食らいついてくるゴウの熱さを認め、最後は「サトシをよろしくな」と手を差し出した。

その後、第112話でも再登場。サトシやリーリエ達が帰った時のパーティーに彼だけいなかったのは、「サトシに負けたくない」からと山籠もりしていたかららしい。その数日後に行なわれたバトルロイヤルに、サトシ・ククイ博士・グラジオと共に出場。アローラガラガラで立ち向かい、ピカチュウ達と互角に立ち回りつつも、グラジオにも負けたくない思いから、グラジオのウツロイドを見事撃破。仲間にしたばかりだったとはいえ、一般ポケモンでウルトラビーストを倒し、アローラリーグでのリベンジを果たすという大金星を成し遂げた。


手持ちポケモン編集

いずれもほのおタイプであるが、タマゴグループがかいじゅうという点も共通している。

カキさんとバクガメスと

カキのパートナーポケモン。元々は牧場近くの池で占領したシザリガー相手に立ち向かっていったのを、配達帰りに気に止めて助力したことがきっかけで手持ちに加わった。

上述の通りZワザを使える他、甲羅のトゲを爆発させて複数の相手にダメージを与える、Zワザが使えない時点でしまクイーンのポケモンに勝利するなど、高い戦闘力を持つ。炎で調理を行えるが、焼き加減の調節は苦手な模様。

中の人はこれまでカメックスも担当。気のせいか、1話での鳴き声が「カメックス」と聞こえた視聴者もいるらしい。

使用技:「トラップシェル」「かえんほうしゃ」「ドラゴンテール」「からをやぶる」「きあいだま」


お題まとめ

カキの通学や配達の仕事において活躍しているポケモン。スカル団とのバトルで戦わせなかったことから、ライド専用の可能性が高いと思われていたが、11話で祖父のパートナーであったことが判明する。現役第一線を退いてもガタイが良いように見える。

バトルの腕前は不明だが、サトシのリザードンも修行以前はサトシを乗せるとまともに飛べなかった(ファン曰く「それより前に飛んでいたので後付け」)ことを考えると、カキとかなり重い乳製品を乗せてアローラの島々を時間に追われながら日々飛び回っているので、パワー・スピード・スタミナはかなりのもの。

バクガメスとガラガラが囚われた際には単身でカプ・レヒレの試練を突破し、ひこうZを獲得し「ファイナルダイブクラッシュ」を使用可能になるなどまだまだ健在である。

その後、アローラリーグではマーマネのクワガノンと互角のバトルの末勝利し、カキをベスト4に導いた。リーグ終了後のサトシとの野良バトルでは、ルガルガンと勝負するも惜敗している。

ちなみにウルトラガーディアンズとして出動する際のライドポケモンの中では、唯一本人の手持ちポケモンである。

厳密には老個体とは言われていないが、似たような立場ではケンジのストライクがいる。

使用技:「かえんほうしゃ」「ほのおのパンチ」「きりさく」「つばめがえし


カキ&ガラガラ

34話で初登場。ヴェラの火祭りに必要なヴェラの冠を奪い逃走。追撃したカキのバクガメスを、持ち前の機動力で翻弄し負かす実力の持ち主。だが、闘志を胸に秘め再起し「からをやぶる」でスピードを上げたバクガメスに敗れた。

バトル中に今よりも強くなりたいことを悟ったカキが手持ちに加えたものの、凄まじく負けず嫌いな性格の様子。加えて喧嘩っ早く、同じく負けず嫌いなタケシの(カントーの)ガラガラを見た瞬間取っ組み合いとなったり、こちらが何もしなければ比較的大人しいイワークを攻撃して怒らせたりしたこともある。

ブルガンエレキブルの技「かみなりパンチ」が当たり痺れて動けない描写があったことから、特性は「のろわれボディ」か隠れ特性の「いしあたま」のどちらかと思われる。

使用技:「シャドーボーン」「ホネブーメラン」「ずつき」「フレアドライブ」「アイアンヘッド


関連イラスト編集

カキ×バクガメス

アローラ!カキホシちゃん


関連タグ編集

カキ(トレーナー)

アニポケ サン&ムーン サトシのライバル

ポケモンスクール アローラスクール組 歴代男性同行者(サトシの旅仲間)

ホシ(アニポケ) シスコン

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